給料の安さと待遇から退職を決意

 

 

前職の職場は27歳の時に入社し、2年間ほど勤務していたのですが、一番のきっかけは、給料の安さでした。

元々入社時に30歳の時に年収500万円くらいにはなるよ、との説明を人事担当の方から受けていたのですが、実態は違いました。

入社後、職場にも慣れたころ、いろんな方から給料の安さの話を聞き、30歳500万円達成が非常に難しいという現実を知りました。

私としては、結婚を視野に入れてお付き合いしている人も当時居て、30歳500万円という数字自体、大した数字ではないと認識しておりましたので、非常にショックでした。

また人事担当にだまされたという思いすら湧いてきました。

ただ入社してしまったからには仕方がありません。最低2年程度我慢し、不動産業界のスキルをアップさせ、転職してステップアップしようと考えました。

2年間は我慢して働くということと、スキルアップした後には、また違う職場で働きたいという思いだけで毎日を過ごしていました。

そんな中、もうひとつの転職のきっかけとなる出来事がありました。

それは人間関係でした。

当時の直属の上司が少しクセのあるタイプの方でした。

当時その上司の部下は、私を含めて3人いたのですが、そのうちの1人が私の在職期間中(1年勤務したとき)に退職してしまいました。

理由はその上司から毎日怒られるからです。

その怒り方、叱り方は、指導の範囲を超えるか超えないかのギリギリのラインであったと思います。

当時私は横で怒られる同僚を見ながら、そのように思っておりました。

その同僚が退職してから、間もなくするとその上司の標的が私に向かってきたのです。

今思うとその上司からすると、指導の一環だったのかもしれませんが、以前よりも私に対して、叱ってくるようになったのです。

直接私が退職しようと思ったきっかけになったのが、他の同僚よりも早くノルマを達成した日に起こりました。

当然私としては、契約をとってノルマを達成した日ですから、褒められることはなくても、怒られることはない日という認識です。

そんな日にも関わらず、就業時間が終わった6時からネチネチと説教が始まったのです。(当然残業代は付きません。)

詳しい内容は忘れてしまいましたが、とにかく「いい気になるな。」という内容と私の営業手法がその上司と少し違いましたので、「自分のように営業しなさい。」いう内容でした。

計2時間以上の説教です。

その会社に対する思い入れもあまりなかったため、転職を決意しました

 

30歳での転職活動

 

上記の理由にある通り、上司が嫌で、半ば飛び出すように辞めたため、次の転職先を決めずに辞めました。

そのため、転職活動には非常に苦労しました。

なぜ、次の転職先を決めずに退職したのか?計画性がないのでは?等の質問への回答には大変苦労しました。

それとやはり2年間で1つの職場を辞めるような人間、ましてや30歳にもなろうとする人間に対して、採用試験を受けた企業の信頼度は低かったように思います。

採用側からすると、大したスキルのない人同士比較する場合、より若い人を採用したいと思うのが、当然の心理であると思うからです。

そんな転職活動に苦労した私でしたが、拾ってくれる(採用してくれる)企業が現れました。これには大変感謝しました。

募集要項には27歳くらいまで、未経験歓迎とあったのですが、30歳の私も臆することなく応募しました。

今となっては、このずうずうしさが良かったのだと思っています。「27歳くらいまで」と書かれた「くらいまで」という言葉に希望を見出したのです。

実際に面接に行くと35歳を過ぎた人もいるようでしたので、自分でも大丈夫かという意識は消え去りました。

採用されてから聞いたのですが、年齢はあくまで目安で30歳過ぎまでなら採用しても良いと思っていたそうです。

 

 

収入も増え転職成功

 

今現在もその職場に勤めています。

目標であった30歳500万円も初年度から達成することができました。

また、現在では役職もつき、その会社で少しずつ階段をのぼっている実感があります。

転職活動中に、なかなか自分を採用してくれる企業が見つからなかったことが自身にとっては、良かったのかなと思います。

自分にはこの会社しかないんだ、という思いが湧いたからです。

新卒の時には内定を複数社もらうことができ、面接が得意だった私は、転職活動においてもすぐに次の職場が見つかると軽く考えていた節がありました。しかし現実が違いました。

他では採用されないこんな自分を拾ってくれた会社に恩返しをしたいという思いが湧いたことにより、いろいろな業務に前向きに取り組むことができました。

今の職場でも何度か部署異動があり、自分の本意でない部署への異動も経験しました。

過去の自分ならそんな時、「オレのやりたい仕事じゃない」とか思ったかもしれません。

いろんな経験をしたことで、「とりあえずやってみよう!」と思えたのは、非常に良かったです。

今の自分があるのは、転職活動期間中の出来事があるからだと思います。