変化する勤務形態に対応できず営業職を退職

 

私は以前、都内にある某求人広告の営業事務の仕事をしていました。

約一年間働いていて、初めの頃はとても良い環境の職場でした。

働き始めて10か月が経ったころから、仕事のやり方ががらりと変わりました。

私の直属の上司は変わらないのですが、その上の上司が変わったので働き方が変わってしましました。

営業なので社員がどこで何をしているか不安になるのはわかりますが、今までなかったGPS機能を社員全員が持ち歩いている会社支給のiPadにダウンロードし始めたのです。

私はそんなに気にならなかったのですが、ほかの同僚はプライバシーが守られていないなどと言っていました。

私は今まで一人で営業先へ行ったりしていて営業先の人とも仲を深めやすく、おかげで営業成績が独り立ちをしてからずっと一位でした。

ですがその頃くらいから、毎日入れ替わりで新入社員と同行するようになり、今までとは仕事スタイルが変わってしまいました。

最初の契約と違いますし、私の売り上げもグッと下がってしましました。

それまでは、営業という仕事にやりがいを見出していて、私の天職なんじゃないかと思っていました。

ですが、今までやってきた仕事とはガラリと変わってしまった今、他に何をしたいのかと考え始めました。

 

転職を検討し始め仕事を探し始める

 

もちろん、営業の仕事が天職だと感じていたのでまずは営業の仕事でいろいろと探してみました。

求人広告の見出しはだいたいがおいしそうな案件です。

前の仕事が求人広告の営業だったので、ふむふむ、と思いながら見ていました。

そして数件、面接もしましたが、やはりピンとくるものがありませんでした。

私に営業経験がなかったら、どこの会社もよく見えたりしたのかも分かりませんが、経験がものをいう、というのはこういうことなのだと感じながら、自分に合いそうな会社を探しました。

そして、前職の、最初の頃の職場に勝る会社はないと悟りました。

前職(求人広告の営業)は私が入社したころで三年目の会社でした。

やや新しい会社です。

古株がたくさんいるような経歴のある会社より、みんながフレッシュな気持ちで新たに何かを作っていこうという様なやや新しい会社のほうが私に合っていると思いました。

ですが新しい会社ほどやり方がどんどん変わっていくのだと思います。

その変わり方が自分に合っているのかどうか、面接の時点で見極められれば良いのですが、難しいところです。

同じ業種ならコネクションを使って知り合いに掛け合ってもらうこともあります。

ですが私は、転職をするなら全く別の業種に挑戦してみようと思いました。

転職とは、新たにスタートすること。

同じ業種でも会社が変わればそれなりに違うことがあります。

ですが人生一度きり、短い人生なのだからという言葉をしばしば耳にします。

その道を極めるか、いろいろなことをやってみるかはその人次第だと思います。

まだ自分がこれを極めたいというものに出会っていなかったら、いろいろと経験をして自分に合うものを見つけるのも良いかもしれません。

 

全く未経験な旅館の仲居への転職

私は神奈川にある某高級旅館に転職をしました。

いわゆる仲居さんです。

仲居の仕事は朝が早く夜が遅い、途中で中休憩というものがあります。住み込みでのお仕事です。

以前から着付けには興味がありましたが、着付け教室はお高いというのと、敷居が高いと感じていました。

働けば着付けを身に着けられるのではと思い、仲居の仕事に転職しました。

初の経験、そこはまるで大奥のようです。

おつぼねさんがいて、その人の言うことは絶対、その人に嫌われればその仕事を続けることは困難だと考えるべきでしょう。

なんだかおもしろい職場だと思いました。

職場というより、旅館の中だけの小さな世界がありました。

私が転職して一週間が経ったころ、一人の女の子が新たに入ってきました。その子は別の旅館でも仲居をしたことがあり、経験がある方でした。

私は全く経験がなかったのでこの職場はおもしろいなと感じましたが、経験がある人からすると、とても厳しい旅館だそうです。

私もほかの旅館の内情を知っていればジャッジすることができたのでしょうが、できません。

その子はほかの良い部分を知っているが故に、トライアル期間の数日でこの旅館を去ってしまいました。

私はその子の情報を得ることができて良かったと思います。

私にとって初めての仲居のお仕事が厳しい職場ならば、ここで厳しさに耐えることができるのなら、他の旅館でお仕事するのが容易になるのではと思いました。

余計に頑張ってみようと思えました。

私の研修期間も終わり、独り立ちの時が来ました。