現在勤務している会社にやりがいは感じているものの自分にどうしてもやりたいことがあって、今の会社では目標を達成することが困難であったり、仕事の内容に不満があったり、人間関係がしんどかったりと転職したいと考える理由は人によって様々だと思います。

そこで実際に行動に移すときに、仕事を続けながら転職活動をするか、仕事を辞めてから転職活動をするかどちらがいいのかを考えていきたいと思います。

仕事を続けながら転職活動を行うメリット

 

収入源が確保されている

仕事を続けながら転職活動をするメリットとしては3つあり、1つ目は月々の収入が確保されていて全くなくなる心配がないということです。転職活動をしてすぐに結果が出ればいいですがうまくいかないことのほうが多いでしょう。うまくいかなくても仕事はできているわけですから心に余裕をもって転職先を選ぶことができます。

実際、私も前職場で働きながら、現在の職場への転職活動を行いました。

仕事を辞めて退路を断ってから転職活動を行うという行動は文章にすると非常にカッコいいとは思いますが、正直、本当にすぐに次の職場が決まるという保証はどこにもありません。

決まらないと焦ってしまい、当初の目標のハードルを下げてしまいここでもいいかという安易な状況に陥ってしまい、そこがブラックな環境になるとまたすぐに辞め、また探さなきゃ、ここでいいか・・といった負のスパイラルにはまってしまい、キャリアアップ、給与面アップから遠ざかっていってしまいます。

私もそれを考えて、焦ることはないと思っていたので前職場で働き続けて、次の職場を探しました。

いい所がなかったら我慢してでも居続ければいいという考えもあったので選り好みした所もありますが、結局1年半程探して、現在の職場に巡り合いました。

その前にも幾つかいいなと思う所もありましたが、100%納得はしてなくて見送ったところも幾つかあります。
結果は今の所で正解だったと思っています。

 

転職活動で有利

2つ目は、採用する側の目からみれば、きちんと自分に考えをもって転職活動をしていると思われることです。無職の期間が長くなってくると、面接する側からは勢いで退職したのではないかとか人間関係になにか問題があって辞めたのではないかとか推測でいろいろ考えられてしまいます。将来やりたいことはこれですとしっかり履歴書や面接でアピールできれば計画性のある素晴らしい人間だと評価されることでしょう。

 

会社を辞めやすい

3つ目は、実際に退職するとなった場合に考えを改めてくれと言われる可能性が低くなることです。再就職先が決まっていない状態で退職したいと言ったとしても、説得力がありません。重要なポストについている人ほど、強く要請されて転職を諦めざるを得なくなります。次が決まっていれば、説得力のある理由ですので、苦労はするとは思いますが比較的スムーズに手続きが進むことでしょう。

説得してくる際に長年在籍した職場だしというような同情心が芽生え、この人はこんなことを思ってくれているんだという気持ちになって、もうちょっと働きますと言ってしまうこともあると思います。
私の場合は、自分の中で次が決まっているという安心感もあるため、説得をされても全く響かないような顔で毅然と対応しました。

場合によっては「相手に断って」とか言われるかもしれませんが、極端な話として法にのっとった退職の手続きさえすれば、こちらは何も後ろめたい所もないため粛々と退職をしてもいいのです。

ただ、できる限り跡を濁さずに退職をしたい気持ちもあるのでやはり「次が決まっている」という言葉は、相手も諦めやすいです。

3人程説得に来ましたが、次が決まっているというフレーズは自分的には非常に有効だったと感じました

 

仕事を続けながら転職活動を行うデメリット

スケジュールを組むのが大変

反対にデメリットとしては2つあり、1つ目は転職活動のスケジュールを組むことが大変なことです。

1回の休みで、筆記試験と面接試験があってそのまま採用が決定すればそれほど大変ではありませんが、不採用が続いてかなりの回数になれば休みをたくさんとらなければいけなくなります。その都度会社に休みをとる理由を言わなければいけません。

採用試験だけではなく、試験に至るまでにはたくさんの作業があります。求人の情報を集めたり、その企業がどのような事業をしているか調べたり、その企業に合った履歴書や職務経歴書を作成したりです。時間を見つけながら全てしなければいけないため、体力も使いますし、ストレスも溜まってしまうことでしょう。

実際に私は働きながら転職活動をしましたが、仕事の合間をぬって活動をするのはなかなか大変でした
今はネットがあるため、履歴書の送付までは家でもできますが、面談は時間も限られているため仕事の終わった後や土日を利用して行いました。

そのためプライベートの時間がその際は殆どなかったと思います。

平日の夜に何回か面接をしました。

余裕を見越して19時半などに時間を設けてもらいましたが仕事が予定よりも遅くかかってしまうと、相手にも待たせてしまう可能性もあるため平日の夜の面接は非常に大変でした。

また土日でも面接する人は割と土日休みの人が多いので、わざわざ休みの日に来ていただいて申し訳ないなと思いながら面接を受けていました。

割と仕事に融通が利いたので私は、平日に半休を入れたりして対応したり土日に仕事をして平日に代休を入れたりして対応しました。

いずれにしろ働きながら転職活動することは二重生活のように感じます。

普段の仕事を手を抜くわけにもいかないので1日が終わると非常に疲れますし、体力的にもしんどいですので、心して活動したほうがよいです。

会社について調べる時間がない

2つ目は時間的な余裕がないために企業のことをよく調べずに面接を受けてそのまま入社して、考えていたものと違ったということが起こり得ることです。 時間がかかってでもある程度企業の事を調べてから転職活動に挑みましょう。

 

我慢して居続けると辞めづらくなる

我慢してでも居続けるという面はある種デメリットでもあります。

選り好みしすぎて、探し回っている間に居続ける職場で出世する可能せいもありだんだん辞めにくくなるようなこともあるのかもしれません。

また、居続けると当然出世の他に転勤などと言った話も出てくると思います。

断って辞めれればいいのですが、それでは結局辞めてすぐに探さないとと言ったハードルを自らの手で下げてしまう状況も作ってしまいます。

転職をじっくりと考える事は間違っていないのですがあまりにもダラダラ探し続けるのもよくはありません。

私の場合は1年半探していましたが、途中はいい所ないなと思ってあまり真剣に探していませんでした。
しかしいよいよ会社の考えについて行けなくなったため、改めて真剣に転職を考えて1月ほどで今の職場に巡り合えています。

ただ単純にいい所ないかな?みたいな考えてで探すのではなく、自分で次の職場ではどういう仕事がしたいのか、給与面は、勤務地は転職サイトに載っているような条件をキチンと当てはめて転職活動を行わないと、結局はダラダラと居続けて不満ばかりを言う社員(評価としては良くない)になるか焦って転職して失敗しての繰り返す会社員になる可能性になってしまいます。

そうなる前に自分で目標をはっきりと設けて探したほうがいいです。

仕事を辞めてから転職活動を行うメリット

 

自分の将来を考える時間がある

仕事を辞めてから転職活動を行うメリットは2つあり、1つ目は自分がこの先何をしたいのかをじっくり考えることができるということです。仕事をしているとどうしても毎日の業務に追われて自分の将来について考えることがなかなかできません。退職をすれば、最大限に時間を使うことができますので、例えば自己啓発本を読むのもいいでしょうし、人生設計したりするのもいいでしょう。そうすれば、前の職場でこれができなかったからやってみたいとかアイディアが浮かんでくるはずです。その考えを基にして転職活動を行うことができます。

スケジュールが組みやすい

2つ目は、転職活動のスケジュールが組みやすいということです。

会社を辞めてから転職をしようとするときに発生するメリットの中で、特に代表的なのは時間的余裕の部分になります。

会社を辞めないで転職をすると、いつも通り勤務をして、それ以外の時間で転職活動の時間を作らないといけないため、使える時間は多くありません。

また、空いた時間の多くを転職のために使わないといけないという意味では、休む時間とかもあまりないです。
つまり、転職活動をしている期間に関しては、会社での通常業務と転職活動を両方こなしていかないといけないので、かなりタイトな生活になりがちで、体力的に厳しい可能性があります。

体力的に消耗が大きいと、会社での仕事と転職活動の両方に影響する可能性があり、どっちも中途半端というか、上手くいかないような状況になることも考えられます。

そういった状況を想定すると、会社を辞めてから転職活動一本に集中した方が、転職活動をやりやすいということは言えます。

体力的な面で言えば、ほとんど問題にすべき部分がなく、転職活動に集中できるのです。
会社の業務もこなしながらとなると、転職活動に集中することは難しいので、それが内定を取れるか?どうかの確率に影響するということもあるでしょう。

成功率で言えば、会社を辞めてから転職をしようと考えた方が高いと言えるのかもしれないです。
会社を辞めてしまうと、それによって精神面に影響することはあるとしても、物理的にとれる時間が多くなることで生まれるメリットもあるということになります。

転職活動をした結果、満足のいく成果を収めるためには時間が絶対に必要で、その点において有利な会社を辞めてからという方法は評価できる面もあるわけです。

転職活動をするために必要な時間を確実に確保できるという部分は、体力的に問題ないような、コンディション的により望ましい状況で面接を受けられる可能性が高まるわけですから、転職活動を成功に導くために欠かせないポイントと言えるでしょう。

また、すぐに人がほしいという会社があった場合に、面接を3日後にやりたいから来てもらえますか?という依頼があったとします。

会社に勤めている状態で転職活動をしていれば、この依頼には対応することはまずできないことでしょう。急なものに対しても柔軟に対応することができ、担当者にいい目で見られることになります。これは会社を辞めてから転職活動を行っているからこそできることです。

 

仕事を辞めてから転職活動を行うデメリット

 

焦りが生まれる

反対にデメリットは2つあり、1つ目は無職の期間が長引くと焦りが生まれるということです。

会社を辞めてから転職をしようとすると、後がない状況でやるわけですから、長期に及べば及ぶほどどんどん不安が大きくなります。

なかなか内定が出ないと、この先自分は一生新しい会社で働くことができないんじゃないか?という不安まで生まれる可能性があります。

すると、その不安は次第に焦りに変わるということが考えられ、焦りは失敗につながる可能性も含んでいるのです。

長期的に転職活動をしないといけない状況になると、焦りが生まれないということはなかなか難しく、誰でもそういう気持ちになりがちですが、焦りの気持ちがあると早くなんとかしないといけない、内定をとらないといけないという気持ちが先行します。

すると、冷静に考えるということがしづらくなり、内定が取れない原因を分析したりすることができなくなります。
次第にその焦りは怒りに変わることもありますから、何で内定が取れないんだ?と自分を責めたりすることもあるのです。

そこまでいくと精神状態が通常ではないので、内定を取れるような状況ではないと、客観的に言えるのではないか?と思います。
こういう悪循環に陥ると、そこから元に戻すことは厳しいと言えます。

内定がなかなかとれないと焦りが生まれるのはしょうがないわけですから、その焦りがどんどん大きくなっていくと、その状況で冷静になって考えられる人は少ないと言えます。
会社で働いている状態で転職活動をしている人ならば、焦りが生まれても小さいでしょう。

転職活動が上手くいかなくても、無職になることはないのだからという気楽に考えられる部分もありますから。
だから、焦りが生む悪循環というのも、会社を辞めてから転職活動をするときに発生するデメリットになるわけです。

また転職活動には資金がかなり必要になりますし、失業保険が出るまでには時間がかかりますので、貯金を切り崩しながら活動を行うことになります。資金に余裕がなくなると焦りが生まれて転職先を妥協していく可能性があり、自分の勤めたかった会社とは程遠い会社に転職してしまうといったこともあります。

 

ブランクが長引くと転職が成功しにくい

2つ目は転職活動が長引けば長引くほど転職がしにくくなります。半年、1年となっていけば履歴書に空白期間が生まれ、面接官にこの期間は何をしていたのですか?という質問が必ずされて返事に困ってしまうことでしょう。面接官の印象が悪くなってしまいます。

 

会社を辞めてから転職活動を行うと精神的にプレッシャーがかかりやすい

転職をするときには会社を辞めてから行うという方法がありますが、これを実行すると精神的に影響が大きくあるのです。

これは会社を辞めてから転職を行う際のデメリットになりますけど、後がない、追い込まれた状況になることがあります。

会社を辞めるということは、無職の状態で転職活動をするため、当然ながら内定がもらえないと無職という状況がずっと続くことになります。

無職であることや無職期間が長く続くということは、世間体を考えるとかなり辛いと感じる人が多いと思うのです。
すると、序盤で内定が出てくれれば特に問題はないかもしれませんけど、なかなか内定が出ない状況が続くと、それはどんどんプレッシャーがかかってきます。

内定がなかなか出ない人が考えることと言えば、このままずっと内定が出ないんじゃないか?という不安です。
そして、その不安というのは長期間続けば多くなりやすいので、プレッシャーのかかり具合も大きくなるということになります。

まとめ

 

仕事をしながら、退職してから転職活動を行うメリットとデメリットについて述べましたが、一番大事なことは活動を続ける精神力です。前向きな気持ちで転職活動をできるのはどちらかを考えた場合に、仕事をしながら転職活動をしたほうがいいでしょう。時間を見つけるのには苦労すると思いますが、収入という安定剤がある以上、精神的に余裕をもって転職活動を行うことができます。