パワハラからうつ病気味になり退職

 

前職は某コールセンターで働いていました。私には持病持があったのですが採用して頂けました。

その職場はカタログに載っている健康食品や家具、婦人服、雑貨など様々な商品を扱う地域密着型のコールセンターでした。

そこに転職した理由は、病気(難病)により長期自宅療養していたので病気になったことを理由に一旦辞めてしまった職場には戻りづらかつたからです。

私の担当商品は朝刊に挟んでいる広告チラシやカタログ、テレビCMなどで紹介されている婦人服の電話での注文受付でした。

お客様からの注文を受け付け、カタログ番号、商品名と色、サイズ、発送方法、支払い方法を確認し受付けるのが基本の流れです。

当時は初めてのコールセンター勤務ということもあり、出勤してから仕事が終わるまでずっと緊張していていました。

上司から分厚いマニュアル本を全て読破しておくよう指示され、個人情報漏洩を防ぐ為職場で扱う本や紙書類、ファイルは持ち出し厳禁、紙切れ1枚、小さい欠片ですら持ち帰りを許されず帰り際には厳しくチェックされ精密機器の故障に繋がるからと携帯電話も自分のデスクには置けない程の徹底した職場でした。

そのような職場は初めてだった為、その厳しさに驚きただただ困惑していましたが周りの先輩方に支えられなんとか頑張って仕事ができていました。

しかしそれから数年経つと上司からの必要以上の叱責やパワハラと感じるような発言が気になるようになり、気にし過ぎて夜も眠れない日が続く用になりました。

さらに毎日数十件とくる感情の激しいお客様からのクレーム対応に段々精神が疲弊し、最終的には鬱病寸前まで自分を追い込んでしまいました。

コールセンターの仕事は精神的に強い人やお客様からクレームがきてもくよくよせず責任を持って冷静に対応できる人が向いているとわかっていましたが、これほどのものとは思いませんでした。

私の考えが甘かったのです。そして悩んだ結果、退職することを決めました。

仕事も大切ですが、結局は自分の健康の方が大切だと判断しました。

一度大きく壊れてしまえば、治すことは容易ではないことは自分の持病の経験でよくわかっていたので…。

色々と教えて頂いた先輩方への申し訳なさは残りましたが後悔ばかりせず、次のステップに進もうと思いました。

 

職場見学をしながら転職活動

 

コールセンターを退職した後は、以前と同じように再び地元の職業安定所でお世話になることになりました。

私は持病持ちだった為障がい者求人での少し幅の狭い範囲での再出発となっていましたが担当の方からメンタル面でのケアもして頂きながらもっと自分に合う仕事はあるはずだ、と毎日探し続けました。

とりあえず就職のことは焦り過ぎず、自分で適職診断をしてみるなどもしていました。

就職に活かせる資格はいくつかもっていましたがさらなる資格取得の為に短期のミニスクールに通うことを勧められましたがそれはお断りしました。

今持っている資格だけで採用してもらえる職場を選びたかったからです。

次の仕事が見つかるまでの間は気になる会社に職場見学可能かどうかを伺い可能なら訪問し、仕事を実際に体験させてもらったりもしました

他にも定期的に行われる大規模就職セミナーに参加するなどしてやる気が下がらないように必死でした。

就職セミナーでは企業の上司の方とも会社理念について細かい話が聞けましたし、時間が限られていた会社見学の時よりは現社員の方々と雑談を混ぜながら色々な話ができたので良い経験になったと思います。

それらのことを経て面接まで進んだことは何度かありましたが、面接してみて初めてわかったことや求人の内容とかなり異なる仕事内容をしてもたうことになるという話をされたりしてなかなか次の職場を見つけることはできませんでしたが、私のよく通っている小売店でパートの求人がきていると就職担当の方から紹介を受けたのでそちらに面接へ行き、採用して頂きました。

 

小売店の販売業へと転職

 

転職後は、毎日充実して仕事をさせてもらっています。

前職とは職種が異なる小売業での販売の仕事ですが学生時代に何年も販売のアルバイトをしていたこともあり、仕事に慣れるまでの期間は短かったと思います。

職場の方はほぼ女性の方ばかりで、仕事の面では厳しくもそれ以外ではおっとりとした性格の方が多いのですがそれでもやはり入社当時はとても緊張していました。

ですが皆さんとても優しくて新しい環境になかなか馴染めないでいた私を色んな面でサポートしてくれて大変助かりました。

以前は失いかけていた仕事への情熱が蘇ってきた感覚を確かに感じました。

私は雑貨が大好きなのでそれらを扱う店で働くことができて嬉しいですし、新商品をお客様よりも早くチェックできるという小さな楽しみもあります。

多数の商品を扱っているので毎日大量に商品が送られてくるなど雑貨店ならではの大変さはありますが、それでも自分の好きなことなので苦にはならないです。

相手の顔が見えないコールセンターで働いていた時とは違い、直接お客様と話ができることや「ありがとうと」や「助かりました」目の前でお礼を言って頂けた時はとても仕事へのやりがいを感じました。

前職では精神的につらい経験も多くありましたがそれを負の記憶だと思わず、そこで学んだことを糧にして今は自分にできる精一杯のことを楽しみながらこなしていこうと日々精進しています。