激務から転職を決意

転職をしようと思ったきっかけは、コンサルティング会社で働いているときの激務が積み重なっていったからです。

朝は8時ころ出社、夜は日付が変わる頃に帰る生活続けていました。遅い時には3時頃まで仕事をしていました。

その頃は総合職はそれが当たり前とされていたので、女性でも男性と変わりなく、むしろ後輩なんだからやれと言わんばかりの仕事量を持っていました。

ストレスが溜まっているからか、食欲だけは旺盛で毎日シュークリームやミルクティーなど激甘スイーツをおやつに食べて、夜中には日付が変わる頃にカップラーメンを2個いっぺんに食べるなど、不健康な食べ過ぎ生活を続けていました。

それでも、みるみる体が痩せていって、3ヶ月で8キロ、そのご15キロ痩せました。毎日会っている同僚にすら「また痩せた?」と言われてしまうほどでした。

体も変化がありましたが、心のバランスもあまり良くない状態になってきて、涙が勝手に溢れてくるなんてことも経験しました。

これでは自分の体が壊れてしまうと思い、徐々に転職を決意するようになりました。

高い給料が欲しくて選んだ仕事でしたが、今度するなら激務ではなく、人間的な暮らしをしたいと思うようになりました。

命を削ってまで仕事をすることはない、と思うようになりました。

 

定時で帰れる会社を求めて転職活動

前職を辞めるときにはものすごい仕事量と幅広い仕事内容に目が回る思いでした。

しかし、転職活動中にきづいたのは、その仕事をこなしていたからこそ、転職活動で受ける会社ごとに経験を書き換えることができるので、すごく便利だということに気づきました。

その会社に合わせて、アピールポイントを変えることができるので、とても便利だと感じました。

また、幅広い仕事のおかげで色々な方との話を合わせることができたので、数年のキャリアでもとても力をつけることができたということを感じました。

3年経たずにやめてしまったことが不利になるのではないかと心配していたのですが、コンサルティングはハードワークだということは周知の事実だったようで、前職をやめた理由について面接で尋ねられても「激務だったので辞めました」と正直にお話しても理解を示してくれるかたが多かったように思います。

私の転職の軸は「給料が10万円下がってもいいから、定時で帰れる仕事を選ぶ」ことでした。

高い給料をもらっても、それを使う時間すらなければ元も子もないことを感じていたので、軸だけははっきりとしていました。

そこで、面接をしてもらっていて信頼できる先輩が何人もいそうな会社があり、定時に帰れるということも言われたので、その会社に決めることにしました。

スルスルっと最終面接もパスすることができました。

 

社風に戸惑いながらも上手く順応

定時で帰れるということを信じて入った転職後の会社ですが、面接の時に話していたことと、少々差がありました。

定時に帰れるとのことでしたが、定時に帰れるということはほとんどなく、プラス2時間はサービス残業が当たり前の会社でした。

朝は30分繰り上げて出社するのが当たり前で、土曜日出勤も時々存在しました。

広告代理店ということを考えれば想像がついたことかも知れませんが、全くの未知の業界だったので面接官の言葉を信じてしまったのも悪かったなと思います。

転職後に感じたギャップはまだあります。

コンサルティング会社は、ある程度名の知れた大手企業だったので、割と自由な社風でした。

経費も領収書を出せば通るし、接待もある程度理由を書けば通ります。

物を買って欲しければさらっときちんと領収書を提出すれば買ってもらうことができました。

また、文具も支給用の文具が常に引き出しの中に入っていて、それを自由に取れるようになっていました。

 

それが転職後の会社は中小企業だったことから、そんな当たり前だと思っていた支給品は全くありませんでした。

また、経費もなかなか通らず、経理の社員から根掘り葉掘り言われることになりました。

時には「それは自己啓発だね」と交通費すらもらえないことすらありました。

 

さらに、社風もだいぶ違っていて、転職後の中小企業は完全なる体育会系でした。

自由な社風だった前職とのあまりの社風の違いに最初はとても戸惑いました。

上下関係があまりにも厳しく、一人一人が独立して動くのではなく、完全なピラミッド型の社会で、上のいうことは絶対という社風です。

今までは個々の考えが尊重されている会社にいたので、最初のうちは独断で判断して仕事を進めていました。

ところが、それは逆に、私が上に許可を取らずに勝手に判断して動いているとみなされてしまいます。

すると、私ではなく私の上司が、先方の上司に呼び出されて注意を受けます。その後私の上司から私が注意を受けるというなかなか回り道のシステムでした。

また、一つでも上司を飛ばしてしまうと怒られるか、裏で言われることもあるなど、体育会系の独特の社風とのギャップに戸惑いが大きかったです。

この独特な社風を飲み込んでからは、うまく立ち回ることもできるようになったので、問題はなくなりました。

私の転職体験は大企業から中小企業に動くことで、ギャップをかなり感じることになりました。

どちらの企業も良いところと悪いところがもちろんあることも勉強になったので、それは自分の経験値のプラスになったと思います。