教師からメディアへの転職活動

 

結婚する前は高校で教員をしていました。

教員の仕事は学生時代からの夢でしたし、生徒たちはとても可愛くて、この仕事が好きでした。

しかし、結婚によってその地域を離れなければならず、教師という仕事を辞めざるをえなくなったのです。

結婚して違う地域に住み始め、また仕事をしたいと思いました。

また教師になることも考えたのですが、全然違う地域で生活を始め、結婚という新たな人生のスタートを切ったわけですから、いっそ違う仕事をしてみたいと思うようになったのです。

教師の仕事に不満はありませんでしたが、せっかくの人生なんだから他の仕事をしようと思いました。

実際は違う業界に転職すると言うことに関してだいぶ抵抗がありました。

仕事をしたいと思っていましたが、今の日本社会は転職に良いイメージがあまりないですよね。

確かに最近では終身雇用などの形も変わりつつありますけれど、やはりいちど仕事に着いたら一生涯その仕事を貫く、といったことが美徳とされていますので、私も教師以外の仕事を探すにあたり、抵抗がありました。

また、同じように結婚で仕事を辞めた友達も最終的には似たような業界で仕事を始めていたため、自分だけ違う業界に入ると言うのも不安がありました。

しかし、やはり違うことを挑戦してみたいと思い、転職活動を始めたのです。

ただ、ちょうど子供も欲しいと思っていましたし、私は20代後半で結婚しましたから年齢的にも転職は難しいかと思いました。

多くの企業では女性を嫌がる傾向にありますし、結婚したばかり、女性、子供なしなんて最悪のパターンですよね。

ですからどうせ仕事は見つからないだろうという気持ちもありました。

しかし、インターネットで転職エージェントの広告を見てもう一度自分にできそうな仕事を探してみようと思いクリックしたところ、ちょうど外資系企業のメディアの仕事を見つけたのです。

それは英語力や記事の編集能力を必要とする仕事でしたが、私の学歴と教員の過去があれば何とかなるだろうと思いました。

そのエージェントに連絡し、担当の人と話をして担当の人にも「おそらくいけるのではないでしょうか」と言っていただきました。

その担当者から私の履歴書を企業に送ってもらい、数日後、担当者から「明日面接と入社試験になりました」と連絡をもらいました。

本当にあっという間の出来事でした。

学生時代、私は教員になりたいと思っていましたから、一般的な就職活動もしたことがありませんでした。

ですから主人に面接で何を聞かれるか、どのように答えたら良いか、などというヒントをもらいながら一晩で練習したのです。

ですから、私は決して一生懸命転職しようとサイトを見たわけでもありませんし、本当にラッキーなくらいとんとん拍子で面接と入社試験にたどり着きました。

面接の時点で「あなたは責任を持って仕事ができそう」という評価をいただき、その2週間後、内定をいただきました。

今このメディアで仕事をし、本当にやりがいを感じています。

確かに教師という全然違う業界からメディアの仕事をするというのは全く異なる業界で仕事をするように思うかもしれません。

しかし、教師は自分なりに自分の科目を身に付け、それを生徒たちに教えていく仕事ですが、メディアはニュースなどを自分なりに理解し、それを人に伝えていく仕事です。

ですから、どちらもよく似たようなものではあるのです。

実際に面接でも違う業界で働くことに関してどのように思うか聞かれましたが、違う業界ではあるけれどどちらもやっている事は変わらない、教員として生徒に授業をしてきた、今度は自分なりに世界情勢を把握し、人に伝えていくという点でこの2つは似ている、と説明をしたところ、「確かにその通り」と言っていただきました。

また、驚いたことに私の年齢や女であると言う事、子供がいないと言うことや子供が欲しいと言う事等は聞かれることもありませんでした。

さすがに外資系の企業は違うな、と思ったものです。

「ぜひあなたと一緒に働きたい」と面接で行っていただき、面接が終わったときには内定をもらったも同然だと思っていました。

その時の面接の担当者から、結果が行くまでには2週間かかると言われ、その2週間、ワクワクしながら待ったものです。

 

給料が上がり満足な転職を果たす

ちなみに入社試験はそんなに難しいとは感じませんでした。

その業界で必要な力が試されたと思いましたが、特に難しいとは思いませんでした。

つまり、その試験につまずいたのであれば、そもそもその業界で仕事ができないと言えるものでしょう。

実際今の方がお給料も良いですし、残業も苦にはなりません。

転職をして本当に良かったと思っています。

前の仕事が嫌だから、不満があるから転職したいという動機はあまり良くないと思いますが、もしもチャンスがあるならば、違う世界を見てみても良いのではないでしょうか。

特に女性は女性だからといって諦める必要はありません。

子供がいなくても子供がいても、自分の人生を輝かせていきたいですね。