近年メディアでもようやく取り上げられるようになったブラック企業、一般的に非難をされるようになったとはいえ、まだまだそういったブラック企業は多数存在するのが実態です。
でもブラック企業とは何か、決まりがあるわけではないので、法に触れない限り(中には法に触れていても営業している超ブラックもたくさん存在しますが。。)
個人個人がどう感じたかによるのではないかと思います。
ではどんな企業だったら一般的にブラック企業なのか?特徴をまとめてみました。
これから転職をしようと思って会社を探している方、又は自分の勤め先の「これってどうなの。。。?」といった疑問を持っている方は是非参考にしてみてください。

ワンマン経営である

比較的小さな会社に多いのですが、社長がひとりでなんでも決めてしまうワンマン経営の会社はブラック企業であることが多いです。

なんでも一人の価値観で決めてしまうので、誰もそれにブレーキをかけるひとがいない状態、社長が右を向けと言えばみんなで一斉に右を向くような状況だと、社長のわがままはどんどんエスカレートしていきます。
誰も止める人がいないうえに、みんな社長を恐れているので、全面的に社長の意見を支持、そうなるとどんどん一般的な常識から外れた社会が出来上がっていき、無茶苦茶な社内ルールがまかり通ってしまう会社の出来上がりという訳です。

今から会社を選ぼうとしている方は特に、「名物社長」 として売り出している会社、又は社長の存在感が強すぎる会社はブラック企業であるリスクが高いのでよくよく注意しましょう。

 

人間関係が劣悪で、ハラスメントが横行している

たとえ長い残業時間であったとしても、目標に向かって全員がまとまって努力をし続けていれば、互いに足りないことを補い合ってチームワークがあってとてもいいのですが、ブラック企業はパワハラやセクハラが普通にまかり通っています。

また、人格を否定するような行為を行って、自分の将来のことについて考える気をなくさせていきます。最初はなぜそのようなことを言われなければならないのだろうと正常な判断力を持った状態でいることができますが、次第にそれが当たり前になっていき、感覚が狂っていきます。

最後には、思考力を奪われて自信がなくなっていき、他の会社ではきっと働いていくことができないからこの会社で働き続けるしかなくなると思ってしまいます。

判断力が全くない状態になって、会社から無理難題を言われたとしても言いなりにしかなることができずに引き受けてしまいます。これが積み重なると残業時間の異常な長さにつながり、休日出勤も頻繁にある状態になります。

ブラック企業の思うツボになります。会社の外でも仕事に関する人間関係をもっていれば、たとえ会社のなかで悪い状態であったとしても、話しをすることで互いの情報を知って多少気が紛れたり、会社がかなり異常であることに改めて気づかされたりするでしょう。

 

従業員に対して働いてくれているという感謝がない

ブラック企業と聞いて最初に思い浮かべる特徴は、残業時間がとにかく多いということです。朝早くから会社に行って、帰りは終電の時間を過ぎてしまう生活がずっと続く状態になれば、プライベートと呼べるものがほとんどなく、精神的に疲弊していってしまいます。

会社の電気が毎日深夜まで点灯している状態になります。休みの日があったとしても、休んでいるような気にならない状態になります。ただし、会社を成長させるうえで従業員に対してここは踏ん張りどころだから頑張ってほしいという場面や気持ちがあることも時にはあります。

毎日大変な業務が続いていたとして、もし一定の目標を達成することができたら、会社のなかでの慰労会などを開催するような従業員を労う優しさがあるのであれば、たとえ長い残業を強いていたとしても、それはブラック企業とはいえないのかもしれません。会社からよく頑張ったなと言ってもらえれば、自信になって、次の仕事に取りかかるうえでのモチベーションにつながります。次もがんばってやろうと思えるので、仕事のアイディアが浮かび、効率化につながります。

しかし、ブラック企業は、そのような優しさと呼べるものはなく、会社に所属しているのだから働いて当たり前、ノルマを達成することができなければ罰を与えて、それによる損害が出てしまったのであれば、その分の費用を自己負担させるなど人としての気持ちを持ち合わせていません。

部下の責任については最後は上司がとるものですが、自分でやったものは自分で責任をとれという非常にドライな考え方です。また、長い残業時間であったとしても、その労働に見合う対価を支給されているのであれば、それを基にプライベートを充実させたり、欲しいものを買ったりすることも可能です。

しかし、ブラック企業は、サービス残業を従業員にやらせます。労働基準局などに立ち入りをされたとしてもその場面を乗り切ることができるように、例えば定時にタイムカードを強制的に通させてそれから残業をさせるとか、途中まで仕事をさせて残りは自宅でやらせるとかをさせてプライベートの時間を削ります。

常に人を募集している

 

人とは思えないような労働を従業員に対して常に求めますので、身体的、精神的に参ってしまい、耐えられなくなった従業員は次々と会社を辞めていきます。会社は業務が回らなくなってしまいますので、それを避けるために求人を出します。

ブラック企業でなければ、採用したら一日でも早く会社の戦力になってもらうために、一人前になるためのプログラムをきちんと組んで人材をつくっていきますが、ブラック企業は人を人とみていないため、いきなりとんでもないものを要求してきます。人を育てるという感覚がありません。

ついてくることができなければ、捨ててしまえばいいという考え方です。過酷な労働に耐えられる強靭な精神力の持ち主かどうかをみていたり、体力的に問題がないのかをみていたりしています。

また、採用したとしても全員会社に残るとは思っていないので、求人を出す段階で必要な人数よりもかなり多い人数を記載します。求人を見る側にたてば、ずっと求人が出ているから何か問題があるのではないかと疑ってしまう人が多く、会社に応募する人が少なくなります。

就職の相談員の方も求人の流れを理解していますので、相談にきた人に対してわざわざそのような会社を勧めないでしょう。したがって、求人情報がずっと残っていると言うことになります。

あなたがもし求職中であれば、転職さいとの担当者にぜひ
「この会社ってどれくらいの期間募集をかけていたんですか?」
「この会社からの募集って多いんですか?」
と聞いてみてください。

募集期間が長い、又は短期間の間に何度も求人をかけている、といった企業は要注意です。
短期間に何度も募集をかけている場合も、それだけ人がすぐ辞めていってしまっているという事でしょう。
もちろん、中には急成長ベンチャー企業で、人はやめていないけど、どんどん手伝ってほしい、という企業もあります。

ですが、たいていの場合、仕事量は一定なので必要とする人員もそう大きく変動するものではありません。
もし間に入ってくれているエージェントがいるならば、思い切って「ここって人がすぐ辞めていくんですか」 と単刀直入に聞いてみるのも良いでしょう。
エージェントもせっかく紹介してもすぐ辞められてしまっては自分の手間も増えるので、素直に話してくれるのではないでしょうか。

福利厚生などが薄い

ここは面談ではなかなか聞きづらく見落としがちなところなのですが、最も重要な事のうちの一つなので、注目です。
例えば、会社の規模によってないところもありますが、労働組合がない会社は少し警戒した方が良いでしょう。
いざ何かあったときに相談する相手がいきなり行政になってしまいますし、個人の力ではなかなか企業には太刀打ちできず、企業もそれを知っているので好き放題、といったケースも考えられます。

もちろん、規模が小さく、従業員同士のコミュニケーションがしっかりとれているところであれば問題はないのですが、できればいざという時の為に労働組合はあった方が安心でしょう。
又、加入している保険組合がマイナーなところも要注意です。
健康保険がどこか、これも見落としが品ポイントですが、できれば確認した方がよいでしょう。
又、基本給と特別手当の割合が断然特別手当が多かったり、ボーナス、昇給機会なしだったり、休みのとりやすさっだったりです。

特に休みに関しては、店舗を経営していたりする会社だと一週間7日営業だったりするので、それに伴い休日出勤が増えてしまう可能性もあります。
突っ込んだ質問になりますので、転職エージェントがいる場合、こういう時こそ彼らを活用してみましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。
ブラック企業に決まった規定があれば、こちらも企業を選びやすいのですが、個人の感じ方によるので、なかなか難しいですよね。
でもせっかく転職するなら、ブラック企業は避けたい、、、そんな時には最低限今あげたポイントを是非チェックしてみてくださいね。
「こんな事聞いたら印象が悪くなるかも、、」 なんて思わなくて大丈夫です。
あなたは聞く当然の権利を持っていますし、それに対して曖昧な返事を企業がしてくるのであればそれこそブラック企業である可能性が高いです。
ポイントとしては堂々と、丁寧に質問をしてみる事です。
5つのポイントをあげましたが、むしろ 「突っ込んだ質問をしたときの相手の反応」が一番のヒントになるのかもしれません。
面接は相手が自分を観察するだけの場所ではありません。
自分も企業をしっかり観察して、ブラック企業を見抜いてください。