留学を経て貿易事務に転職するまでの経緯

まず始めに、20歳で入社した精密機器での事務職についてお話いたします。

入社した目的は留学費を稼ぐため、英語が使える職業を選び就職活動しました。

英語の他にも日本ならではの組織で動くことの大切さや、社会のルール等を学ぶことができましたが、留学のために3年で退社いたしました。

ビザの関係で、退職する半年前に退職の意向を上司に相談しましたが、上司からはかなり反感を買い、後の仕事もしづらくなる期間もありました。

それに加えてたった3年で退職ということが後々転職で不利になるかもしれないと悩みましたが、自分の人生に賭けてみようと決断したので、失敗ではなく成功だったと今でも思っております。

帰国してからは、前職の経験を活かせるNVOCC(貨物利用運送事業者)に転職しました。

前職の輸出業界で培った貿易知識をフルに活用でき、お客様の希望納期に間に合うようチームと連携して業務にあたりました。

英語に触れる機会は書類のみとなってしまいましたが、新たに銀行関連の英文書類に携わる機会があり、毎日いい緊張感を持ちながら仕事をすることが出来ました。

ここでは派遣社員として約1年間勤めましたが、正社員の方が復職されるため、残念ながら期間満了で退職となりました。

福利厚生もしっかりした会社なので、登用試験があれば受けたいと本社に掛け合っておりましたが、初めから期間限定で契約しておりましたため、交渉が難しく諦めることになりました。

ここで失敗だと感じたのは、入社する前に期間限定であることをもっと深く調べておけばよかったと思いました。

その後別の会社とご縁があり、輸入事務に就くことになりました。

前職よりもさらに細やかな知識や確認事項が増え、スピードも重要視されました。

夜遅くに帰る日々が続き、転職した中で一番つらかった時期でもあります。

この時ばかりは失敗だったと後悔もしましたが、そこから心機一転、自分なりにマニュアルを作ることで何とか乗り切ることができました。

それからはさらに努力を怠らず、基本心がけることは、同じミスをしない、臨機応変に対応できる力をつける、目標とする先輩を見つける、この3つの軸がぶれないようにしておりました。

特に効果があったのは、目標とする先輩が傍にいることです。

モチベーションがあがり、励みになりました。

最初はとっつきにくいと感じる方でも、毎日仕事をすることで、憧れる部分や真似したいところ等を探すようになり、やはり周りの方の影響は大きいと感じました。

お客様とのコミュニケーションもスムーズに、社内での関係もうまく構築することができ、周りから信頼されてきたと感じるようにまで成長しました。

大きな顧客も1年過ぎたあたりから本格的に任せていただけるようになり、給料アップにもつながりました。

そこで3年以上勤めましたが、夫の転勤を機に退職いたしました。この3年間は特に濃い内容で、今後もし同じ業界に戻れる場合は、強みになると自負しております。

 

転職を成功させる3つのポイント

 

以上が私の体験談となりますが、転職と一口に言いましても、さまざまな理由でチャレンジする方がいらっしゃると思います。

人間関係や体調面など、履歴書に書きにくいこともあります。

その故に、私のように履歴書にたくさん社名が並ぶことになり、書類で落とされることも多々あると思います。

しかしそこで諦めずに自分の経験や知識、今までやってきた事が希望する会社にどのように貢献できるかをアピールすることで結果は変わってきます。

たとえば全く違う業界にチャレンジしたいということであれば、共通点を探し出し、多少強引でも構わないのでどんどんアピールしていくこと。

一見関係ないと思われる長所や特技についても、どんな組織に属していても多少は協調性が求められるので、その点も漏らさずにプレゼンテーションすること。

同業他社を希望する場合は、事細かに今まで携わってきた業務内容から、印象的なエピソードを具体的に話すことで、相手の心に印象付けることができると思います。

時には落とされたということが、かなり辛く感じることもありますが、最後はご縁がなかったと割り切って前に進む強いメンタルをもつように意識しておりました。

もし正社員を目指していて、なかなか受からない場合は派遣やバイトから初めて、正社員登用試験を受けるのも手かと思います。

なお転職を成功させる秘訣はとにかく長い間を空けずに、すぐに動き出すことが重要です

以前転職エージェントに、離職期間が長いほど内定が出辛くなると聞いていたので、その点は重視しました。

休職期間中の生活費が不安な場合は、すぐに会社をやめずに、並行して就職活動するのがオススメです。

ずるいと思って気後れする必要は無く、自分のための転職なので、そこは割り切っていいのではと思います。

最後に現実的な話ですが、残業手当は出るか、福利厚生はしっかりしているかも会社選びの重要なポイントです。

せっかく入社して頑張っても、給料が格段に下がったり、健康診断は自己負担などでは気持ちよく仕事ができません。

何より自分と家族が今よりちょっと幸せになれる転職が理想だと私は考えているので、最後にこの点を述べさせていただきました。

以上で私の経験が、転職活動中の方々に少しでも役に立てれば幸いです。