方法① 勉強する

サラリーマンにとって、資格試験に向けた勉強は必要ではあっても、まとまった時間を確保することは難しい場合があります。資格試験に限らず、今後必要と思われる勉強であればどんな勉強でもいいでしょう。

どうしても暇になってしまったら、勉強に集中してしまいましょう。そうすれば、手持無沙汰にして気まずい状況になることもありませんし、サボっているようにも見えませんから、気楽になるでしょう。

現職で評価を上げたいのなら現業にあった勉強をすればいいですし、転職を検討しているのであれば、転職市場で役に立つような勉強をすればいいでしょう。後者は転職を前提にしていますが、「転職も自分の選択肢」と思えるようになると、さらに気楽になります。

また、異動したい部署があるなら、異動先で必要になる勉強をしてもいいでしょう。

会社によって名称異なりますが、特定の資格を取得すると手当がもらえる『資格支援制度』なるものがあります。また、資格自体が昇給の要件とされる場合もあるでしょうから、そのために必要な資格を狙うのもいいでしょう。

現業に直結する勉強であれば、ワードやエクセル、パワーポイントの勉強がいいでしょう。実際に業務で使うデータで勉強すれば、絶対に遊んでいるようには見えません。Officeは、意外と知らない機能がありますから、現業の業務効率の向上も狙えて一石二鳥です。

社内で役に立つ勉強

在籍する部署に必要な勉強が望ましいです。例えば経理部なら簿記ですし、保険屋さんであればFP資格の勉強がいいです。また、在籍する部署の勉強は一通り済んでいるということなら、その周辺業界の勉強もおススメです。

例えば前述の保険屋さんなら、銀行や証券、共済の勉強も役に立ちますし、生保の人が損保の勉強をするのも役に立ちます。

どこでも役に立つ勉強

ロジカルシンキングや資料作成の勉強は、在籍する部署に関係なく必要なスキルとして歓迎されます。現業に必要なスキル以外の勉強が、どうも難しそう(転職を疑われるとか)だということなら、場所を選ばない勉強をするといいでしょう。

方法② 掃除する

デスクの周辺環境の整理というのも、暇なときにしかできないものです。しかも、不思議なことに掃除をしていてもサボっているようには見えないので、気まずい思いをすることなく過ごすことができます。

デスク周りの整理整頓

デスク周りがきれいだと、仕事ができそうにみえることと、重要なものがすぐに取り出せるようになることがメリットです。

書類をたくさんため込んでいる人は、片づけをするだけでもかなりの時間がかかりますから、スキマ時間では無理でしょう。なので、暇な時間を見つけたら集中的に整理していくといいです。

PC内のデータを整理する

PC内のデータも、デスク周りと同じように無駄が多い場合があります。例えば、共有フォルダにアップしてあるのにデスクトップ内においてあるファイルなどは、頻繁に使うものを除いて削除してもいいでしょうし、念のため保管してある過去のファイルも、なぜかデスクトップの一等地に置きっぱなしになっていることがあります。

こうした場合は、「過去のもの」といった名前のフォルダを作って一か所にまとめてしまうなどの作業をした方がいいでしょう。

過去に作成した資料などは、開かないと残す必要があるか分からないものもあるでしょう。そうしていると、意外と早く時間が流れていくのでおススメです。過去のファイルを開いていると、なんとなく仕事をしているように見えますし、過去の自分がいかにショボい資料を作っていたかを振り返ることもできますから、これもお得な要素の強い方法です。

共用スペースの掃除をする

自分の周辺環境の掃除も必要がないレベルなら、通路や倉庫の掃除をしてもいいでしょう。大きなビルであれば清掃業者が入ることもありますが、最近はセキュリティの観点から、どうしても業者の手が届きにくい場所はあります。花瓶や鉢植え、また受け付けスペースなども掃除してみてはいかがでしょう。

誰に言われることもなく、こうした清掃活動ができる人は周囲からの評価が高まる傾向があります。「うちの受け付けスペース、何か汚いよね」と言うだけ言って何もしない人より、何も言わずに手を動かす人の方が好印象なのは当然です。暇で仕方がないということは、周囲の評価を上げる絶好のチャンスなのです。

方法③ オフィスから姿を消す

本当にやることがない場合というのはたびたびやってきます。掃除も終わったし、自分の業務も、相談が必要だけれど相談相手が外出していて帰社予定がないなどの状態です。

手持無沙汰にして気まずい空気を作るくらいなら、オフィスから姿を消してしまってもいいでしょう。これは内勤社員には難しいこともありますが、工夫次第では不可能でもありません。

トイレにこもる

あまり頻繁に席を立つと、「あの人すぐいなくなるよね」という陰口が立つこともあるので注意が必要ですが、比較的手軽で有力な方法です。

1回10分くらいで個室にこもり、居眠りをしてくるとかスマホで動画を見てくるなどの息抜きです。トイレに本当に用事がある人に迷惑がかかることもありうるので、人の気配を感じたらすぐに退去できるようにしておきましょう。

喫煙所に行く

これもトイレと並んで手軽で有力な方法です。喫煙所に行けば喫煙仲間が数人いたり、入れ代わり立ち代わり来たりしますから、そのたびに立ち話で簡単な相談や報告を入れるなどすると、仕事関係の話をしているアリバイができるのでサボっている風には見えなくなります。

また、喫煙所→トイレという合わせ技も使うと、オフィスから姿を消せる時間が少しだけ長くなりますから、暇つぶしとして有用な方法です。

外出してしまう

これが内勤社員にとっては一番難しいかもしれません。しかし、土日休みの人にとっては、平日のオンタイムにしか営業しない銀行などでの手続きは貴重なものです。どうしても暇になってしまったら、郵便局や銀行でそのときにしかできない手続きをしてくるのもいいでしょう。

また、ATMも平日昼は手数料無料ですから、ATMでお金をおろしてくるのも1つの方法です。会社によっては有給を1時間単位で取得できたりしますから、無断で外出するのが難しいとか監視の目が厳しいなら、時間休を取って外出するようにしましょう。

外回り中心の社員なら、客先に訪問したことにして暇つぶしをしてくることも可能でしょう。この場合は、客先に訪問したアリバイだけは作っておきます。

方法④ 上司・同僚に恩を売る

これが最もスタンダードでしょうが、上司に対して「一通りの仕事が終わりましたが、何か手伝うことはありますか?」と声をかけてみましょう。上司の作業が立て込んでいるなら、非常に感謝してもらうことができます。新しい仕事を覚えることもできて、レベルアップの機会にもなります。

上司が特に忙しくないとか、会議などで離席しているなら、周囲の同僚にも同じように声をかけます。たとえ実際に仕事をもらうことがなくても、自ら仕事を引き受けようとする人に対してネガティブな感情を抱く人はいません。むしろ「チームのことを考えて動いてくれる人」という好印象を抱いてくれるでしょう。

このように、他人の仕事を引き受けてあげることによって、相手に恩を売ることができます。それは巡り巡って、自分がピンチになったときに助けを求められる環境を作るということでもありますし、場合によっては人事考課で評価を高める結果になるかもしれません。暇な時こそ社内営業で評価を上げるようにすると、暇な時間も悪いものではありません。