通勤時間が原因で退職を決意

 

私の場合は、結婚に伴う転居がきっかけで、通勤時間がかかる為、前職を退職しました。

実際に転居先から通勤していた期間もありましたが、片道80分ほどかかってしまいました。

都会では当たり前の通勤時間かもしれませんが、かなりの田舎に転居したため、電車も「1時間に1本」や「最寄り駅まで時間がかかる」点が、子供が生まれた後のことを考えると、通勤は難しいと考え、と退職に至りました。

 

男尊女卑と感じた面接

 

とにかく、「男尊女卑」的な考えの面接官が多く、うんざりしました。

子供を出産した後、居住地の近隣で正社員の転職活動を行いましたが、小さい子供がいると「急な遅刻・早退・欠勤」の可能性が高いためか、直接は言われませんでしたが、なかなか内定をもらえませんでした。

面接の際に「スキルも十分だし、人柄も明るくてよい」と言われつつも「お子さんが小さいと、急な病気もあるでしょう?その場合はご両親に看てもらうの?」という質問を受けました。

私の場合は実の両親は現役かつ県外、義両親は高齢かつ自動車の免許なしで迎えはむずかしかったため、「私か主人が対応することになりますが、病時保育などを利用して、なるべく欠勤のないようにしたいと思っています」と答えると、あからさまに面接官の表情が硬くなりました。

すると「スキル的には問題ないんだけどね~・・・やっぱり当日欠勤とかあるんだよね?うち、1人事務だから休まれると困るのよ~」

と返されたり、それに似たことを何社でも言われました。

心の中では、「大人でも急な体調不良で休むだろ!」と言い返していましたが・・・。

なので、幸い簿記等の資格もありましたし、職種の幅を広げて応募しましたが、「残業時間」や「給与面」で折り合いがつかないケースが多く(特に残業時間)、正社員という働き方を見直すようになりました。

一番酷いケースの面接では、隣の市に所在する会社の総合職(事務職メイン)だったのですが、「通勤時間がかかりすぎるよね?通えるの?」と質問を受け、転居も視野に入れていることを返答しました。

すると「ご主人はどうするの?ご主人の仕事で転居するのはわかるけど、あなたの仕事で転居するっているのはねぇ。普通、逆でしょ!?」といった言葉と「これ、将来の管理職候補の募集なんですよ~?何かあったときに、あなたに休まれたら、他の社員は最後の砦がなくなるわけで~…。極端に言うと、家庭を犠牲にしてでも仕事優先出来るんですか?それに、あなたの資格はうちの会社じゃぁもてあましますよ(苦笑)」といったことを言われました。

明らかに「女性」であることと「子供が小さい」ことがネックなんですよ、という風に上から目線で言われ、「男女雇用機会均等法に抵触する面接だった」と、何度もインターネットに書き込もうかと思ったほどです。

 

待遇の良い環境へ

 

上記のような経緯もあり、一旦正社員での就職は諦め、派遣社員(一般事務)として働くことになりました。

派遣会社へは「勤務時間帯」、「通勤時間」、「残業可能時間:など細かく希望をだしていましたが、幸いにも派遣登録後、すぐに自宅近辺で派遣先が決まり、現在に至ります。

現在の派遣先は、子育てに対する理解は非常に高く、男性の育児休暇取得実績もある企業です。

実際に子供の急な病気で保育園から呼び出しがあった際も「わかりました、お大事に」といった一言で早退や遅刻の許可をしてくださっています。

時には当日欠勤の連絡をしても「何かやっておくことはありますか?」と言ってくださり(しかも、管理職が)」、とても良い雰囲気・体制の会社です。

数年先は直接雇用の可能性もあるとのことで、あまり昇給は期待できないもののの、家庭の事情を考慮してくださる今の派遣先で、これからも頑張っていきたいと思っています。

私自身の体験ではありませんが、残業もバリバリしている友人は「”子供が~なので”という理由で残業に難色を示すと、無理強いはされないものの、あからさまに嫌な顔をされるため、断りにくいと嘆いていました。「子供は、親かシッターにまかせきりで、寝ている姿しか見れない」と。

また、別の友人は「残業時のお迎えや急な呼び出しは親に対応してもらい、私が子供のことで遅刻・早退、欠勤はありません」と断言して内定をもらったとのことでした。

 

最後に

私は現在、派遣社員でもフルタイムのため、主人と家事育児を分担しています。

しかし、まだまだ世の中の大半の管理職は「男尊女卑」な考え方の人が多く、主人が遅刻早退・欠勤を申請しても「奥さんに任せたらいいじゃない」と言われることが多いそうです。

私は自身の転職活動を通じて、保育園問題の他にこの「男尊女卑」の意識を無くさないかぎり、女性にとっての就職・転職はかなりハードルが高いなと痛感しました。