人生では毎日通勤して、どこかしらで働くことが当たり前、とされていますが、世の中にはさまざまなケースがあり、それぞれの理由で、「ちょっとだけ仕事をしないブランク期間」 がある人もたくさんいます。
ですが残念ながら、少しの間でも働かなかった人に対して世間の目は大変厳しく、とくに転職活動という、自分を商品としてマーケットに売り出さなくてはいけない状況だとなおさら悪い影響がないかどうか心配になってしまいますよね。

今回はそんな時の対応方法をまとめてみました。

 

就活でのブランク期間の影響

就職する時にブランクがあると、採用の際に不利になってしまうよではないかと考えてしまう方もいらっしゃると思います。実際に何らかの理由がありなかなか就職活動が出来なかった方や、就職活動をしているのにも関わらずなかなか採用してもらえずにその間に前職からのブランクが空いてしまった方もいるのではないでしょうか。

就職の際のブランク期間なのですが、1、2ヶ月程度なら全く問題はないです。しかしそれが半年から1年以上となってしまうと、大体通常の空白期間よりも想像を越えてしまう期間となってしまうため、あまり良い印象は受けなくなってしもいます。

なので、実際にそのブランクの期間に自分なりに就職において何か取り組んでいたことなどがあるのならそれを面接で話されるのも良いと思います。

ただ、就職の面接の際に1番重要視されるのは、どのくらいその企業で働きたいと思っているのかそのやる気や熱意なので、それが伝わるよう心がけましょう。

他には、前職を辞めたその理由が先を見据えたものではなくただ単に自分に合わないから突発的に辞めたなどの理由では、「この人をうちで採用したとしても前職のようにまたすぐに辞めてしまうかもしれない」と思われがちです。

そのため、前職を辞めた理由やその後のことなどをしっかり見据えた上で計画的に行動している、どうしても前職を辞めなければならなかった理由や今現在の自分のやる気や熱意が企業側に伝わるよう心がけることが必要です。

転職をする上で前以て知っていた方が良い点

ブランク期間がある方が再就職をする際には、「29歳の壁」と「34歳の壁」があります。

20代である29歳までの方と、経験が豊富になってくる34歳までの方では、企業側も採用するボーダーラインが違ってくるからです。

実際に、この年齢を上限として求人数がかなり減ってしまったり、採用条件が厳しくなったりもすることは事実です。

どうしても、年齢が上がるにつれ企業側はそれ相応の経験やスキルを求めるようになります。では、何故年齢によって求められる経験やスキルが違ってくるのでしょうか。

その理由は、企業側は採用した以上、その歳相応の給料を支払わなければならないためです。

企業側も、その給料に見合った仕事をする方でないとその分の給料をあげることをためらってしまうのです。

最近ではハローワークのような仕事のブランクがある方やフリーターの就職活動を支援する団体が増えてきている実態があります。

そのような場所に足を運び、セミナーなどで説明を受けてみることも就職活動への1つの近道となるはずです。

実際にセミナーへ行った方がこれから前向きに自信を持って就職活動を行う意欲がわくようになることが1番の狙いです。

就職活動をする上で何から手をつけて良いのかわからない方でも、それを理解し胸を張って就職活動を出来るようになれるそうです。

 

ブランクの種類別の対処法

出産・育児でブランクができてしまった場合

今おそらく一番注目さてれいる、出産・育児に伴う仕事のブランク、福利厚生の良い親切な会社に勤めていれば、産休・育休が取得できますが、会社によっては取得できなかった人も多いようです。
当然、法律で定められている分は会社も本来対応しなければならないのですが、企業としてはこれから小さな子供を抱える従業員を抱え込むのはお荷物だ、というのが本音でしょう。
更に二人目を産む可能性だってある、そうなると全く出産・育児とは関係のない理由で退職に追い込む事も残念ながらあるようですね。
しかし、転職先の企業はそういったケースをたくさん見てきていますし、それよりも注目するのは、「これからの予定」 でしょう。

確かに漠然と 「子持ちの人は厄介そう」 という印象がついてしまってはいますが、ここは逆にアピールするチャンスです。
自分がいまどういった状況で、どこまでが可能なのか、しっかり伝えて自分と合った職場を見つけるいいチャンスです。
具体的には勤務の時間帯や、例えば子供が熱を出して迎えに行かなくてはならなくなったとしてもオフィスから近いので〇時間で戻ってこれる、等をしっかりと伝えましょう。
そうすれば企業も不安が拭え、積極的な姿勢になってくるのではないかと思います。

 

体調不良でブランクができてしまった場合

なかなか説明しづらいのがこの体調不良の場合です。
企業からすれば、一度体の具合を崩した人は悪い印象になってしまいがちです。
なぜなら大きなリスクを抱えることになるからです。
企業は女性や育児中の人をサポートすれば、表向きにも理解のある会社としてのPRになりますが、
病人をサポートしても優良企業としての広告にはならないからです。

ここで一つ覚えておいておきたいのは、体調に関する事なので、学歴のように必ず開示しなければよいことではありません。
どうしても最初からマイナスのイメージで見られる事を避けないなら、病名等は伏せていてもよいのではないかと思います。

大事なのは今は完治・又はコントロールができていて、仕事には差し支えない、という事をアピールする事です
だだ、最近はうつ病が増えているので、企業としてはそこを懸念するかもしれません。
精神疾患でない場合ははっきりと否定をしておくと誤解を避ける事ができますよ。

 

留学・配偶者の転勤等でブランクができてしまった場合

こちらは、出産・育児や体調と大きく違ってくるのは「仕事を辞めない選択もできた」という事です。
もちろん、転勤などが理由の場合、家族離れて暮らしたくないのは当然ですが、企業の視点から見ると、仕事より家庭を優先した、とみられてしまう厳しい現状があります。
その場合、家族の転勤の可能性がどれくらい高いのか、そしてもしそうなったらどうする予定なのかをしっかりと伝えましょう。

そして 「御社で重要なポジションを任せられた場合は仕事に打ち込みたいと思っています」 と、入社後の昇格の可能性をそれとなく探ってくることもできます。
又、留学に伴うブランクの場合はむしろプラスです。
自分が何を勉強してきたのか、大いにアピールすしましょう。
特に転職の場合は前の仕事を辞めてまでして留学しているので、勉強してきた分野への熱意が相手に伝わるはずです。

 

ブランクがあっても就活で有利になる方法

前職からのブランクがあるからといって、こんな私を採用してくれる企業なんて無いのでは?と自信もなく諦めてしまっては、企業側にもマイナスな気持ちが伝わってその方を採用しようとは思ってくれません。

ブランクがあるからといってどの企業も採用してくれないわけではなく希望はあるので、どんな時でも就職活動中ではなるべく前向きにやる気を出して取り組むことが大切です。

ブランクがある方でも比較的採用されやすい企業としてはまず、人手が足りていない企業を選ぶという方法があります。

今すぐにでも人手が欲しいと思われている企業であれば、熱意ややる気をしっかり見せればそれを第一に採用を検討してくれることがあるためです。

ちなみにその企業が人手不足になる理由には、仕事内容と給料が合っていない場合や危険な仕事をやらざるを得ない状況が多い場合などのネガティブな理由も中にはあるかもしれませんが、それだけではありません。

その企業の急激な需要の拡大が原因など、ポジティブな場合も多いのです。

今まではそれほど忙しくなかった企業でも、CMの効果や人気のある芸能人がその企業の製品を使用していることがわかった場合などに急激に需要が増える可能性もあるのです。

またスキルなどがなく、自分を正社員として採用してくれる企業なんて無いだろうと考えている方や面接を受けてもなかなか再就職先が見つからなかった方は、最初から正社員になろうとするのではなくまずは契約社員などとして働いてみるのも1つの方法です。

契約社員として自分の与えられた仕事を精一杯にこなしていれば、いずれその仕事の出来で契約社員から正社員へと見極めてくれるところもあります。

他にも別の会社から採用されることもあるのです。ブランク期間がどれだけあったとしても、企業側にネガティブな姿勢をとらずに前向きに行動していることが伝わるような姿勢を取ることが大切です。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。
心にとめておいていただきたいのは、ブランクなく一生働き続けるのが当たり前のようになっていますが、実は世の中には仕事をお休みしている人たちがたくさんいるのです。
そして企業側もそれをたくさん見てきています。

大事なのは自分のブランク理由をしっかりと分析して、企業に説明できるようになっておくことです。
これもまた、転職をする場合自己分析の一つと言えるでしょう。
しっかりと自分の背景を説明することができれば、面接官も不安がぬぐえますし、何より自分が自信を持ってアピールをする事ができます。
ブランクがある事には理由があり、それは決して悪い事ではありません。
自分をよりよく知ってもらう、自分をよりアピールするための手段として利用しましょう。