私の転職についての体験談を記載させて頂きます。
パワハラ、激務から転職を決意
私が勤めていた前の会社は新卒で入社した会社で27歳まで働いていました。(実働4年3ヶ月)
私が進学した地方大学の近くにあった会社であり上場企業(東証2部)のアパレルメーカー、リクナビやマイナビで募集している内容を見る限りはブラックとは見抜けませんでした。
入社してそうそうに先輩方から「地獄へようこそ」「どうして入社したの?笑」などの声を掛けられ多少の不安要素はありましたが、最初は自身が入社した会社をブラックと見抜くことが出来ませんでした。
入社秋口より営業職として担当を持つことになったのですが、得意先の要望に対して全く応えれませんでした。
理由としては社長(オーナー)が圧倒的な利益主義で、経費が掛かることを一切許してくれなかったからです。
また、ミスが起こると役職に関わらず皆の前で罵声を浴びせられるようなこともしょっちゅうありました。
入社2年目で退職を決意し、課長に上申したのですが、形式上一度止められる形になりました。
そのまま自身の処遇がはっきりとしないまま時間が過ぎたのですが課長がミスをやらかし、諭旨解雇となり、営業の人数が減ってしまったことからとても辞めれる気配ではありませんでした。
会社で働いている時間も一日14時間~16時間、会社を出てからもプライベートの携帯に仕事の電話が掛かっているなどし、精神的に休まるときはありませんでした。
休日にも電話がかかってくることも多かったです。
退職した上司に会社の不始末という名目で会社が請求書を送るなど、オーナーが社員を人として扱っている気配を感じれなかったです。
入社4年の間でこの傾向がどんどんと強くなり、4年目の決算月にようやく退職できる形となりました。
友人からの口コミもあり転職をする
何かほかのことがしたいといった前向きな転職ではなく、元々の職場から一刻も早く去りたいといった形の転職であったたため最初の1ヵ月は失業保険をもらう手続きや引越しに伴う手続きなどで、活動的なことは殆どしておりませんでした。
最初の2週間程度は役所へ行くなど色々とすることもあったのですが、その後はすることもなかったため、非常に暇な日常になっていったのを覚えています。
また、大学時代は食費を含めて非常に節約していたのですが、社会人になってからはお金に余裕が出来たこともあり、食費が増大していました。
退職後はなかなか大学時代のように節約が出来ず、生活水準を一度上げてしまうとなかなか元に戻れないといったのを実感しました。
その後はリクナビネクストをはじめとした転職サイトに登録し、徐々に活動を始めていきました。
元々が営業職であったため選択を営業に絞っていたのですが、会社概要等だけでは判断が難しかったです。
やんわりと活動を始めていたころに、勤めていた会社の得意先から電話が掛かり、今働いている会社を紹介されました。
まだ中途採用で面接を受けたことがなかったため、条件や会社の規模を比べることができなかったのですが、このチャンスを逃してしまうと後で後悔する可能性があると考え入社を決意しました。
たまたまですが、大学時代の友達が別の営業所で働いており、なんとなくです会社の雰囲気を聞くことが出来たのも決めてとなりました。
そのため転職時の会社応募数は1社、内定数も1社。転職に掛かった期間(無職の期間)は2ヶ月半でした。
自分の時間が増え、転職は大成功
入社してからは以前のように精神的に疲弊することもなく、非常に前向きに仕事ができております。
以前はプライベートの際も仕事のことが頭から離れることがなかったのですが、今は仕事とプライベートを分けて考えれるようになりました。
27歳で転職したため、転職先には自身より年下の先輩もいたのですが、特に気兼ねなく関係も出来ております。
もちろん最初はこちらが後輩なので色々と遠慮していたのですが、年下の身分としても、年長者に色々と作業をしてもらうのは気兼ねするとのことでした。
転職した当初はミスが起こると前の会社の後遺症なのか、非常にミスを伝えるのが気後れしていたのですが、今の会社では罵声を聞くこともなく、会社として、ミスが起きた際は怒らずにまずは事件の解決を図ろうという雰囲気があります。
ただ、転職した影響もあり、月々の給料は以前と比べると減ってしまいました。
ボーナスに関しても今の会社は4回目の支給から支給額の満額となるため入社2年ほどは以前の会社ほど収入はありませんでした。
今は給与水準も徐々にあがったためにお金の面で苦労することはなくなりました。
また、以前の会社は仕事が忙しいことにより精神的に余裕がない人が多いのか、結婚していない人や、離婚する人が多かったのですが、今の会社は若い段階で結婚している人も多くいます。
以上が私の転職に伴う体験談ですが私の中では成功したと感じております。
27歳での転職も、年齢的には一番良い頃合であったと思います。