結婚は、好意をもった男性、女性と一生を添い遂げるものです。相手さえ見つかってしまえば、結婚は簡単にすることができると思っている人も大勢いることでしょう。ではブラック企業で働いていたとしても、果たして結婚をすることができるのでしょうか?

結論から言ってしまえば、極めて難しいと言わざるを得ません。そこで、ブラック企業で働いていると結婚することが難しい理由について、一つずつ説明していきたいと思います。

 

ブラック企業とは

 

今日本では、多くの企業が存在していますが、その中で、働き手にとって待遇の良くない企業、いわゆるブラック企業はかなり多く存在しています。

では、具体的に。ブラック企業とは、どのような企業のことを指すのでしょうか。

例えば、過重労働これは、かなりよく聞く問題であり、あまりにも仕事量が多くほぼ毎日多くの残業をさせられたりします。この過重労働がある場合は、大抵上司や先輩からのパワハラ問題もある環境であることが多いです。

上司や先輩からのパワハラによって、結局残業せざる終えない環境にあることが、直接関わっていることも少なくありません。次に、低賃金であることもブラック企業の問題で、多く取り上げられています。

仕事の量の割には、賃金が低いことや、一番多いのは、たくさん残業しても、残業代がつかないことです。

このような問題を抱えたブラック企業ですが、ここに勤めている若者達は、永遠にここで働き続けるべきなのでしょうか。

そして、例えば結婚して家庭を持った場合、ブラック企業に勤めていて仕事と家庭を両立することが、果たして出来るのでしょうか。

 

そもそも結婚をするチャンスが少ない

ブラック企業で働いていると自覚がある人も多くいると思いますが、そういった人はなかなか結婚をするチャンスにめぐりあえないということが言えます。

結婚ができないというわけではないものの、ブラック企業で働いている人が結婚願望を持っている場合には、自分が結婚するハードルが高いということを認識しておかないといけないのです。

それは具体的にどういったことが理由か?ということになりますけど、まず1つ目として重要なのは、ブラック企業で働いている人は社内恋愛は厳しいということです。

ブラック企業で働いている女性がいたとしても、その人も自身が働いている会社がブラック企業であるという認識があるでしょう。

そうなると、同じ会社で働いている男性に対して魅力を感じづらいのです。

同じ会社で働いている男性はブラック企業の社員なので、将来性について全く有望さを感じないでしょうし、この会社がちゃんと未来において残っているのか?どうかも不安でしょう。

したがって、ブラック企業で働いている男性にとって、社内恋愛で結婚するのは難しいのです。

また、社外で結婚相手を探そうとしても、ブラック企業に勤めているとそもそも仕事以外に時間を費やすことがきつい場合があります。

ブラック企業というのは社員に長時間労働をさせるところが特徴でもあるので、物理的に婚活に使える時間が少ないとなれば、結婚相手を見つけるチャンスが少ないので、どうしてもブラック企業で働いている人は結婚をするためのハードルが高いのです。

こういったところはブラック企業で働いている人は知っておくべき注意点になります。

 

結婚後に職を失う可能性がある

ブラック企業で働いている人が結婚できないわけではないので、少ないチャンスをものにすれば、結婚ができるということも言えます。

しかし、仮に結婚できたとしても、その後会社がどうなるか?というのは分かりません。

ブラック企業は違法な労働が常態化している企業である可能性が高いですが、それは違法な労働をさせないと会社が生き残れないからという理由もあるでしょう。

つまり、まともな労働のみでは会社が生き残れないからこそブラック企業になってしまっているという意味では、本来の会社の実力はものすごく低いわけです。

そうなると、違法労働で生き残っている会社というのは、この先どうなるのか?本当に心配でしょう。

働いている本人にとってもそうですが、結婚相手にとっても気がかりということが言えると思います。

ブラック企業は違法労働をさせない企業を一定数あることを前提にして、自社が違法労働をさせるからこそ生き残っているので、今後ブラック企業の数がどんどん増えていくと、違法労働をさせている部分によって生まれる差が他社となくなっていきますから、倒産する確率はどんどん高まるのです。

せっかく結婚をしても職を失うかもしれない不安は常につきまとうわけですから、そういった点はブラック企業で働いている人が結婚する際には注意しておかないといけないですし、結婚相手も注意しておかないといけない部分でしょう。

 

時間的な制約がかなりある

ブラック企業の特徴として思いあたることといえば、圧倒的な残業時間の多さです。平日は朝早くから満員電車に揺られながら出勤し、仕事が終わるのが終電の時間というのが普通のことであったり、休日も仕事の依頼の電話があって出勤させられたりして、月の休日が数日などということがよくあります。

場合によったら、ご飯を食べる時間や寝る時間も削らなくてはいけないこともあります。人として生きていくうえでの最低限のことがろくにできない状態が続くようであれば、結婚を考えられるような時間もありませんし、結婚につながるような行動をすることができません。

会社にいる時間が長いですから、職場に出会いを求めればいいという考え方もあるかもしれませんが、職場環境が劣悪であることから、全員がまわりを見る余裕がないことが考えられるため、異性の対象として目にとまることはまずありえません。

そのような空気になることもありません。職場に出会いがないのであれば、数日の休みを利用して合コンに出かけたり、婚活をしたりという方法もあるかもしれませんが、休みであったとしても仕事のことが頭から離れることがないため、その場所を単純に楽しむことができません。

また、仕事の疲れが尋常に溜まってしまっているため、出かけるということができずに何も考えずに一日寝てごろごろして終わってしまう場合もあります。仮に出かけることができたとしても、時間の大部分を仕事に費やしているため、相手を楽しませることのできる話題を持ち合わせていません。表情にも仕事の疲れが隠そうと思っても出てしまいます。もしかしたら、話しの大半が仕事の愚痴になってしまって、相手が離れていってしまうことが容易に想像できてしまいます。出会いが次第になくなっていき、結婚を考えることができなくなります。

相手の気持ちに立った考え方ができなくなる

時間的な制約があることはもちろんですが、気持ちのうえでの余裕がなくなってしまいます。仕事の場では自分の気持ちを抑えて、たとえ嫌な気持ちがあったとしても職場の上司のパワハラなどによって仕方なく黙々と仕事をすることがよくありますが、仕事の場をいったん離れると気持ちの制御ができずに不満が爆発して、24時間いつもイライラしてしまいます。

自分のことしか考えることができず、相手の気持ちを考えて行動や発言をすることができなくなってしまいます。たとえ相手に巡り合ったとしても、ささいなことから大げんかになって、自分が悪いことを認めようとせず、独りよがりの考え方や言い訳をしてしまうこともよくあります。なぜこんなことを言ってしまったのだろうとはどこかでは思っているものの、自分の気持ちをコントロールすることができないため、謝ることすらできません。精神的に疲れ切っている状態では結婚をすることが難しくなります。

結婚するまでにはたくさんのイベント事がある

男性が女性に結婚してください、と稀に逆の場合もありますが、プロポーズをして、じゃ婚姻届をササっと書いて、役所にレッツゴー・・・なんていうことはまずないことでしょう。

プロポーズをしたらお気に入りの指輪を探して、相手の両親に紹介して結婚の許しを得て、両家の顔合わせをして、婚姻届の保証人を探して、入籍をしたら結婚式場を押さえて、結婚式のプランを練って思い出に残る結婚式にして、サプライズを用意して、新婚旅行に行って、などとたくさんのイベント事があります。

質素に終わらせることもできるかもしれませんが、結婚は一大イベントですから、できるものはたくさんしたいものです。しかし、ブラック企業で働いていると、時間的な制約があることは前に述べましたが、結婚の準備をする時間などというものは存在しません。精神的な余裕もないため、たとえ時間をなんとか確保したとしても純粋に一つ一つのイベントを楽しめなくなってしまいます。そんな状態では、結婚できたとしても末路はすでに見えています。

もし結婚したとしても責任がつきまとう

時間的、精神的な余裕がなかったとしても気合で乗り切って結婚できる人も中にはいるかもしれません。結婚できるだけでもすごいことかもしれませんが、仮に結婚できたとしてもその後に苦労はつきまといます。

主な苦労としては2つあり、まず1つ目は結婚をすることによって責任が生まれることです。独身のころは、ブラック企業に働いていてもうしんどい、辞めてしまいたいと思えば上司からの圧力などによって多少は苦労するかもしれませんが、いずれは退職することができるでしょう。退職したあとは、自分のやりたいことを見つけて、それを叶えられる会社に転職すればいいだけです。場合によったら独立して生計を立てるという手もあります。

しかし、結婚した状態で仕事を辞めてしまうことになれば、その世帯の収入はゼロになってしまいます。家族を守っていかなければならない状態でそんなことになれば目も当てられません。結婚したら自分のことばかり考えていてはいけません。独立などというリスクを冒すわけにはいきません。収入がゼロにならないためにすることで手っ取り早い方法は、会社を退職せずにそのまま居続けることです。状況が改善することのない会社で我慢して働かなければいけなくなります。

結婚しても2人で過ごせる時間がかなり少なくなる

ブラック企業で働いている人が結婚をしても、相変わらず仕事にかなりの時間をとられてしまうわけです。

そうなると、結婚をしても平日はなかなか2人で過ごせる時間というのが少ないです。

朝出勤する前と夜帰ってきた後がメインになりますが、ブラック企業の社員はとにかく長時間労働が当たり前ですから、朝は奥さんが起きる前に出かけるとか、夜は日付が変わる前後で帰宅するということも考えられるので、夫婦で過ごせる時間がほとんどないということがありえます。

休日はなんとかなるかもしれませんけど、ブラック企業は休日出勤も高い頻度であるかもしれないので、夫婦として過ごせる時間は限りなく少なくなると思っておきましょう。

そうなると、すれ違いなども生まれる可能性があり、夫婦関係が破綻しかねないのです。

そういったリスクがブラック企業で働いている男性にはありますから、結婚する前にはそういったことも知っておかないといけないのです。

せっかく結婚をしても、夫婦で過ごせる時間が少ないとなれば、何のために結婚したのか?分かりませんから。

さらに子供が生まれた場合には、子育てに使える時間もほとんどないので、奥さんが専業主婦の場合には良いかもしれませんが、共働きだときついです。

結婚をするとなると、子供のことも考えないといけませんから、同時にそういった点の注意点も知っておくべきでしょう。

ブラック企業で働いていると、会社に人生の大半の時間を費やさないといけないという事情があるため、なかなか結婚生活に時間を使いづらい面があるので、その予測をちゃんとしたうえで結婚を考え、結婚を実際にしていかないといけないと言えるのです。

まとめ

ブラック企業で働いていると、結婚をするための行動に費やすことのできる時間がほとんどないばかりか人として生きるうえでの食べることや寝ることも削られてしまうことがありますし、長時間労働を強いられるため精神的な余裕がなくなって、自分のことを考えるだけで精一杯で、相手の気持ちを考えることができなくなってしまいます。

結婚したとしても、劣悪な職場環境のために様々な苦労が常につきまといます。そのような状態で結婚したとしても、いずれは離婚ということになるでしょう。そうならないために、一刻も早くブラック企業を退職しましょう。

生きていくうえで一番大事なことは暮らしていくためのお金を得ることではありません。大切な人や家族のことをただひたすら想い、守り続けることです。ブラック企業は会社を守りますが、あなたや家族のことを絶対に守りません。幸せを手に入れるためにすぐに行動をおこしましょう。