転職活動の中で、最も重要な部分が面接です。この難関にして、最大の試練を上手く乗り切らないと、就職活動は成功することができません。

数々の質問の中でも、どう答えれば正解なのかが分かりにくいのが、「最近あった関心のあるニュース」についてでしょう。

「膨大な量のニュースから、どう選べば良いのか、考えられる正解が多すぎて、何を言えば良いか分からない。」と思われやすい質問です。
ですが、みなさんご安心ください。

この質問を上手く的確に答えるために、まずはこの質問の意図をしっかりと理解し、ポイントさえ押さえれば、自ずと面接官の求める回答をすることができます。
対策さえ練れば、この質問に怯える必要はありません。

まずは質問の意図を理解することから始めよう

面接官が高確率で「最近の気になったニュースはなんですか。」とみなさんへ出題しますが、この質問の意図はなんでしょうか。

面接官は、みなさんとは、面接の日がもちろん初対面です。みなさんの情報は、履歴書しかありません。面接官は、みなさんが、どういう人材かを測るために、数々の質問をする必要があります。

この質問も、その繋がりで行われ、大きく意図は2つあります。

まずは、志望するみなさんに、必要最低限の社会人マナーがあるかを、判断することが重要です。

日々変動していく、社会の情勢や業界について、しっかりと把握できるだけの、情報収集の能力があるかを、知りたいと思っています。併せて、そのニュースを聞き流しているのではなく、自身の意見をもっているかどうかを、知るための質問です。
自分の意見は、面接対策本には載っていません。しっかりと精査して、明瞭な意見と着眼点を伝える準備が必要です。

もう一つは、幅広い視野と志望している業界に関心が深いかも、この質問で測っています。今の時代、情報は業界ごとではなく、すべて連鎖的に影響していく可能性をもっていると、言えるでしょう。狭い視野の人材は、より広い範囲で物事を考えることができません。

志望する業界に、疑問に提示たことが、どのように関連するのか、そして志望業界の何が今問題になっているのかを、しっかりと理解する必要があります。
「この人は、しっかりと業界研究ができている。」と、印象付けることが重要です。

面接官は、このような意図で、みなさんがどのような人材かを測るために、質問をしています。

気になるニュースの選定が重要

多くの面接で聞かれる質問ですが、ニュースをピンポイントに指定されることはありません。業界研究ができていることを、しっかりとアピールできれば、自分をアピールすることができます。チャンスを逃さず、しっかりと受け答えしていきましょう。

ニュースの選定は、志望している業界に関連の深いものを、取り上げてください。全く関係のない、結びつかないニュースでは、回答するのも一苦労です。

できるだけ、最新のニュースにすることも重要です。
いくら大きなニュースでも、数年前のものでは、面接官も覚えているか定かではありません。最新のニュースを取り上げることで、日常的にニュースを確認していることを、自然にアピールもできます。

そもそも、「最近のニュース」と聞かれているのに、古いニュースを持ち出すことは、面接官の質問を聞いていない、理解していないと、判断される可能性があります。

適切なニュースを選定できた後は、しっかりと内容を解釈し、自分の意見をまとめることが重要です。その際、必ず具体的に意見を述べてください。具体性に欠けていると、もちろん説得力が薄れます。その場合、面接対策本などを参考にし、自分の意見を述べていないと、残念ながら判断される恐れがあります。

面接官は、この質問を何回も行ってい、毎日大勢の志望者と面接をしています。面接対策本の丸パクリの回答では、面接官を納得させることはできません。どうしても、同じような意見は、あまり良い印象にならずに、目についてしまいます。あくまでも参考程度にして、オリジナルの意見を作りましょう。

この質問は、あくまでも正解や、不正解はありません。よっぽど、非常識と取られてしまうことを言わない限り、不正解はないお得な質問です。

必要以上に臆病にならずに、ハッキリと回答ができれば、良い印象を与えることができます。

避けるべきニュースのジャンルを意識

ご自身が気になったニュースについて、述べることが一番伝えやすいでしょう。ですが、ニュースの選定には、注意すべきジャンルがあります。

避けるべきニュースは、政治や宗教にテロ問題です。この内容は、要注意のジャンルなので、できれば避けたほうが無難でしょう。

政治・宗教・テロ問題は、個人の見解に大きく左右する内容です。各個人でもっている主張が強い事柄なので、他者からの意見が自分と違えば、不快感を受けてしまう場合があります。
誰しも、信じているものを、否定されると腹ただしいですよね。

例えば、「〇〇という政治家の掲げるスローガンは、時代に適していない。」など述べた時に、もし面接官が支持する政治家だった場合、もう取り返しがつきません。しどろもどろに、後から否定すると、より事態が悪化するでしょう。

面接官も人間です。私情に左右されやすい、志望業界に関連する内容を選定してください。

各種媒体で毎日ニュースをチェック

面接当日まで、できるだけ毎日多くのニュースを、定期的に確認してください。

多くのニュースを日頃から確認して、考えを持つことが、面接での訓練になります。それと同時に、ニュースを確認することは、世間と間接的に関わることです。それは社会人になって、どんな仕事をしても、必要なことには変わりません。

できるだけ毎日と言われると、膨大な量なので、なんだか大変に思えるでしょう。

ですが、みなさんは毎日SNSなどを、空いた時間に確認していないですか。SNSも膨大な量です。それを自然にしているのだから、実際ニュースを確認するのは、それほど大変なことではありません。

自分のしやすい方法を主にして、無理のないように、チェックすれば良いでしょう。

現代の生活には欠かせないスマホを、大活用してください。
ニュースを題材にしているアプリは、たくさんあります。アプリの利点は、どんな場所でも時間を選ばずに、最新のニュースを確認できる点です。最新の情報を確認するには、もってこいのツールでしょう。

その他にも、日本経済新聞(日経)も、読んでほしい情報ツールです。
ビジネスに特化した、情報が充実しているので、この面接対策だけに留まらずに、利用をオススメします。新聞でも購買できますが、アプリで「日経新聞の電子版」があるので、ぜひ使用してください。スマホ以外に、タブレットでも確認ができるので、非常に便利です。

ニュースの概要は3割&自分の意見は7割

次にどのように意見を述べ、回答していくかを準備していきましょう。
冒頭でもお伝えしたように、面接官は志望者の意見を聞きたいと考えています。

何も準備せず挑んだ志望者は、頭が真っ白になり、当然慌てます。そこで、思いついたニュースの概要を説明して、感想は一文だけというのは、ありがちの失敗です。そうならないためにしっかりと事前に、準備しておく必要があります。

ニュースについての概要は要点さえ伝えれば、それ以上をダラダラと、説明する必要はありません。面接官にニュースの内容を説明するのは、質問の意図が分かっていないと、残念な判断をされてしまいます。

ニュースの要点を説明し、気になった点を基にして、自分が考えた意見を具体的に伝えてください。あやふやなまま、回答することのないよう、「〇〇だから、〇〇だと思います。」というような、具体的かつ簡潔にすることを、心がけてください。
ニュースの内容は3割程度に抑え、意見を7割ほど、というように割合を指定すると、構成を組みやすいでしょう。

この流れを意識すると、自ずと選定したニュースに対して、研究する必要があります。しっかりと内容を噛み砕いた上で、まとめれば面接官にも伝わりやすい回答にな流ので、ご参考ください。

おわりに

しっかりと準備をしておけば、当日慌てることはありません。むしろ、不正解がない質問なので、面接のポイントを稼ぐことのできる質問でしょう。

また、この質問対策のために、当日までニュースを確認する習慣は、社会人になっても行うことをオススメします。例えば、営業職になれば、商談の合間にお客様との話題としても、使えます。世間の動向を知ることが、悪い面に繋がることはありません。むしろ、知らない方が、世間知らずと言われ、評価が下がります。

以上の点を踏まえて、しっかりと対策をして、当日取り組んでください。