自分のやりたい職業へ転職するため退職

 

私は転職前に鉄鋼商社にて営業をしていました。主に鉄鋼の販売をルート営業にて行っていました。

正直、月々の給料やボーナスも高く、年間休日も約120日と多い方でかなりいい職場だったと考えています。

ただ、商社の営業ということもあり、かなり激務でした。

例えば、接待を行ったり、顧客との飲み会(接待とは違う軽い飲み会)、社内営業(毎週土日のどちらかは、連れ出される)がかなり多くありました。

さらに若手ということや一社との取引額がかなり多く、あまり重要な仕事を任せてもらえなかったり、信頼されていないと感じることが多々あり、あまり仕事内容にやりがいを見いだせていませんでした。

更に月末には足りない分の数量・金額をもらう為に顧客に訪問しお願いをしに行くのですが、「○○さん(名前)がいうのであれば・・・」ではなく、「△△さん(会社名)が言うのであれば・・・」と会社対会社のつながりが色濃く、自分自身の存在価値がないでのはないか?自分でなくても回るのではないか?と考えるようになっていきました。

そこで、私は転職を考えるようになりました。

条件としては、給料や年間休日より、自分のやりたい事(元々アパレルや繊維関係の業界に興味がありました)をしようと言うこと・会社の看板でなく自分「から」購入していただけるような職場であることと言うところで行き着いたのがアパレル・雑貨関係の販売員でした。

アパレル・雑貨関係の販売員ときくと給与や休日が少ないイメージがありますが、当時は若く「なんとかなる」という気持ちと、人生は一度しかないので、「一回でもやりたい仕事をやる。」という気持ちでした。

なぜなら、給与と休日に関しては、年齢を重ねてから再転職という形で給与・休日の為に働くと言うことが可能であると考えていたのですが、給与や休日に関係なく「やりたい仕事」というのは年齢を重ねてからではかなり幅が狭くなりますし、将来家庭をもったり、子供を持ったりすると、なかなかそういう職業に手を出せそうになかったからです。

自分次第だとは思いますが、一度やりたい仕事をしていれば、実際に家庭もったり、子供ができたりしても、「やりたい仕事」でやっていくのか、「給与・休日」を意識した仕事に転職するのかどちらにでも転ぶ事ができると考えたからです。

更にやりたい仕事でなくても、一度「やりたい仕事」を経験していれば、万が一やりがいがない仕事に転職したとしても自分の存在意義を見つけ出すことができ、やりがいを見つけ出せることができると考えたからです。

ただ、転職するには今の自分のレベルでは、通用しない・すぐいやになってしまうと考えました。

そこで、前職の営業で顧客に気に入られるという目標を自分に課し、達成できたら転職しようと考えました。

どうしても売り上げだけを見れば「△△(会社名)」から購入しなければ、会社対会社での営業なので仕方のないことですが、売り上げに関係なく、顧客から個人的に好かれる事ができれば、次の会社では「○○さん(名前)がいうなら・・・」と買っていただくことで、次の仕事に活かせる事ができると考えました。

そこで、訪問回数を増やす・様々な情報を駆使する・人の懐に入っていく技術を磨き、顧客に気に入られました。

例えば、昼前に顧客から電話がかかってきて昼ご飯一緒に食べようというお誘いをいただいたり、飲み会(接待ではなくふらっといくような飲み)を開いていただいたり、上司(課長クラス)と顧客のゴルフ接待に顧客の方から是非読んでほしいと上司にお願いがきたりと顧客の懐に入ることができました。

私の中でかなり成功したため、万を辞して転職をしようと決意し、転職サイトにて、職場を探し始めました。

 

やりたかった販売員へと転職

 

何社か受けましたが落ちていた頃、とあるバッグや小物を取り扱う会社にエントリーしたときに、電話があり、是非面接を受けに来てほしいとお誘いがありました。

そこからはトントン拍子で、現在の会社に入社することができました。

転職を意識してからもかなり営業では苦戦したり、自分なりに目標を持って取り組むことの難しさであったりと様々な悩みがありましたが、この貴重な経験ができたと言うこともあり、今の会社でも評価していただいていると感じます。

さらに更に万が一これから先転職して営業や今やっている事とは別の業種を経験することになっても、うまくいくという自信が生まれました。

特に優しく、時には厳しく接していただいた前職の先輩であったり、OJT、上司には今では感謝しかありません。(当時はあまりいいイメージはもっていませんでした)

うまくいったりする前職の経験があったので、販売員になっても広い視野を持ち、販売員という立場から物事を考えるのではなく、営業という立場から物事を考えることでことも増えました。

今やっている職業は業種的に様々なアイデアを持って取り組むことが重要ですが、前職のおかげでうまくいきました。