仕事の多さから退職を決意

 

就職してしばらくの間は興味のある部署に配属になり、仕事は大変な部分もありましたが、楽しく仕事を続けていました。

しかし、ようやく仕事に慣れてきた頃に、突然、部署を異動しなければいけなくなりました。

もちろん、それを断れば退職しなければなりません。

そのため、気持ちが前向きにならないまま、新しい部署での仕事を始めました。

それでも職場の人たちはみな良い方ばかりだったので、仕事の内容の前に、そのことに救われました。

 忙しい時期は休日返上で仕事をし、毎日残業も続きました。

 忙しくなってくると、仕事が好きとか嫌いとか言う前に、とにかく目の前の仕事をこなしていかなければなりません。

の為、仕事や嫌だという気持ちは薄れていました。

しかし、仕事が一段落ついてくると、再び仕事の嫌なことが目につくようになってきました。

それは私だけではなく、職場の先輩方々も同じように感じているようでした。

休み時間になると仕事や上司の悪口が飛び交うようになりました。

私が嫌だと思っていたことと同じことを先輩方々も感じていたようです。

そんな日々がしばらく続いた後に、以前から辞めるといっていた先輩が突然退職することになりました。

しかも職場に対しての腹いせなのか、一番忙しい時期に辞めると言い出しました。

 後に残されるのは私だけになってしまい、膨大な量の仕事を一人でこなす勇気はありませんでした。

ですが、「私も同じ日に退職します」とは言えませんでした。

 結局、私は忙しい時期が落ち着いてきた頃に退職することを決意しました。

その時はすでにいろいろなことに嫌気をさしていて、これ以上続ける気力がなくなっていました。

 

 

アルバイト生活を経て転職活動を開始

 

私は退職する前から転職活動を始めたかったのですが、先輩が止めた分の穴埋めもあり、忙しい時期を超えてもなかなか落ち着いた状態にはなりませんでした。

結局、ほとんど転職活動ができない状態で、退職日も残業をして終わりました。

このような状態だったので、先の目標が見えないままでした。

そのため、まずは退職してから当面の間はアルバイトをすることにしました。

結局、次の転職先が決まるまではいくつかのアルバイトをしました。

このままアルバイト生活でも良いかもしれないと思ったこともありました。

しかし、実際にアルバイトを長く続けている人を見たら、このままぬるま湯に浸かった状態だと、自分は堕落してしまうと思いました。

そこで、アルバイトの契約更新をせずに、再び就職活動を開始しました。

 今までのままではまた同じようなレベルの会社か、もしくはそれ以下のところにしか転職ができないと思いました。

なので、私は希望の転職先に採用されるための勉強を始めました。

しばらくスキルアップのための勉強をしたおかげで、転職先の条件もグレードアップしていきました。

応募した会社は5社で、そのうちの内定をもらった会社は2社でした。

最初に内定をもらった会社は、最後の最後まで悩みましたが、何となく府に落ちないところがあり、

納得ができなかったので、残念ながら辞退することにしました。

結局、会社を退職してから次の会社に正規採用で転職が決まるまで2年かかりました。

それでも以前の会社に比べると、会社の規模も違いますし、給与も上がり、休日も増えました。

 特に福利厚生が充実していたのが本当に良かったと思いました。

 

向上心のあるホワイトな事務職へ転職

転職後は仕事を通じて自分が成長できる会社だと初めて思えるところでした。

入社してすぐに研修があり、本社や他の支店などの人たちとの交流がありました。

また仕事のスキルに繋がる勉強も、会社の補助を受けて行うことができました。

さらに休日の数が増え、完全週休二日制になりました。

転勤になるまでは残業は全くなく、毎日定時に変えることができました。

仕事は事務職だったので、1ヶ月サイクルでほぼ同じ仕事をすれば良く、わからない時は先輩方に質問をすることができました。

 会社内の人たちや取引先も全く変わり、それぞれが良い意味でのプライドを持って仕事をしているという感じがしました。
 

何度か職場の人たちとの食事や飲み会に参加しましたが、会話の内容が非常にポジティブで、私もさらに自分を高めていきたいと思えるようになりました。

以前の、愚痴だらけの職場とは全く違う雰囲気で、改めて会社によってこんないも違うものだと思いました。

以前の職場では辞める人が多かったのですが、転職先の職場では会社が嫌だからという理由で辞める人はいませんでした。

また、定年退職や結婚退職以外で辞める人はほとんどいなかったように思います。

私にとってはかなり恵まれた環境だった思いました。

私は残念ながら家庭の事情で転勤が続けられなくなり、止むを得ず途中で退職をしました。

その時はかなり上司から退職を引きとめられました。

以前の職場ではあっさり退職願を受理されたので、この点でも全く違っていました。

私は転職をしたことで、自分が成長していくことの素晴らしさを改めて知ったように思います。

それが今の自分の人生や仕事にも大いに活かされていると実感しています。