学校を卒業して大きな希望とやる気をもって会社に就職したものの、入社1年目で仕事を辞めたいと思っている方がけっこういます。悩んでまわりに相談したとしてもせっかく入社したのだからもう少し頑張ってみたらと言われて、そのまま会社に居続けて苦しい思いをしている方もたくさんいることでしょう。そこで、入社1年目で転職をするのはアリなのかについて考えてみました。

入社1年目で転職したいと思う理由

思っていた仕事と違う

 

1つ目は自分がやりたいと思っていた仕事の内容と大幅に違っていたということです。多くの部署があって、自分の希望とは全く異なる部署に配属されたり、希望の部署に入ることができた場合でも仕事の内容が思っていたものとギャップがあったりということがこれに当たります。会社の事業内容を就職試験のときにきちんと調べていなかったなど自分に原因がある場合もありますが、学生のときからいきなりポンと会社に入りますから会社を見る目がないのは当然と言えば当然のことです。

成長が見込めない・将来が不安

2つ目はこの会社にずっといても自分自身の成長を期待することができない、将来がとても不安と考えることです。まわりの上司や先輩が苦しそうに仕事をしている姿を目にしたり、自分の今行っている仕事内容を振り返ってみたりすると、漠然とではあっても自分は果たして成長することができるのか?と考えてもおかしくはありません。また、会社の業績が芳しくない場合には将来がとても不安と感じることでしょう。

人間関係が上手くいかない

3つ目は、人間関係がうまくいかないということです。転職をしたいと思う最も大きな理由がこれではないでしょうか?たとえ仕事の内容に不満があったとしても、人間関係がうまくいっていれば、精神的に余裕が生まれて、改善していこうという前向きな気持ちが生まれてくる可能性は十分ありますが、人間関係がうまくいっていないと全てをマイナス思考が包んでしまいます。自分でなんとかしようとして動き回ったとしても逆効果で、かえって追い込まれる結果になってしまいます。

転職したいと思っても行動に移ることができない理由

石の上にも3年という言葉

 

まず1つ目はどんなことがあっても会社を辞めずに3年間は働いてから判断するという考え方があることです。入社してすぐの頃は、一連の仕事の流れのなかの一部分の仕事を任されます。それをこなしていって、少しずつ仕事を覚えることができますし、3年間もすれば仕事に慣れて理解がかなり深まるからです。しかし、ブラックな企業に就職していたら3年間経過したところで待遇が良くなるわけはありませんし、自分のやりたいものはこれだという絶対的なものがあるなら3年間という期間にこだわることはないでしょう。

不安や恥ずかしさ

 

2つ目は、経歴に傷がつくから不安だとか、周りにどう思われるのか考えただけでも恥ずかしいということです。入社1年目で辞めることになれば、まわりからちょっときつめの当たりがあったからすぐ辞めてしまったんだろ、根性ないな~とまわりから思われてしまうと考えてしまいます。また、採用選考のときには経歴をみられますから1年目で辞めているということが分かれば、かなりのマイナスからのスタートになってしまうと考えてしまいます。しかし転職することが普通になった現代においては、多少の不利はあるかもしれませんが、採用担当者からそこまで悪いイメージを持たれるということはありません。

入社1年目で転職するメリット

求人が豊富にある

1つ目は求人が豊富にあるということです。求人がたくさんあれば、自分の希望と照らし合わせてヒットするものがかなりあるでしょうし、やりたいことがもし決まっているのであれば、思い切って未経験のジャンルにチャレンジすることも可能です。ある程度社会人の経験を重ねてしまうと、転職をするにしても同業の他社であったり、未経験のものだとしても今の仕事に関連するものでないと転職をすることは難しいですが、入社1年目ではまだまだ可能性を秘めているので未経験の業種でも可能になります。

金銭面でお得

2つ目は、金銭面でお得だということです。今の会社でもう少し我慢して働いて結果退職することになると退職金はもらえたとしてもわずかです。しかし、自分に合っている会社を見つけて転職して長期間働いた場合には、たくさんの退職金を手に入れることができます。仕事を辞めたいと思ったら、1年目だとしても早めに行動をおこすのは悪くはありません。

 

年齢が若い場合、第二新卒として転職が出来る

3つ目は年齢が若い場合第二新卒として転職が出来るという点です。
新卒1年目で辞めて転職するのであれば、通常の中途採用としてもいけますし、場合によっては第二新卒として採用してもらうことも可能となります。
だいたい第二新卒は25歳以下などの年齢制限がありますので、そういった部分でも早めの転職活動ほ利点があります。
そして、中途採用と違い第二新卒で入ることが出来れば、新卒と同じように手厚い研修や、多くの同期を得ることもできますので、こういった部分もメリットかと思います。
もちろん中途採用で入っても、研修を行ってくれますし、即戦力としてはじめから雑用などではなくバリバリと働かせてもらえるという利点もありますので、この採用方法はご自身で向いている方で選んで、転職活動を行ってもいいかと思います。

 

いじめや仕事が合わない場合は早期退職が吉

 

明確に会社のカラーと合わず、いじめられていたり、上司とあわなかったりして精神的に辛い方は無理してその会社に居続ける必要はありません。

世の中には様々な仕事があり、貴方に向いている、そして貴方に優しい会社も必ずあります。

仕事が出来ない自分が悪いと考えてしまう人もいるようですが、自分のことばかり責めずに、無理をしないで辞める勇気を持つことも必要です。

いじめだけに限らず、明らかに労働環境や条件が悪く、体力的にも精神的にも辛い思いをしている方は、辞める勇気をもって、1年目で早いうちに転職してしまっても良いです。

 

入社1年で転職をするデメリット

辞め癖がついてしまう

入社1年で転職を考える人の中には、仕事の内容が面白くない、やりがいを感じない、自分には向いていない等と感じている方も多くいるのではないかと思います。

そういった考えを持つことが悪いとは思いませんし、実際に私自身もそういった理由で転職をしたことがあります。しかしそれが絶対に悪いとは言えません。

ただし、上記のような理由で転職を考える方は特に慎重に転職を考えるべきです。

なぜかと言えば、こういった理由で転職してしまう人は1歩間違うと辞め癖がついてしまう恐れがあるからです。

仕事をしていれば、どんなに好きな仕事を選び、働いていたとしても、好きなことだけをすることは不可能だと思います。必ず嫌な仕事やつまらない仕事もあります。新人時代は特に雑用が多く、自分の理想の仕事とは程遠いと感じることも多くあるかとも思います。

新人時代の一時の雑務がつまらなくて、仕事を面白くないと感じ、自分にはこんな仕事は向いていないと考えている人には転職はオススメ出来ません。

もう少し辛抱をして、しっかり腰を据えて仕事に向き合ってみると今までつまらないと感じていた事も、次のステップに繋がることもありますので、自分自身によく問いかけて、本当に向いていないのか、つまらないと感じる理由はどこにあるのか探ってみてください。

私自身は就職活動で失敗して、本当はこの業界で働きたいわけじゃないと考えながらも入社した会社だったこともあり、つまらないと感じる理由が明確でした。

もっと違う仕事がしたいのに…!っと言う思いがずっと心の中にあったので、転職を考える上でもとてもスムーズでした。そういった明確な意志を持って考える人は良いのですが、漠然とした思いだけでは絶対にオススメしません。
会社側もあなた1人を採用し、研修することに多大な財産を使っているのです。

 

まとめ

入社1年目での転職はあまりいいイメージを持たれないかもしれませんが、意外とメリットはたくさんあります。ただ、転職して前の会社のほうが良かったと後悔をしないためにも転職をするならしっかり企業研究をして自分に合った会社を見つけることが大事になります。