給料の低さと仕事量が見合わず転職を決意

 

前職は東京の飯田橋駅近くのビルで契約社員を2年していました。

主な業務内容はコールセンターで使うマニュアルの検閲・校正です。

給料は手取りで19万ほどで、正直生活が厳しいと感じていました。

しかし幸いなことに仕事仲間が良い人ばかりで、居心地の良さは、働くのがこの企業で3社目でしたが、最も良かったと思います。

そして今後もこの会社を超える職場はそうそう巡り合えないだろうとも感じています。

働くのがこの企業で3社目と書きましたが、今回の転職も合わせこれで3回目の転職でした。

年齢も考慮し、今回の転職を最後にするつもりで転職活動を行っていました。

まず転職をしようと思ったきっかけですが、給与面です。

冒頭でも書きましたが手取り19万、当方は一人暮らしですので諸経費の支払いも加味すると暮らしていくだけでぎりぎりの金額でした。

仕事仲間が良かっただけに飲みのお誘いもあったのですが、お金がないという理由で泣く泣く断念することも少なくはなかったです。

また、この企業は交通費の支給がなかったことも大きな要因です。

少ない手取りからさらに交通費(埼玉から通っているので飯田橋まで月2万、当然住居手当や引っ越し支援もありません)を自腹で払っていました。

今の正社員の減ってきているこのご時世で、派遣社員ならともかく直雇用の契約社員にまでもケチケチされるというのは十分な転職理由になると思います

2つ目に、評価制度です。

こればかりは会社の中でも部署や上長次第となってしまいますが、私の勤めていた部署の評価制度は最悪でした。

そもそも賃金を上げるということが頭に入っていないようで、いかに経費を削減するかばかりを考えていました。

自分で言うのもなんですが、私は仕事が早く正確で、周りからもそう評価されています。

それを上司が「お得」と評していたのを小耳に挟み、愕然としました。

「お得」と言うのは、より少ないコストで多くの利益を得られる時に使う言葉ですので、いくら仕事が早くどれだけ多くのタスクをこなしても、それを評価し給与や待遇をアップさせるという考えには結びつかないのです。

それを聞き、転職活動を始めました。

もう1つだけ転職に至った理由があります。

それは、仕事内容の有用性です。例えば営業は、自社の製品やサービスに詳しくなればなるほど競合がどれほどのクオリティなのかがわかり、それは日常でも他製品との目利きに役立ちます。

また保険や住宅など、商材によっては扱って情報を知るだけでも生活に利するものもあるかと思います。

サービス業であれば料理に詳しくなり知識としても身につけることができます。

仕事が人生の大半を占めているからこそ、プライベートでもスキルとして役立つものを選びたいという思いが私にはありました。

一方で、コールセンターのマニュアル検閲は、言わば潰しの利かない業務です。

マニュアル作成であればまだ何かしらの使い道はあったのかも知れませんが、検閲ですので既に作られたものを読み、間違いを探すという業務では役立つスキルはとても身につきませんでした。

長くなりましたが、以上3つの理由から転職をしました。

 

面接と仕事が重なり思い通り転職活動が出来ない日々

 

今は転職も終わり日常を送っていますが、思い返すと転職中が一番大変でした。

オフィスワークからオフィスワークへの転職は初めてでしたが、まず面接のタイミングが合わせにくかったです。

相手方も当然定時に帰られるため、仕事後に会うことは難しく、休みの日か平日に有給等を使用する必要がありました。

また「転職は縁」「転職は時の運」と言われるように、人生がかかっている選択に運要素が入ることも精神的に追い込まれました。

自分よりも数分早くに面接をした人が最後の1枠に決まってしまったらどうしよう、などと考えることが多かったです。

そして、これはある程度予測はしていましたが「年齢にしては転職回数が多い」とほとんど全ての企業にそこを深掘りされました。

定年間近の面接官だった企業は、それだけで面接を終了させられたこともありました。

「どんな職場でも3年は耐え抜く根性のない者はうちに入社してもすぐ辞める」とのことでした。

 

給料面や待遇も満足のいく製薬会社へ転職

このような紆余曲折もあり、最終的に決めたのは製薬会社の事務でした。

長期キャリア形成を考えると年齢的に転職はもうできないか、できてもあと1回と考えていたので、オフィスワークにプラスで専門性のある分野を取り込めるところを狙っていました。

そこで廃れることのない安定した需要があり、かつ専門的で後のキャリアアップにも繋がる製薬というのはまさにうってつけの業界でした。

だいたい業界のことが分かってきたら、同業他社へ転職しても、現職の役職を狙っても、どちらにも対応できるという点で満足しています。

前職に比べ給与はかなり上がり、交通費ももちろん支給で、評価制度も整っています。

現状に満足せず常に懐疑的であることが生んだ結果だと胸を張っています。

総括すると、「石の上にも3年」はもう古いということです。

辞めたい時が辞め時です。

若者でいられる時期は人生のほんの僅かな時期だからこそ、納得のいかない職場で仕事を続けるのはもったいないです。

より良い未来を掴み取るのは他でもなく自分で、そのチャンスは常に目の前に転がっていると感じました。