判断基準は身体の不調を参考にしよう

社会人になり企業に属するようになっても、残念ながら社内いじめは存在します。

もう大人だし…と思っていても、意外と頻繁に存在するもので、もしかしたらあなたの身近でも起こっているかもしれません。

しかし、社内いじめの厄介なところは、安易に企業を辞められないことです。

学校で起こったいじめであれば、保健室登校をしたり、もっと酷ければ転校、退学をすれば済むものがほとんどですが、社会人になると退職をするのも憚られると思います。

実際に辞めようと思っても、「いじめに遭ったぐらいで辞めるなんて」という見方をする人もいるぐらいなので、辞める勇気がなければ耐えるしかありません。

そんな社内いじめですが、万が一いじめに遭った場合に辞めるか否かの判断基準は、身体の不調です。

仮にいじめが原因で鬱になってしまったり、体調不良をこじらせて職場に行けなくなってしまった場合は、退職をすることを考えてください。

そこまでして1つの職場で働く必要はなく、むしろより良い職場で働いた方が精神的にも身体的にも楽になります。

しかし、身体に不調が出ていない場合や、仕事で気を紛らわせる場合は退職をするのを少し止まってみても良いと思います。

社内いじめは職場環境が変われば解決するものがほとんどなので、可能であれば異動を申し出るなどして環境改善を試みましょう。

以上のことから、社内いじめに遭った際の退職の基準は身体に不調が起きるか否かで考えてみてください。

どのような身体の不調が現れるのか

身体の不調と言っても、人によって様々な症状が出るので一概には言えません。

そのため、ここでは一般的なものをご紹介させていただきます。

社内いじめによる身体の不調の初期段階には、うつ症状が現れることが一般的です。

具体的には、朝起きると憂鬱な気分になり、仕事が終わる頃に元気になってくるのです。

そのため、会社に行きたくなくなりしばしば有給を取りがちになります。

会社に行かないことで症状が改善するのであれば、それも1つの方法ですね。

症状が酷くなると、布団から出られなくなってしまうこともあります。

次に現れる症状は、頭痛や腹痛などの身体症状です。

会社に行く途中で具合が悪くなり、家に引き返してしまうというケースもあります。

身体症状が強くなると、仕事をしていくことが困難になり、休職を考えるでしょう。

また、この頃になると職場も異変に気づくので、社内いじめの現状を知らせる良い機会になるかもしれません。

鬱症状や身体の不調が度重なると、会社はおろか、家から出ることも億劫になり引きこもりがちになります。

そのため、休みの日でも家に引きこもりがちになり、職場で受けたストレスを発散できなくなってしまいます。

これらのことが原因で、鬱症状から抜け出せなくなり、ついには精神的にもボロボロになってしまうのです。

社内いじめは、精神的にもやられてしまう事案のため、これらの症状が出る前に解決させておきたい問題ですよね。
症状が酷くなると、退職をしたとしても療養期間を長く取る必要があり、転職をスムーズに進められなくなってしまいます。

自らがいじめの被害者なのに、大変な苦労を味わうことになるので、ちょっとした症状でも見逃さないようにしましょう。

大企業に勤めている場合は我慢をした方が良い時もある

社内いじめを受けていても我慢をした方が良い場合があると上述させていただきました。

具体的には、大企業で異動が頻繁にある職場に勤めている場合は、退職をせずに我慢をした方が良いと思います。

なぜなら、異動で環境が大きく変わるからです。

大企業は多くの支店を構えていることが一般的なので、一年に一回は大規模な異動があります。

企業によっては異動の回数がもう少し多いかもしれません。

そのタイミングを狙って異動を希望すると、いじめている側から離れられる確率が高くなります。

どうしても異動をしたい場合は、上司や人事に直接直訴をしてみると効果がありそうです。

企業側としては、社員が辞められる方が経営に影響があるので、出来るだけ残しておきたいと考えています。

そのような大切な社員が、社内いじめによって退職をするとなると大きなイメージダウンにも繋がるので、なんとしても繋ぎ止めておきたいと考えるでしょう。

また、社内いじめがあったことを世間に知られてしまっても困るので、いじめられた側が公言するのを避けるためにも、異動希望は叶えられると思います。

他県への異動が可能であれば、思い切って異動をすると環境は確実に変わります。

さすがに新しい職場にいじめの噂がいくことはほとんどないと思うので、いじめられた側も新しい気持ちで職務に励むことができますね。

大企業のメリットは、それだけの恩恵を受けられることです。

たとえば、待遇は中小企業よりも抜群に良く、給与や賞与も安定しています。

もし社内いじめを受けて退職してしまった場合、受けるはずの恩恵を手放すことになってしまいます。

いじめられた側は悪いことをしていないのに、なんだかもったいないですよね。

いじめは大人になっても精神的にかなりキツイ体験で、めげてしまうことも多いと思いますが、先の未来を考えて我慢する選択もあります。

社内いじめに遭わないようにする工夫

ここまで、社内いじめに遭った時に退職するか否かの判断基準をご紹介させていただきました。

身体の不調が出たら退職を考え、職場が大企業であったら我慢することをおすすめします。

しかし、一番は社内いじめに遭わないことが大切ですね。

どのような職場環境に身を置くかは、実際に入社してみないとわからないですが、いじめを避ける方法はあります。

今回はその方法を2点ご紹介させていただきます。

飲み会に積極的に参加する

近頃は上司や先輩に誘われても断る人が多い傾向がありますが、職場の付き合いは大切にしておいた方が後々社内に味方を作るために効果的です。

職場の人間関係は煩わしく、必ずしも自分と合う人ばかりではありません。

しかし、そのような人とも積極的に交流をしておくことで、困った時に助けてもらえる確率が高くなります。

飲み会を敬遠する気持ちもわかりますが、仕事の一環だと思って積極的に参加しましょう。

そうしておくと、社内の人間関係を掴むことが可能なので、有利な位置に身を置くことができます。

お局を把握してそれなりに仲良くする

どこの職場にもお局的存在の人がいると思います。

このようなタイプに嫌われてしまうと、真っ先に社内いじめの対象になってしまうので、職場に身を置いたらまずはお局の存在を把握しましょう。

お局とは無理に仲良くなる必要はありません。

気が合わないと思っても媚を売らなくでも良いですが、嫌われないようにほどほどに付き合っていく必要があります。

たとえば、お局に注意を受ける前に行動を起こしたり、休憩場でお局と一緒になったら機嫌をとってみてください。

このようなタイプは、煽てられることに弱いので、適当に褒めておくと調子に乗り思わぬところで好かれる可能性があります。

一番のお気に入りになる必要はありませんが、あくまでも嫌われてはなりません。

お局から万が一誘いがあったら出向いたり、飲み会で交流を持つなど、「どちらかといえばお気に入りポジション」につくと良いと思います。

煩わしいかもしれませんが、社内いじめに遭わないための1つの方法なので、意識してみてください。