入社前の会社見学は「必要ない」「むしろ億劫なだけだ」と考える新人社員もいます。しかし、本当にそうなのでしょうか?会社見学はどの職場でも実施しているものではありません。ありがたいこととして受け止め、メリットを感じてそれを生かしてみてください。

どのくらい忙しいかがわかる

入社前に会社見学をしておくと、その会社がどのくらい忙しいところなのかがある程度わかることもあります。
みんながみんな余裕がない感じでパソコンに向かっているような会社なら人員も最低限しかいないのかもしれません。ただ真面目な人が集まっているだけで真剣に仕事に励んでいるだけ、ということもあります。それは手元や視線などを見れば忙しい素振りなのか本当に余裕がないのかちゃんと伝わってきます。

忙しい職場は職員同士の会話も端的に済ませているはずです。
社内見学の際はそんなところにも注目してみてください。
きっと世間話なんてしている余裕はありませんし、必死な社員の邪魔をすると煙たがられているはずです。それは会社見学で明確に伝わってくるのではないでしょうか。
ただ、忙しいせいで雰囲気が重苦しいような職場ではやっていけそうか不安が残ります。忙しい中でも病んでいる様子ではなく夢中に真剣に取り組む様子が見られれば理想的です。

忙しそうな職場でも辛そうな職場とは限りません。
夢中になって仕事に励む姿は生き生きとしているようにも見え、これから新しい職場で頑張っていこうという新人にとってはありがたいくらいの環境です。髪を振り乱していたり、ランチを取る暇もなく片手に食べ物を持ったままなどというわけではないなら休憩もちゃんと取れているはずなので神経質になりすぎないようにしましょう。張り合いのある職場は通うのが楽しみになってくるのではないでしょうか。

それに、忙しい職場は上司も忙しくしているので自分だけがやらされているわけではありません。
指示も的確で頼もしく、自然と仕事がしたくなる雰囲気がそこにはあります。

社内の過ごしやすさがわかる

入社前に会社見学をしておくと社内の過ごしやすさがわかります。

暖房はしっかり効いているか、日当たりはいいか、騒音などはないか、掃除は行き届いているかなどです。

自分が仕事をする上でオフィスや現場が汚いような会社でそれが当たり前化しているような会社は要注意です

注意する理由としては組織として毎日そこで利益を生み出す場所で在庫や書類の管理ができなような人が集まった会社でまともな経営が果たして

続いていくでしょうか?会社は取引先との信用がとても大切です。工場でも納期や衛生管理は工場で物を作る上では非常に重要と言えるでしょう。

散らかったオフィス ずさんな管理の工場 すなわち取引や業務体系 人間関係が杜撰 工場においては危険な作業を無理矢理させて作業員が危険な工程をやらされていることがあります。

そのため働く先はきっちりとその会社がクリーンな環境でクリーンな仕事をされているかを見学することが大切だと言えます。

気になるとことがあれば一時的なものなのか伺っておき、改善してもらえるきっかけにもなるかもしれません。

また、先にわかっておくと用意できるものもあります。覚悟も決まりますし、裏切られたという気持ちにもなりません。

暖房がしっかり効いていないと感じたら足元に置くポータブルストーブを事前に用意しておくことができます。
制服の下に重ねて何かを着ることもあらかじめ考慮でき、急に用意する必要もなく初日から快適に仕事ができることでしょう。

日当たりがいいと仕事もやりやすいですが、良すぎてもパソコンが見えにくかったり暑すぎる心配もあります。
どうやって耐えているか、他の社員を参考に出来るので会社見学があると助かります。

騒音も前もってわかっておいて一時的なものか知ることができればそれ以降はさほど気になりません。

工事や引っ越しの関係で今だけ気になるだけなら何の問題もありませんし、多少気になるようでも他のみなさんが気にしていないようなら自分が神経質すぎるのが原因ということも考えられます。実際に働いている方に我慢できる程度かを確認しておくと安心です。

掃除が行き届いていないと感じたら原因を自分なりに考えることもできます。

新人なら掃除を引き受けて社内を改善しようと張り切ってみるのもいいですし、誰もが掃除をしやすく感じるようなグッズを用意してみるといったことも試すきっかけにもできます。

社内が過ごしやすいと感じられなければやりたい仕事だとしてもストレスがかかり、そのうち体調を壊してしまうかもしれません。

入社前の会社見学は「気づいたことがあればなんなりと言ってください」というスタンスで行われることが多いため、早めに要求などを言っておくと後から気を使う必要もないのです。それはとても大切なポイントとなるのではないでしょうか。

 

会社からの信頼を得られる

 

会社というものは自分の会社で長く働いてくれて、なおかつ貢献の念を持ってくれる社員を探しています。

ストレートに言えば自分の会社をとても好きになってくれる人をたくさん採用し会社を大きくしたいのです。

自分が採用する側だと考えるとどうでしょう?面接で「社内見学はどうでしたか?」と万が一聞かれた時に社内見学は参加せず私は〜 と自分のことばかり喋る社員を採用したいと思うでしょうか?

自分の会社に心の底から興味がある人だと思うでしょうか?

会社も自分の会社に訪問していただけることを心待ちにし、見て欲しい知って欲しいところをたくさん用意して待っているものです。

社内見学を通じてその会社を気に入り、その会社の社員様と友好的になれればさらに自分にもプラスに働きますね。社会では信用がとても大切になります。

会社のことを知りたい、そしてたくさん質問し自分のことも知ってもらうという意味でも、社内見学はたくさんの意味を持っています。

 

本当に自分のしたい仕事かどうかがわかる

様々な会社があるとありますが最初から自分のしたいことができる会社というのも少ないのが現状だとは思います。

しかし社内見学をしっかりと行わないと非常に危険なのが会社にはさまざまな工程やプロジェクトが存在します。

求人を見る限りは自分のやりたい仕事のはずだったのに実際入ると全く違う仕事で部署が変わってもその内容の延長で将来性が見えないと言ったこともよくあります。

社内見学でその会社の内部やある程度見えてくると思います。

見学してその会社のプロジェクトやステップアップした後どう言った仕事をしていくのかなど直接関係者の方に聞くことができるのも社内見学の特権です。

 

同じ業種の会社でも内部や雇用体験が全然違う

A社とB社は同じIT系エンジニアの会社だとします。

社員数や毎月の給料もほとんどかわりないとします。

A社は常に納期に終われサービス残業や休日出勤が当たり前の会社で、非常にかつかつの状態で経営しています。

いっぽうB社は提携会社などを利用し、納期には余裕を持ち社員様もメンタルをすり減らさずに、余裕思って楽しくお仕事をされています。

社内見学をせずにHPや評判などで決めてしまうと、本当は大好きな仕事なのに会社の杜撰さによって、その業種や仕事そのものも嫌いになってしまう可能性すらあります。

自分が最高のパフォーマンスで仕事をするためにも、自分の好きなことをする会社はたくさん社内見学をし数ある中で毎日が充実する会社を選ぶことです。

 

最適な通勤手段を前もって決めておける

入社前に社内見学をさせてもらえると、最適な通勤手段を前もって決めておけるのでとても便利です。
特に何パターンも通う方法がある場合、1回でも多く通勤手段を試して最終的にどれがいいか把握しておけると役に立ちます。
また、選択肢がない時もより具体的に通勤のシュミレーションができて助かります。何時に起きるか、何時に家を出るか、どの車両に乗ればスムーズかといったところまで計画することが可能になり時間短縮にもなります。

最適な通勤手段を前もって決めておけば無駄な時間を取られることがありません。
念のため早く起きるということをしなければ睡眠もしっかりとれます。また、もしもの時の対策もより具体的に決めておくこともできるでしょう。

それに、通勤手段が定まっていると出社初日から完璧な時間に出勤できます。
第一印象を悪くすることもなく、信頼を得るためには時間を守ることは欠かせないためとてもありがたく感じます。ただでさえ初日は緊張するものですから、移動くらいは安心して備えておきたいものです。

通勤手段を決めておくと交通費もどのくらいかかるか先にわかります。
給料はいきなりはもらえませんから、最初の月分の交通費を確保して計画的な生活もできます。

また、細かいところではどんな靴を履くかといったところまで決めておくことも可能になります。
歩く距離が長そうなら足が疲れにくい靴を用意しなければいけませんが、距離がそうでもないとか、乗り物に乗っている時間が多いならそこまで気になりません。オシャレ重視で靴を買っておくこともできますし、雨の日、雪の日用といった準備もできます。

先に自分の顔を覚えてもらえる

入社前に社内見学をさせてもらえると、社員に自分の顔を覚えてもらえる可能性もあって助かる場合もあります。
顔をやんわりとでも覚えておいてもらうことは入社後に思わぬメリットを得られることもあるんです。

例えば「あの時社内見学に来ていた人だよね?」と先輩に声をかけてもらえたりします。
最初はとにかく緊張していますから、「何かあったら言ってね」と言われてもなかなかうまくいきません。ですが、顔を覚えてくれていた方に先に声をかけてもらえると一気にほっとします。困った時に頼っても良さそうな存在が早めにはっきりするだけで緊張はかなりほぐれ、いつもの自分に戻れます。その方が仕事もうまくいきやすいのではと考えます。

また、自分の顔を覚えておいてもらえると2回目という感覚になり、自己紹介も必要以上に緊張せずに済みます。
「社内見学の時はお世話になりました」とお礼から入ると自己紹介もスムーズにいきますし、極端に緊張している新人は周りも気疲れして嫌煙されてしまいます。ですから、入社前の社内見学は新人にとっても既存の社員にとってもメリットが大きいのではないでしょうか。

入社前の社内見学はメリットだらけ

もしも「社内見学ができますがどうしますか?」と聞かれたらぜひお願いしましょう。
疑問をぶつけ、事前に指摘やお願いもできる大切な機会です。最初からそのような機会を設けてくれる会社は社員思いのいい会社といった印象もあります。せっかくの提案は受け入れて良好な関係作りにも役立てておくといいでしょう。