スタイルとマンネリ化から転職を決意
スキルを磨くために転職活動を仕事をしながら始めました。
その時の仕事は、今では少ない金型を一から作っている会社です。
当時は、主に切削機械を十分に使いこなしていると自覚していたのですが違ったのです。
それは、友達のとある同業者に見学に行った時でした。
勤めている会社とは全く違い、扱う機械の台数もしかり作っている品物の幅が広い事が見学をしてまじかで実感したのです。
その見学は、勤めている会社には秘密でしたが、どうしても同業者の他の仕事ぶりが見たくて頼み込み見学をさせてもらったのです。
その事もあり長い時間見学ができました。
しかし、当時の私としては見学することで自らのスキルがたらないと実感したのです。
それは何よりも、団塊の世代の方々が使いこなしている機械の方法であったり選択する道具であったりします。
その中でも、目を引いたのが自分で作っていく工具にありました。
私の働いていた会社ではそんな事はしなく直ぐに購入するといったことでしたので、道具の長持ちさを実感したのです。
このことで、当時工具の管理をしていた私は実行し勤め先では役に立ちました。
それは、工具を購入するコストが減ったからです。
しかし、問題が一つありました。
それが何よりも私のスキルが付かない事でした。
なので、工具を購入するコストは下げられても結果として製品の良し悪しが目に付き失敗に終わってしまったのです。
そのことで、スキルをつけようと試みて残業をして工具を手作りしていました。
ですが、体力的に限界にきてしまったのです。
それが、仕事の数と図面を書く多さそうして眠れない状況でした。
働いていた会社では、皆さん全てをしてくれることは無くほとんどがボタンを押すといった作業でしたので、内容を知っているのは、会社で数少ない人しかいなかったのです。
そのことから使う道具もこちらで選択をして、後は図面に従ってプログラムを組むといった具合でしたので、毎日が残業でした。
しかし、見学に行ったところではそんな働きを一切していなく部署ごとに連携して助け合って、仕事をしていたのが驚きでした。
そんなこともあり見学後に働いていた会社と比べると助け合いが無く感じたのです。
また、皆さん働いていることにマンネリ化してきていると感じてしまいました。
なので、私は見学をして改めて会社を眺めた時に辞めようとしたのです。
それは、見学した会社が普通でもあり活気に満ちているからでした。
仕事をする以上は助け合って仕事がしたいのでそう思ってしまいました。
また、きっかけとしては見学に行った会社との相違もそうですが、会社のルールを変えられなかったことにあります。
そのルールは、工具を購入することです。
私自身、工具を購入する立場になり金額が怖ろしい事が解っていました。
なので、見学をして工具を長持ちさせたりする方法をとって会社で実行して成果はあったものの会社のルールは変えられませんでした。
しっかりとした金額を何時もどうりに出されて購入するといったシステムです。
その事もあり、意味が無いと感じたのもあります。
そうして工具を長持ちさせるために腕を磨く転職を始めました。
転職中はひたすらスキルを上げる
転職活動中はもっぱら自分で購入した工具を手にもって知り合いの工場に行き作っていました。
その事がとても今の環境に役立っています。
それは、形から形に作りだすといったことだからです。
なので、製造の仕事現場でも使えますし他のモノつくりなどにも役立ちます。
そんなことから転職活動中はどういった工具をどの会社では使っているか見学できるところがあれば直ぐにいっていました。
その中でも墨田区は自由な発想の宝庫でしたので、色濃く今でも記憶に残っています。
なので、転職活動中は主にスキル磨きと見学になります。
成果が出たドリル研ぎの転職後
そうして、転職活動後は金型作りではなくコツをつかむのに大変なヘラ絞りの世界に行きました。
どうしてかと言うと直感でもありますし、体力を使う仕事が好きだからです。
また、この職業は転職活動中に工具をオリジナルで作っていた甲斐がありました。
それは、今まで見たことが無い工具の山だったからです。
ドリルにしても一工夫も二工夫もしたドリルを使っていました。
その事もあり、ヘラ絞りをする会社では工具を大切に使っているのが解ったのです。
すぐに購入するスタイルとは全く持って変わったのです。
この工具を大切にする気持ちがとても私と似ていました。
なので、今の会社に勤めています。
また、ドリルを研ぐ人が少ないこともあります。
普通のドリルは皆さん研げるのですが、工夫をこらしたドリルは皆さん研ごうとはしないのです。
何故かと言うと難しいからの一言です。
しかも、そのドリルを研いでいるのが、団塊の世代を超えた会長だったので、私は入社してからしばらく教わりつつヘラ絞りをしながら両方覚えて行きました。
今ではドリルの特徴的なスタイルは研げるようになりました。
ですが、ヘラ絞りの方はまだまだです。
なので、これからも気を抜かずに今の仕事を続けたい一心です。