モラハラをしてくる上司の特徴

そもそもモラハラとは言葉や態度による精神的な暴力と言われています。

自分より技術が上、売り上げが上の部下を嫌う人が代表的でしょうか。

美容業界でもよく聞きます。技術が何よりも大切な技術職は自分の頑張り、努力しだいです。

お店の大会で店長よりいい成績だった、そして他店へ異動させられた、などです。大会で優勝した後は口もろくに聞いてもらえなかったのみならず、お店で物が紛失した時にあらぬ疑いをかけられたりなど本当に酷い話を聞きます。

素直に自分の部下を褒め称えることができないのです。それだけではなく、今までの態度を一変させてしまうのですから驚きます。

そう言った人は自己肯定感も低いです。自分に自信がないから、部下に対して大きく出ないと不安になってしまうのです。自分より成績がいいなんてもってのほかです。

そして、自分に甘く他人のミスは許さない人にも多いです。ちょっとしたミスで、その人自身まで否定してくるのがいい例です。

どうしてこんなこともできないんだ、だからお前は、、という言葉です。そして、そういう人間は話をしていくうちにどんどん主旨がずれていってしまうのです。

たったひとつのミスだったのに、話が逸れてしまうケースです。

そういった上司はどこかで自分に自信がないのです。

家庭でのストレスを職場で発散といったケースもあるでしょう。

自分自身がストレスを抱えている場合、他で発散することでしか保てなくなり、そういった行為に及んでしまうようです。

また、幼少期や、その人のパートナー、結婚生活なども大きく関係してくるでしょう。

親からの愛を受けられなかった人、暴力を受けていた人、パートナーにモラハラを受けている人も職場で自分より弱い立場にいる相手にモラハラしてしまうのです。

まさに負の連鎖と言えるでしょう。

モラハラの主な内容

あからさまに仲間はずれにされたり、わからないことがあっても聞けない雰囲気を作られるのです。

職場で朝から不機嫌な態度を取られる、気を遣わせられる、このようなこともモラハラの1つと考えていいです。

職場という環境において精神的に辛い状況に陥ります。

いつまでも簡単な仕事しか任されないというケースもあるようです。

あからさまに1人だけ無視したり、こんなこともできないのかと鼻で笑うような行為もそれにあたります。

冷たい視線を送るのもモラハラにあたると言えます。女性の多い職場だけでなく、男性中心の職場でもあるそうです。

暴力と違って目に見えないので大変タチが悪く、周りから見ても気付きにくいと言えるでしょう。

ミスに対するモラハラは特に、責任感の強い人には辛いことだと思います。

自分がいけないんだ、どうしてこんなこともできないんだと、自分自身をどんどん責めてしまうのです。

そしてそもそも意味などない怒りや態度に混乱してしまいます。

どうしてあの上司は怒っているんだろう、不機嫌なんだろうとです。

でも答えなどないのです。

モラハラで1番怖いところは、まさにこれだと言っても過言ではありません。

どうして自分は怒らせてしまうのかわからない、不安なのです。混乱してしまい、どのように対処するのが正解なのかわからないことなのです。

ターゲットになりやすい人物

誰でもモラハラの対象になるかと言われるとそうでもないようです。

ターゲットになりやすい人物はまず、はっきり言い返せないという人に多いです。

理不尽なことがあれば強く言い返したり自分の意見を言い返せる人にはそもそもモラハラなどあまり起きないように思います。ですがこれは全く悪いことではないと思います。その場の流れを壊さない、みんなのいい方に賛同するというのはいつでも大切なスキルです。

真面目な人にも当てはまります。

この仕事を完璧にできなかったから、もっと頑張らなきゃ、認められない自分が悪いと思ってしまうからです。
また、自己評価が低い人もそうでしょう。

モラハラ上司に責められると、自分が悪いんだ、自分がうまくできないから仕方ないんだと感じてしまいがちです。

空気を読む人もそうであるといえます。

自分さえ我慢すればおさまる、といった考えの人は特にターゲットになりやすいです。

気をつかい過ぎてしまう人もこれにあたります。

ですが、全て裏を返せばその人の個性で認められるべき素晴らしい人格です。

モラハラはする側だけが悪いのでなにも変える必要はないといえます。

自分が真面目だからだ、空気を読んでしまうからだなどと悩む必要は一切ないのです。

ただ、ターゲットにされやすかったというそれだけなのです。

世間でいう、いい人、にあたる人はターゲットにされやすいのです。

モラハラで引き起こされること

最も代表的なのは鬱病でしょう。気づかないうちに自律神経失調症になる人もいます。

よく眠れない、眠りが浅くなってしまう、悪夢を見てしまう人もいます。

最後には精神的に追い込まれ自殺を考えてしまう人もいます。

助けを求める気力もなくなってしまうのです。誰かに相談できればすこしは楽になれるかもしれませんが、こういったことはなかなか言えない人も多いでしょう。

専門の医療機関を受診することも必要なことです。

モラハラ被害者は自分が被害に遭っていることに気付きにくい傾向にあるようです。

日々の少しずつの我慢の積み重ねが爆発する前に、まずはしっかり自分の状況を把握し、自覚して治療、対策することが必要なのです。

モラハラ上司への対処法

上司に対してはいつも通り接しましょう。

まずは相手が自分にモラハラしているんだ、と自覚を持つことからです。

相手がなにを考えているかわかりますか?

わかるわけがありません。モラハラするような人間の気持ちを理解しようとしなくていいのです。

こうすることでしか強く出れない人間なんだと割り切って接するべきです。かわいそうな人なんだとあわれんでもいいかもしれません。

決して、自分を変えなければ、もっと頑張らなきゃなどと思わないことです。

そのままでじゅうぶん素晴らしいのです。

モラハラは理不尽そのものなのです。毅然として接しましょう。

そして、必要な証拠をそろえ、場合によっては会話を録音しておきましょう。

もっと上の上司に報告するのもありかもしれません。

何月何日にどのようなことを言われた、どんな態度をとられて辛かったなどと日記に書いていくのも有効な手段です。客観的に見ることによって、自分の気持ちも落ち着き、冷静になれることももちろんですが、これを証拠とすることも出来るでしょう。

弁護士に相談する、という手もあります。

近年ではこのような悩みをネット上で気軽に相談している人もいます。同じような悩みを持っている人との交流はとても有意義だといえます。

また、職場の人間に打ち明けるということもいいと思います。

本当は前からそう思っていた、なんて人も出てくるかもしれません。そうでなくとも本当は相談してくるのを待っていた、きになっていたんだよという人もいるかもしれません。

その上司を変えることは不可能に近いのです。その人自身が積み重ねてしまった負の感情や背景はその人自身でしか改めることはできません。

自分自身が外へ目を向けるしかないです。

できるだけその上司とは関わらず、言われたことをとにかく流すスキルをつけましょう。

気にしない力が一番必要だといえます。

辛いなら勇気を出して環境を変えることも大切です。