仕事の責任が重いと感じ、ストレスを抱えながら奮闘している社会人は大勢います。それをやりがいとして考えられる人にとってはその重圧がメリットだったりもしますが、真面目すぎる人やプレッシャーに弱い人は耐え切れずに仕事を辞めたくなってしまうこともあるのではないでしょうか。でも、同じような状況でも責任が重いなんて感じることなく器用に仕事をこなせる人もいるのは事実です。今回はそんな人との違いを考え、対処法を学んでいきましょう。

 

仕事の責任が重いと感じる原因

 

経験が浅いのに立場を上にされた

同じ仕事でも社員ではなくパートやアルバイトだったり、責任者ではなく補佐的役割だったりというように、人よりも立場が下だと仕事は気楽なものです。
しかし、入社して間もないのに責任者にされてしまったとか、経験が浅い業務をひとりで取り仕切るように言われてしまうと急に責任を感じ、辛くなってしまったりします。せめて前職で経験してきた業務であるとか、経験が浅くてもフォローしてくれる上司がいるならまだマシかもしれません。しかし、人手が足りなかったり過度の期待をかけられると実力以上のことを任されてしまうということはどんな職場でもよくあります。

こんな時うまく対処していくには自分で周りをかためることです。
頼りになる同僚や後輩に声をかけ、協力を求めてください。素直に「自信がありません」と言ってしまえば右腕となってくれるようなパートナーをつけてもらえることもありますし、多少のミスも寛大に受け止めてもらえる可能性もあります。決して自信もないくせに「任せてください!」と言って自らハードルを上げないようにしましょう。

また、あらかじめ調べたり学んだりする時間を頂戴することも必要な対策です。
いきなり取り掛かるのではあまりにも心の負担が重すぎます。ただ、マニュアルやネットなどでやり方を知ってから行うなら心も落ち着きますし、「ミスしそうになったらこうすればいい」ということがわかっていると「やってみるか」と決断するこもできます。

ミスが許されない重要な仕事を託された

ミスが許されないような重要な仕事を託されてしまうと誰もが責任を感じてしまうのではないでしょうか。
もしそれでも責任を感じないような人がいるならあまりにも無責任すぎますし、選んだ会社側は見る目がなさすぎです。
ミスが許されない仕事を託すには、相手を信頼しある程度こなせそうな根拠がなくては不可能です。それだけ自分ができる人物だと評価してもらっている証拠でもありますが、中にはその責任に耐え切れなくて他に押し付けてくる上司や同僚もいるので勘違いしないようにする必要もありそうです。

ミスが許されないと感じた時、さらに自分で自分にプレッシャーをかけすぎないようになるべくハードルを下げるよう努力しましょう。
最低限できるところだけ提案し、「あとは協力が必要です」「頑張りますができない時は相談させてください」と正直に打ち明けてください。また、本当にポイントとなる場面では誰かに立ち会ってもらって責任を分散させたり、勝手に進めずにこまめに相談しながら進めて少しずつ確実に仕事を処理していくと落ち着いて仕事ができます。

重要な仕事ほど責任はのしかかりますが、過去に同じような経験があるならそれをこなした時の達成感を知っているはずです。
その時のことを思い出しながら成功イメージの中で仕事を楽しむようにしてください。どうやったら成功できたか、誰に相談したらためになるアドバイスが聞けたか、過去の経験を生かしながら今回の仕事にも役立てましょう。

責任感が強すぎる性格である

元から責任感が強すぎる性格だと軽めの仕事でも責任を感じて苦しい思いをしてしまいます。
仕事を与えてくれる側がそんな性格を知ってくれているなら配慮もありますが、そういう自分を見せず器用ぶっている人なら余裕があるように見えるのでますます頼られてしまうかもしれません。日頃からミスを見せず、軽々とこなしているように見せてしまうことで余計に弱みを見せられなくなっていくのです。

責任感が強すぎる性格は変えたくてもなかなか変えられるものではありませんが、意識しながら少しずつ考え方を軽くしていく努力をしてみてください。
例えば、「誰にだってミスはあるんだ」とできない仲間を見ながら自分の励みにします。また、完ぺき主義が自分を苦しめていることを自覚し、「人は自分が思っているほど自分のことなんか気にしていない」と思ってみてください。そうすれば必要以上に頑張ることが無意味に思えてきます。無責任になれとは言いませんが、こんな風にゆとりを持って自分を解放することで仕事の向き合い方にも変化が出てくるのではないでしょうか。

また、手を差し伸べてくれる人を拒まないようにしましょう。
責任を軽くするために自信がない表情を見せてみても、「手伝おうか?」と言う人に「いや、頑張ってみます!」と言ってしまったら終わりです。助けたい人も、ひとりでやると張り切っている人に手を差し伸べるのはお節介だとか申し訳ないと感じるため、心配そうに見守ってくれている人には素直に甘えて協力を仰いでください。頼られて世転ぶ人もいますから、次に同じようなことがあってもそういう人がまたきっと支えになってくれるはずです。

他の人がミスした仕事を任された

他の人がミスをした仕事だと聞いてから同じ仕事を任されてしまうと緊張感もぜんぜん違ってきます。
同じミスは許されないような気がしてなりませんし、ミスを経た分だけきっと時間的に余裕もないでしょう。想像するだけで「早めに確実に」を求められているとわかり、仕事ができる人だとしても焦ってしまうのではないでしょうか。

しかし、人がミスをしたことなら自分だってミスをする可能性は十分にあります。
ただ、そうやって開き直るよりも、ミスした人のやり方を知って反面教師にするべきです。どんなやり方がうまくいかなかったか、どうすればよかったと思っているか、その相手に聞いて参考にしてください。自分なりにやってみたところで同じ道を辿れば同じミスに繋がりかねませんし、ミスするルートを辿って結果が見えそうになるとどんどん焦り出してしまいます。冷静に成功の可能性が高い道を模索することは心を落ち着かせるためにもとても大切なことです。

万が一誰もが難しいと感じる仕事を押し付けられたのだとしたら、サボろうとしている上司のことをさらに上の上司に相談するという方法もあります。
直接的に「やらされています」と言わなくても、「こういう仕事を任されていて苦戦しています」と言えば愚痴と捉えてもらえることもあるでしょう。しっかりと部下を見ている上司ならその人の力量を把握しているため、「これは責任逃れだな」とピンときて間に入ってくれたり助けとなる仲間を紹介してくれたりします。

 

責任が重いと感じた時の対処法

思考の変更、ブレイクタイム

仕事の責任が重いことは、確かに辛いことです。失敗したらどうしようという思いにかられ、心労も募るばかりです。

でも、少し考え方を変えてみましょう。その責任重い仕事は、誰でも出来る仕事ではないでしょう。

責任ある仕事をこなすには、それなりのキャリアやスキルが必要です。仕事を与える側も、ある程度信頼している人にでないと、その仕事は任すことはないのです。

そう考えると、少しやる気が出てきます。そんなこと言われてもポジティブに考えられないという人もいると思います。

そういう時は、自分にとっての至福の時を見つけ、上手くブレイクタイムをしましょう。ブレイクタイムは、そんなに特別はことではなくても大丈夫です。

美味しいコーヒーを一杯飲むとか、大好きな音楽を聴いて発散するとか、そんな些細なことでも良いのです。ある人は、疲れた時は昼休憩の弁当を早く食べて20分でも昼寝をすることで発散する言っていました。

またある人は、昼休みに、大好きなジョギングをするそうです。

こんな風に人によって様々ですが、自分にとって気持ちが和らぐようなひと時をいくつか持っておくと、いざという時にリフレッシュ出来るでしょう。

ある人の意見からも分かるように、昼休みを自分のリフレッシュのために有効に使うことがポイントですね。

また、休みは日には、普段のプチブレイクよりも好きなことを思いっきりすることで、ストレスを発散しましょう。

自分の好きなことは、自分が一番知ってるはずです。自分を甘やかすことが出来るのは自分だけなのです。

普段頑張っている自分に対して、小さなご褒美を定期的に上げている人は、やはり心が健康的な傾向にあります。

そして、自分にご褒美を与えるのは、男性よりも女性の方が得意な方が多いです。

日本は女性の社会進出が発展してはいますが、まだまだ、男性社会が多く目立ちます。

女性にとっての発散を提供するエステやコスメショップなどのように、男性のストレス発散になりそうな提供機関を増やすことも、このストレス社会への貢献になりそうです。

やる気と課題を見つける

人は、目標や課題がなければ、物事に対するやる気は起きません。

子どもの頃を思い出しましょう。

あの頃は、周りの大人がいろんな課題や目標を与えてくれて、いろんなことにチャレンジし経験を積み習得することで、やりがいを持って何事にも取り組んでいましたね。

では、大人になった今はどうでしょう。子どもの頃のように、周りに丁度良い課題、目標を与えてもらう機会なんてなかなかありませんね。

大人になったら、課題、目標は与えられるのではなく、自分で掴んでいかなくてはなりません。しかし、企業に勤めていると自分では求めていなかった課題が急にふってきて、その責任に押しつぶされそうになることがあります。

そこに課題、目標を見つけるには、少し思考を変えて、この難題を乗り越えたら自分はどれだけ成長するのだろうかと考えるのです。

そして、成長したかっこ良い自分の姿を想像し、そこに目標を置きましょう。そこから、やる気を起こすのです。しかし、どれだけ頑張っていても、一人で取り組むには息が詰まり壁にぶち当たることも時にはあると思います。

そんな時は、周囲の人に、助けを求めちゃいましょう。我々大人は、子どもと違って助けを求めることが、とても下手くそです。

しかし、その助けを求めることが、新たな情報交換に繋がったり、自分の頑張りを評価してもらうきっかけにもなります。

まず、情報交換をすることで、自分の中の知識や見聞が広がり、もともとの目標である自分の成長にも繋がるでしょう。次に、自分の意見を聞いてもらうことで、自分のことを評価され、そのことが更に、やる気へと繋がります。

人はやはり、評価されないと頑張れないと思います。

評価されることにより、自己のしてきたことへの見直しにもなります。そしてあわよくば、相談相手が上司だと、出世のきっかけにもなるかもしれません。

決して、助けを求めることは、恥ずかしいことではありません。大人になると、プライドもどんどん昔より高くなるものです。理由のないプライドならば捨ててしまい心も思考も柔軟にして、責任重たい仕事を前向きに、こなせる大人になりましょう。

ひとりで悩まない

仕事の責任が重いと感じるだけ仕事に対して真剣である証拠ですが、無駄に責任ばかり感じてしまうのは「何とかしてこの仕事から逃げ出したい」「人より損をしている」というネガティブな発想からきている場合もあります。

とにかくひとりで悩まないでください。そして、どんな仕事も責任があるものだと理解し、むやみに特別視しすぎないことです。

プレッシャーは人からよりも自分が原因だったりすることもあります。仲間を求め、支えてくれる人達とともに「試練を乗り越えてみせよう!」という感じで楽しみながら挑戦していきましょう。