新入社員がクビを宣告される理由

正社員は余程のことがない限りクビを宣告されることはありません。
それでも新入社員がクビを宣告されるのにはどのような理由があるのでしょうか。
以下では、一般的なものを3つご紹介させていただきます。

就業能力が乏しい

新入社員がクビを宣告される理由の1つに、就業能力が乏しいことが挙げられます。
社会人として企業で働くことに相応しくない態度を取った場合がこれに当たります。
具体的には、著しい成績不調や、能力不足が原因で業務に支障をきたす場合です。
上司が業務改善を働きかけても、それに応じない場合などはクビになる可能性があります。
新入社員の成績不調については、企業側も大目に見ていることが多いですが、たとえば半年〜1年を過ぎても成果を上げられなければクビの対象になるということです。
また、遅刻や無断欠勤が続いてしまうことも、就業能力が乏しいと判断される要因になります。

病気等による就業困難

2つ目は、病気等による就業困難になることです。
たとえば、営業社員が交通事故に遭って外回りが出来なくなってしまった場合は、業務に支障をきたすとしてクビになる可能性があります。
また、病気等で長期入院をする場合、復帰が難しいと考えられるとクビの原因になり得ます。
この場合は、正社員であっても企業にとって正当なクビにする理由に当たるので、言い分を通すことは難しいです。

企業への多大な損害

3つ目は、企業に多大な損害を与えた場合です。
損害を与えたり、秩序を乱す行為を行うと、懲戒解雇に当たります。
具体的には、警察に逮捕されるような行為です。
この場合も、正社員であっても解雇される場合がほとんどです。
懲戒解雇は、企業にとって最も重い処分になります。

新入社員がクビになる理由は、上記のいずれかに当てはまる場合です。
それ以外でクビになることはほとんどあり得ないと考えます。

試用期間中はクビにされやすい

新入社員は入社当初から正社員として働くのではなく、ある一定の試用期間を経て、正社員になることが多いと思います。
その試用期間中に問題を起こしたり、業務改善が認められなかった場合は、クビにされる可能性があります。
具体的には、先に述べた遅刻や無断欠勤、能力向上が認められない場合、病気や交通事故での就業不可な状態、警察に逮捕された場合です。
新入社員のあなたが最も懸念する事項として、能力不足の問題があると思います。
入社してから研修を受けると思いますが、そこで学んだことが配属先で身につかない場合、クビにされてしまうのではないかと考えるでしょう。
しかし、そのような心配はしなくても大丈夫です。
新入社員に能力が不足していることは、上司も先輩もわかっているので、大目に見てもらえる場合がほとんどです。
逆に、最初から即戦力を求めるような職場は、社員の定着率も悪いと思います。
職場環境に問題があるので、気にしないでおきましょう。
能力不足は、配属後も上司や先輩が補ってくれると考え、失敗をすることを恐れないでください。
ましてや、新入社員が少し失敗したぐらいでクビにするような企業はまずありません。
能力不足でクビにされる場合は、半年以上経っても成果を上げられない時です。
営業ですと、半年経っても一件も契約を結べない場合は、下手をするとクビの対象になる可能性があります。
しかし、本人に努力が見られたり、改善傾向がある場合はクビを免れる可能性があります。
病気や事故、逮捕など企業に損失を与えてしまう場合は、試用期間中のクビも免れないと思うので、健康管理や日頃の行いには十分注意をしてください。
新入社員は、将来企業の即戦力として大事に育てられるものです。
少しの失敗でクビになることはあり得ないので、試用期間中もクビを恐れずに働きましょう。

クビを宣告されたら

もしもクビを宣告された場合はどうすれば良いのでしょうか。
上記で挙げたケースに当てはまっている場合は、新入社員の言い分は却下される可能性があります。
病気や事故、逮捕された場合であれば大人しく会社の言い分に従いましょう。
しかし、能力不足が原因だと思い当たったら、2つの対応策があります。

企業側と話し合う

あなたが職場に残りたいと考えている場合は、企業側と話し合ってください。
その際には、なぜクビを宣告されたのかをはっきりさせておくことが必要です。
企業側から言い渡された理由によっては、あなたに非がある場合があります。
その際には、今後改善していく意欲を見せましょう。
クビを宣告された理由が、新入社員のあなたにとって納得がいく理由かどうかをしっかり確かめることが大切です。
企業との話し合いの中で、クビが取り下げられる可能性は十分にあるので、残れるように申し出てみましょう。

労働基準監督局に相談をする

企業と話しても納得がいかない場合は、労働基準監督局に相談をしてみてください。
その上で、今後どうしていくかをアドバイスしてもらっても良いでしょう。
ただし、企業に残りたい場合は、労働基準監督局への相談は避けたほうが良いです。
なぜなら、相談をしたことが企業側に伝わってしまうことが多いので、なるべく第三者機関を通さないで解決できる策を考えましょう。
最近では労働基準監督局でも、企業に話を持ち込まないでおいてもらえる所もあるので、もしどうしても相談をしたい場合は、予め口封じをしておくことを忘れないでください。

新入社員が企業にクビを宣告されることは、余程のことがあった場合です。
企業に残る残らないに関係なく、必ずクビになった理由を明らかにしておく必要があります。

転職をする

クビを宣告された時の対処策として、転職をする方法も挙げられます。
新入社員は本来大切に育てていく人材でありますが、そうであってもクビを宣告されることは、企業から必要とされていないとみなされていることになります。
そのような、あなたを大切にしない企業に残る必要はないと思うので、すぐに転職をしても良いと思います。
新入社員で転職をするとなると、転職先の企業によっては「仕事が続かないというのは何か問題があるのではないか」と考えられることが懸念されます。
また、新入社員は即戦力がないので、同業界への転職でも上手くいかないことが多いです。
転職をするにしてもハードルは高いですが、今の企業を離れて新しくやり直したい場合は、1つの企業にこだわる必要はありません。
新入社員が転職しやすくする方法には、資格を取ることが挙げられます。
具体的に言うと、看護師や介護士、医療ソーシャルワーカー、医療事務、調剤事務、介護事務などの医療職、保育士、幼稚園教諭などの保育職、ファイナンシャルプランナーなどの金融職、公務員などがあります。
これらの職種に転職をすると、資格があるので職に困ることはありません。
クビを宣告された企業に勤めるよりも、よりメリットが高い環境に身を置ける可能性が高いのです。
資格を取ることには、時間や費用がかかりますが、その後の人生を考えると決して無駄ではないと思います。
クビを宣告されたぐらいですから、少し自分の行いを改善する必要があると思うので、人生をやり直す意味でも資格を取ることをおすすめします。
あなたの人生は1つの企業に勤めることが全てではありません。
自分を認めてくれる環境に身を置いて、新たな出発を図ることをおすすめします。