福利厚生が充実している

働くにあたって給料やボーナス休日などの待遇ばかりを重視してしまいがちですが、福利厚生が充実しているかどうかを知ることも同じくらい大切です。

福利厚生とは企業が従業員に対して通常の賃金・給料にプラスして支給される非金銭報酬であり、絶対になくてはいけないというルールもありません。

もちろんここまではしなければならない、という最低ラインが決まっているわけでもありません。

福利厚生には社会保険や雇用保険、有給休暇や育児休暇の他に、結婚手当や社員食堂の補助、宿泊施設の補助等がありますが、いわば会社からの完全なるサービスなのです。

しかし福利厚生が充実してれば額面の給料とは別に所得が十万単位で増える可能性もありますし、何と言っても会社が私たち労働者を大切にしているかどうかのバロメーターの一つとして見ることができます。

そんな福利厚生という自主的な枠の中で従業員に対してどれだけの事をしてあげるかということは、従業員に対する職場の気持ちがわかりやすく表れるポイントといえるでしょう。

よりよい福利厚生を準備するという事はこれまで一生懸命頑張ってきた職員に対するご褒美でもあり、これから頑張ってくれるであろう職員に対する先行投資ともいえるでしょう。

福利厚生が充実してれば職場に対してより深い愛着を持って働く一つの理由にもなりますし、これからもこの職場で仕事を頑張り続けていこう!と思うモチベーションの一つになるのです。

何かがあった時に自分を守ってくれたり休ませてくれる職場の環境はとても大切です。

従業員の事を大切に考えている職場は福利厚生も充実しており、他の職場で働いている人から羨ましがられることでしょう。

従業員を大切にする職場は従業員も職場に対する愛着を感じており、その相乗効果で間違いなく働きやすい職場といえるでしょう。

離職率が低い

働きにくい職場は従業員がすぐに嫌になってやめてしまいます。

募集を掛けて新しく従業員を雇いますが、またすぐに嫌になって辞めてしまいます。

それぞれに相性や都合もあるのでどんなに働きやすい職場でも辞める人は少なからずいるのは仕方のないことではありますが、あまりに離職率が高い職場は働きにくい職場と言ってもまず間違いないでしょう。

ですから逆に離職率が低い職場は働きやすい職場と言えます。

働きやすい職場は従業員の満足度も高く、一度入社したらなかなか辞めることはありません。

辞めたところで今よりよい職場をみつけられる可能性は限りなく低いですから、できるだけ辞めたくないと思うのは自然なことです。

そして働きやすい職場というのは従業員をできるだけ辞めさせないように精一杯努力します。

従業員を雇ってから数年間は職場が従業員に投資している段階です。

充分に利益を生み出さない半人前の人間に給料を払い続け、一人前になるように教育します。

雇う事によって必要な経費以上の利益を生み出してくれるような一人前の社員になるまでは何年もかかるのです。

ようやく利益を生み出してくれるようになった従業員がすぐに辞めてしまうという事は職場にとっては相当なダメージなのです。

そのことをきちんと理解した上司であれば、部下が辞めたいと思わないように一生懸命に働きやすい職場環境を構築しようと努力するはずです。

決して「辞めたらまた新しい従業員を雇えばいいや」という安易な発想にはなりません。

一人一人のそうした努力や気持ちがさらに働きやすい職場を作っていくのです。

また従業員が辞めるということには他にもデメリットがあります。

これまで一緒に働いていた同僚が辞めてしまうと、多かれ少なかれ残った従業員は不安な気持ちになることでしょう。

自分はこのままここで働いていても大丈夫なのだろうか、と考えてしまいます。

辞める人間が多ければ多いほどそのことを考える時間はどんどん増えていくのです。

そして辞めたスタッフの仕事も残った従業員で埋め合わせしなければいけないので、一人にかかる負担は増えます。
従業員がどんどん辞めてしまうと、常に誰かを教え続けるハメになり結果として自分の仕事に100%集中することはできません。

離職率の高い職場は精神的なダメージと肉体的なダメージが相まってどんどんと負のスパイラルにおちいって行くのです。

人間関係やコミュニケーションが良好

職場の中でのいじめは「他人に必要以上の興味を持ち、干渉する暇がある人間」がやることです。

働きやすい職場というものは従業員がみな「仕事を頑張ろう!」というモチベーションに満ち溢れており、それぞれの仕事が忙しいので必要以上に他人に干渉している暇はないのです。

働きやすい職場は従業員同士のコミュニケーションもよくとれており、人間関係もすこぶる良好です。

上司とも同僚とも話しやすい環境が整っていため、業務に関して必要なことをしっかりと話合うことができるのです。

職場での無駄トラブルは往々にしてコミュニケーション不足からおこるものです。

コミュニケーションがうまくいかないことで些細な認識の違いや思い間違いなどがおこり、それらが積み重なって目に見えるロスにつながっていくのです。

しっかりコミュニケーションをとってお互いが考えていることをちゃんと理解すれば、結果として無駄を省くことになり効率的に働くことができるでしょう。

それはよりよい成果を上げることにつながるのです。

教育プログラムがしっかりしている

働きやすい職場は従業員に対する教育プログラムがきちんとしています。

従業員への投資を惜しまず教育がしっかりしている職場は間違いなく働きやすい職場ということができます。

教育プログラムがしっかりしていれば、教えてもらう人によって言っていることが違う、とか、誰のいう事を聞いたいいかわからない、ということがなく、スムーズに仕事に集中することができます。

Aさんに教えてもらったことを実践したらBさんに怒られ、Bさんに教えてもらったことをやったらAさんに怒られた、ということは職場ではしばしばあることですがこれは働きにくい職場の典型的な例と言えるかもしれません。

従業員に対する必要以上の教育は会社にとって時間とお金がかかるだけですから直接的な利益ににはなりません。
いわば会社からのサービスです。

働きにくい職場は「社員は使い捨てるもの」という考えなのでプログラムを作ってまで従業員を教育することはありません。

正当な評価をしてもらうことができる

どれだけ頑張って仕事をしても、それを正当に評価をしてもらえなければモチベーションは下がってしまいます。

人間は誰しも「他人に認められたい」という願望があるため、頑張ったら頑張っただけの評価が欲しいのは当然の事と言えるでしょう。

働きやすい職場というのは、自分が頑張ったことに対してキチンと正当な評価がされる職場です。

上司が部下の手柄を横取りしたり、上司の失敗を部下に押し付けるというようなことはありません。

また働きやすい職場は どうしたら給料が上がるか、どうしたら昇給できるのか、という基準がしっかり明確になっているため、それを目標に頑張り続けることができます。

働きにくい職場というのはそのような点が不明瞭です。

どんなに仕事で実績を上げてなくても上司に好かれれば昇進し、どれだけ成果を残しても嫌われていればいつまでたっても給料は上がりません。

まさに好き嫌い人事が横行している状態です。

正当な評価制度がある、ということは良い職場の条件といっても間違いないでしょう。