会社の将来性を考えて転職を決意

 

現在、機械メーカーの正社員事務として働いております。

今の仕事に就く前は、約3年間、建築資材メーカーの事務員として勤務していました。

前職を辞め、転職しようと思ったきっかけは、会社の業績不振により、私が勤務していた営業所を縮小移転する計画が出たことです。

また、同じ頃、それまで毎週休みだった土日が、各週土曜に交代で出勤することになり、合わせてボーナスの額が下がり、このまま居続けても将来がない職場だと感じたため、転職することにしました。

 

入念に転職先を選ぶ転職活動

 

転職するといっても、コネやつてはなく、全くのゼロからの転職活動となりました。

前職は3年間しか勤務していないうえ、もともと賃金も高い方ではなかったので、退職金はほとんどありませんでした。

そのため、連日朝からハローワークに通い、バスターミナルに掲示されている求人情報や求人雑誌は逐一確認し、すぐにでも再就職したかったのですが、めぼしい会社は見つかるものの、転職活動の初め頃は、書類審査で落ち、面接で落ちる日々が続きました。

事務の仕事が向いていると思ったし、好きだったので、職種は事務一本に絞って探していました。

今思うと、それでも現代に比べ、雇用の機会がかなりあったと感じます。

しかし現代に比べ、ひとつの会社を勤めあげる方が多かったように感じます。

前職を辞めた理由を面接で話す時は、先方にちょっとしたことで辞めるのではないかという印象を与えないよう、かなり気を使ったのを覚えています。

転職活動で何度も面接を受けるうちに、少しずつ面接で聞かれる事柄の傾向がわかってきました。

面接を受け、帰宅後、毎回ノートに聞かれた質問や面接の状況、雰囲気、自分がどのように答えたかを記入しました。

そして、まずかった返答には、どう答えれば良かったのかを考え、記入しました。

また、集団面接で、印象に残った他の受験者の受け答えや様子も記入しました。

それを繰り返すうちに、面接で余計な力が入らずに、自分の考えや答えを面接官にきっちり伝えることが出来るようになってきました。

転職活動を始めて、半年間のうちに約30社を受けました。

後半は次々に内定をもらえるようになってきました。

内定をもらっても、実際に入社説明を聞くと、募集時の条件と異なることがあり、いくつかの会社の内定を辞退しました。

また、実際にその会社の職場に挨拶にいった際、あまりに雰囲気が悪かったり、先行き不安な様子の会社も、申し訳ありませんが入社を取り消させて頂きました。

そのようにしているうちに、新規で営業所を出す全国規模の機械メーカーの求人に目が止まりました。

その会社は比較的社員の平均年齢が若く、業績が非常に伸びており、あらゆる面でかなり魅力のある条件の会社でした。

ただ、扱っている機械が自分の生活には全く馴染みのないもので、その業界と会社については事前に入念に調べました。

そして、これまでの面接の経験と、前職でやってきた事務の仕事の知識、経験を武器に応募しました。

面接では10倍以上の倍率でかなり厳しさを感じましたが、何とか一次面接を通り、東京の本社の役員面接を受けることになりました。

役員面接では、自分自身の仕事にプロ意識を持って、取り組みたいと伝えました。

2週間ほどで採用の連絡を頂き、転職が決定しました。
すごくうれしかったです。

 

やりがいのある職場へと転職を果たす

 

給与面でも待遇面でも、前職よりはるかに良い条件でしたが、前職に比べ、かなり業務が細分化されている会社で、それこそ自分の仕事にプロ意識と責任感を持って取り組まなければついていけない厳しさがあり、転職後1、2年は大変苦労しました。

事務の基本は変わらないのですが、会社独自のシステムを使っているため、そのシステムについて、理解し慣れるのが大変でした。
また、前職は年配の方が多い職場でしたが、新しい会社は役職者も若い人が多く、ノリや社風が全く違うので初めはとまどいました。

しかし、若い社員が多い分、勢いがあり、過去のやり方にとらわれない斬新なアイディアややり方が歓迎される職場で、非常に活気があり、慣れてくるにつれ、この会社の雰囲気と一緒に働く人たちが大好きになりました。
入社後2年程経った時、自社の機械が爆発的に売れ、事務員も毎日0時をまわるまで残業する日が続くことがありました。

あまりにも忙しく、退社してしまう事務の方もいて、私自身も忙しさとミスしてはいけないというプレッシャーが重なって、辞めてしまいたいと思ったこともありましたが、一緒に働く営業や上司のおかげで辞めずに続けることが出来ました。

この会社に入って得た一番の財産は、人とのかかわりだと思います。

日本全体の経済は私が転職した頃に比べ、目に見えて厳しくなっていると感じます。

会社の業績も入社時に比べ、困難さを増していますが、それでも転職してから今まで働いてきて得た、人との関わりを思えば、あの時転職して本当に良かったと今も変わりなく思えます。