「転職したい!」と思っても、妻子持ちである場合はなかなか勇気が出ません。なぜなら、妻子持ちであることが転職に不利に働くような気がするからです。

では実際のところはどうなのでしょうか。不利となりそうな部分に合わせ、妻子持ちが有利に働くようにするにはどうすればいいかについてもご紹介していきます。

 

妻子持ちは給料面で会社から敬遠されやすい?

 

雇う側は妻子持ちの男性よりも独身男性を雇いたいというのが本音かもしれません。

扶養家族が多ければそれだけ生活費も必要になってきます。すると、当然安い給料よりも高い給料を求めてくるに違いないと面接官は判断するかもしれません。

採用時に給料を提示するとはいえ、業績によっては減給も考えている職場だとしたら交渉しにくくなってしまいます。

「給料が下がるなら退職します」と言われてしまえば、再び新しい人を採用しなければならなくなり、イチから教育して育てていかなければいけません。その手間も相当なものです。

転職活動の際にこのように思われたくないのであれば、「共働きなので提示されている通りで問題ありません」と宣言したり、「○年後に教育費が落ち着く予定でいます」という話をしてみてもいいかもしれません。

すると、企業側もそれほど過剰にそればかりを気にせずに済みますし、むしろお金にきっちりとした几帳面な人という印象を持ってもらえるのではないでしょうか。

ただ、「お金に関しては大丈夫です!」と手離しでOKサインを出してしまうと今後の自分の首をしめることにもなりかねません。

業績アップや勤続年数が増えると給料アップについて交渉の場を設けてもらえる可能性もあります。

その時に「君は現状で満足しているんだったよね」と言われてしまい、それっきりになってはただ損するだけです。

「頂ける給料に見合った仕事ぶりをお見せすべく頑張ります」というやる気の姿勢を見せつつ、昇進や給料交渉への意欲も感じ取っ手もらいましょう。

 

 転勤や単身赴任がしづらい場合の対処法

 

妻子持ちだと転勤や単身赴任に応じてもらえそうにないと判断されてしまう場合があり、転職の際には不利な印象を与えてしまうことがあります。

実際に子供を転校させたくないと考える親は多いですし、妻の仕事の都合によっては同意を得られそうにない可能性もあるということで「転勤や単身赴任はありますか?」としつこく確認する男性もいます。

しかし、念のため聞いておいただけだったとしても、「転勤や単身赴任は困るということか」と判断されやすいのが妻子持ち男性というものです。

では、どのように伝えれば企業側に消極的な印象を持たれずに済むのでしょうか。

例えば、できないことは前もって伝えておく必要はありますが、「この程度なら大丈夫です」という範囲を伝えてアピールしてみてください。

「転勤は今はできそうにありません。しかし、○年後くらいなら子どもも▲歳なので応じれる可能性があります」というような感じです。

単身赴任も「○年以内なら」とか「近場なら」というような条件付きで前向きに検討するつもりがあると思ってもらいましょう。

また、応じれない理由もちゃんと伝え、単なるわがままではなく父親や夫として確かな思いやプランがあることをわかってもらいます。
そうすれば先を見通せる冷静な人、考えをちゃんと言葉にできる頼もしい人というように思ってもらえます。

休みが欲しい場合の対処法

 

妻子持ちだと子供の急な体調不良や学校行事の関係で、急に休みが欲しいなどとわがままを言われるかもと思われる可能性があります。

子供がいると急に熱を出すことも珍しくありませんが、今は共働きの家庭も多く、妻が対応できるとは限りません。男性であっても「休みをください」と言ってくるのは、会社が理解あると信頼してのことか、または子供思いの男性か、原因は様々です。

学校行事は土日がメインですが、土日こそ忙しいという職場もあります。

それでも「どうしても」と懇願されてしまうと断りきれない上司もいて、残りの従業員でカバーするのが大変だったりするでしょう。

また、「忙しくなるとわかっていてなぜ休ませるんだ」と不満が噴出する恐れもあり、板ばさみに悩む上司もいるかもしれません。そんな経験が過去にあると雇う側も妻子持ちを採用することに躊躇ってしまいそうです。

休みに関しては面接の段階で「こういう場合はこうします」とプランを伝えておくべきです。
あらかじめわかっている学校行事は先に伝え、どうしても外せないものだけ早めにお願いして休みを頂くようにしましょう。

子供の体調不良に関しては、代わりに動いてくれる妻や祖父母などの存在を話しておくと向こうも安心です。ただ、どうしてもというときは迷惑をかけるかもしれないということは伝え、真摯な態度で人柄をアピールしてください。

妻子持ちは転職活動で不利になる部分があるのは確か

妻子持ちだとこういった部分で転職活動の足を引っ張る恐れがあります。
ただ、歩み寄る姿勢をしっかりと見せ、それ以上にスキルややる気をアピールすればカバーできることもたくさんあります。

妻子持ちだからと言って都合の悪いことを全て突っぱねたりはしないでください。妥協するところは妥協して会社に合わせ、面接官の妻子持ちに対する不安を取り除くことが転職を成功させる秘訣です。妻子持ちだからこその責任感と人生経験に期待してもらえるよう、しっかりとした受け答えで臨みましょう。