転職の実際の体験記

大学を卒業し最初の就職

東北の福島の田舎から東京へ出てきて東京での生活をしたいばっかりに東京の大学を目指し、念願かなって東京の二流の大学でありましたが無事入学し、そして何となく卒業することが出来ました。

就職は二流大学の経営工学ということで、あまり専門性もなく当時は就職難の時代でもありました。

しかし就職活動ではたまたま大企業系に無事に勤めだすことができました。

会社は東京の本社勤務で当初は総務関係の仕事でしたが、半年後の人事異動で何故か販売、営業関係の渉外担当に回されてしまい、外へ出歩く外勤営業という職種になってしまったのです。

元々、余り人と話すのは苦手な方で、対外交渉という職種は自分の個性に合わないとおもい、今の職種が次第に嫌になったというか性に合わなくなったのです。

したがって、半年余りで依願退職という形になったのです。

しかし、辞めたがいいが未だ就職先も決まっておらず、やや、同じ辞めるにしても先の見通しをたてずに辞めてしまったことに少々悔やんだのです。

一回目の転職は失敗

 

退職したはいいが東京生活でも有り余り蓄えもなく、無収入の一人暮らしの身分なのでブラブラしている訳にもいかず、早速ながら次の会社や職場を求めて正社員を条件に奔走しました。

一度は採用内定通知を受け取ったところでも、作業現場に立つと実にハードで肉体的にもきつく、作業服も汚れんばかりの作業状態の小企業だったのです。

やはり体力的にも私の性分には合わず断念してしまい、その後も路頭に迷うばかりでありました。

遊んでるわけにもいかず、仕方なく一旦は正社員の道を諦めて派遣社員としての収入源を探す事にしたのです。

二回目の転職で成功へ

派遣社員としての就職活動は、結果は即採用になりました。

その会社は元日本の三公社の一つであった巨大通信会社で、そのの企業で派遣として勤めるようになったのです。

勤務先は、通信会社ながら直接通信やIT関係に携わるのではなく、通研(通信研究所)といって壮大な研究所であります。

ただ元兄弟企業という一流会社としての聞こえは良いですが、私の仕事は当然ながら派遣社員の身分でありました。

そして燃料電池の開発という部署でありましたが実際の仕事は殆ど雑用係りといった内容の無い仕事であったのです。

仕事そのものは興味のあるものであり、給料もソコソコであり結構飽きなかったのでいつの間にか長い期間が過ぎていました

派遣から正社員へ

ところがそんな時期、派遣社員の事が政治的な問題としてクローズアップされ、企業、会社は積極的に条件付(勤務年数や勤務成績)で正規社員として登用するように通達がだされたらしいのです。

その会社は今は民間でありますが元より以前は公社という形で半国営の会社でもあったのです。

そのためかいち早く政府の方針を受けて社員制度の見直しを始めたのです。

この時、私は派遣社員の身の上でありましたが、正規社員の途用条件には当てはまっていたので早速ながら応募し、簡単な登用テストで合格し晴れて正規社員に採用されたのです。

某企業の本社ではなく、そこより分離独立した系列の関連会社ではありましたが正社員として働くことになりました。

転職の決断はタイミンングよく

さて、転職を経験した体験に基づいての感想というか主観になりますが、良く世間では「石の上にも3年」ともいわれますが、最近の転職事情というのはどうなんでしょうか?

最近の各企業の就労状況は、一般的には人材不足、人手不足と言われています。

これらが反映されて、大学生はもちろん、高校生の求人倍率も近年になく好調とされ、これに応じて転職事情も大変良くなっているとされます。

したがって、転職希望者も早期の内に決めている人も多いとされています。

ことわざには、「石の上にも3年というのは日本人に好きな言葉がありますが、これは禅の思想から来たもので人間修業の為にはよろしいでしょう。

いかに難解な事も、まずは3年間辛抱すれば一人前になると言われるものです。

確かに、それは修行や勉学などには向いている言葉のような気がします。

しかし実際、労働や仕事に関しては、果たしてそうは言えるかどうか、当てはまる事かどうか、どうも必ずしもそうではないような気もいたします。

仕事に関しては、自分で選んだ仕事が、実際にやってみて好きになったとか、自分に向いている仕事であれば大いに結構な事です。

しかしそれ以外は、仕事内容や職場の雰囲気に関して、自分に向いていないと感じた場合は、精神的にも肉体的にも我慢しなければならず、これは事実上3年も頑張ってはいけないとも思われます

転職の決断は冷静に着実に実行

実際の仕事の内容と言うのは、新卒社員にしろ転職者にしろ、入社して実際に仕事に就かなければわかりません。

すなわち、もし入社して実際の仕事に対して、自分に合わないと思ったらすぐに決断し、辞める覚悟をした方がいいのです。

実は、これは直観のようなものであり、おおむねが当たっているのです。

「この仕事は、自分には合わないな」と冷静に思ったら、具体的に転職行動を起こすことです。

この時の決断がアヤフヤで、周囲に惑わされながら自分を誤魔化して、ズルズルと続けていると、折角の辞める機会を失う羽目になりかねません。

決断は、冷静に着実に行なう事だと思いました。