近年ではブラック企業が蔓延していて転職を考えている人も多いです。

残業、休日出勤、パワハラ、セクハラ、過度なノルマ、人間関係など会社を辞めて転職を考えるきっかけは様々あると思いますが、通勤時間の長さを考慮している人はあまり多くないのではないかと思います。

しかし通勤時間を考慮して会社を辞めたり、また新たな会社へと転職する際にも通勤時間を考慮することはとても重要なことです。

そこで、なぜ通勤時間を考慮することが重要なのかについて詳しく述べていきます。

 

通勤時間が長いと時間を浪費する

 

一見して当たり前なことを言っているようにも感じるかもしれませんが、通勤時間が長いと時間の浪費が激しいです。

週休2日制の会社だと週5日通勤することになり、帰宅時間も考慮すると片道10回分も移動をすることになります。

例えば自宅から会社まで30分かかる職場と10分かかる職場を比較してみましょう。

30分かかる職場は、片道10回分で300分、つまり5時間です。

一週間のうち5時間を通勤、帰宅に費やしていることになります。

それでは10分ではどうでしょうか。

片道10回分で100分、つまり1時間40分です。

一週間のうち1時間40分を通勤、帰宅に費やしていることになります。

一週間の間だけで3時間20分も差が出来てしまうのです。

これが1カ月になるとどうでしょうか。

3時間20分を約4回分とすると13時間20分になります。

1年だと13時間20分を12回分なので160時間になります。

つまり通勤時間30分の人は、通勤時間10分の人に比べて1年のうち160時間を無駄にしているということになります。

1日当たりの時間では大したことのない差かもしれません。

しかし少しの積み重ねでも長い目で見ると、通勤時間が長い人は相当自由な時間を奪われているということがわかります。

通勤中に比較的座ることができる人だと、睡眠や読書の時間に当てるなどもできます。

ただ立つことが多かったり、満員電車だと有意義に使うことも難しいことから、通勤時間が長いほどまるまる移動だけで時間を使うことになります。

通勤時間が短いほど疲労も増えてくるだけではなく、自由な時間も少ないので労働時間が長いほど趣味も持ちにくいです。

独身だと仕事して帰宅するだけでも大丈夫な人もいます。

ただ家庭を持ちますと、家族と過ごす時間も大切になることから、通勤時間が長いとその分の時間も削るようになってきます。

中には通勤時間を短縮しようと、職場から近くの地域に引っ越すことを検討することもあります。

近年は他の家族も働いていたり、住居環境が良かったりしますと引っ越すこと自体躊躇してしまいます。

その為、仕事にやりがいがあれば別の話しとなります。

そうでなければ転職した方が自分の時間として、確保することも可能になってきます。

通勤時間が長いと金銭的に損をする

徒歩や自転車のようなお金のかからない通勤方法なら良いですが、遠い職場だとどうしても公共の乗り物や車を使うことになってしまいます。

当然公共の乗り物は目的地が遠ければ遠いほどお金がかかりますし、車の場合も遠ければ遠いほどガソリン代がかかります。

例えば転職する前は片道300円、転職後は片道200円の職場になったとしましょう。

すると片道100円の節約になります。

週休二日制の会社は週5日勤務なので、片道10回分ということになるので、一週間で1000円の節約になります。

同様に1カ月だと4000円の節約、1年だと48000円の節約になります。

片道だけ見るとたったの100円の節約にしかなりませんが、1年間を通してみると約50000円の節約になるわけです。

50000円があれば大抵のものは買えます。

また贅沢しなければ一か月分の食費も50000円以内に収まるでしょう。

片道100円の節約を積み重ねることでこれだけ大きなお金が浮くのですから毎日の通勤にかかるお金を考えることは重要なことです。

また200円、300円と節約することができれば、年間で10万、15万と節約することができます。

それだけ通勤時間が長い人は、毎日の積み重ねで交通費がかなりかさんでしまっていることがわかります。

会社から交通支給がある場合でも、金額の制限が設けられていても制限から超えてしまえば、その分は自腹になってしまうこともあります。

交通費を全額支給する企業もありますので、元々そういう企業で働けば、交通費の自腹になることもないです。

ただ仕事が終わったあと、寄り道として飲んだりしてうっかりと終電がなくなってしまったいうこともあります。

そうするとタクシーを利用し、高い料金を支払うこともあります。

また職種によっては、すぐに職場に来ることができる人材が欲しいケースもあります。

その場合は、通勤時間が長いと分かりますと、採用する前の面接時で断ることもあります。

通勤時間が長いほど交通費だけではなく、転職するにしても採用されないリスクもあるので、通勤時間が長い職場は避けたほうが良いのです。

通勤時間が長いとストレスが溜まる

朝出勤して夕方~夜に帰宅する生活を送っている人は、電車の場合は満員電車の中で通勤、帰宅することになります。

また自動車で通勤している人は、道が混んでいる中で通勤、帰宅しなくてはなりません。

前日にしっかりと睡眠時間を確保しても、通勤時間が長いとそれだけでも体力を使ってしまうことから、仕事をする前に疲れてしまいます。

また定時に仕事が終わり帰宅をしても、職場から自宅までの距離が長いほどその間はリラックスすることもできないです。

満員電車、道路の渋滞、これらはストレスにしかなりません。

通勤時間が長い人は短い人よりも、より長い時間満員電車や道路の渋滞などのストレスにさらされ続けることになります。

通勤時間が長ければ長いほどストレスを溜めこんでしまうということです。

通勤時間が短い人は、満員電車に乗っていても1駅または2駅程度のことから、一瞬のストレスを感じるだけですみます。

ストレスを抱えることは病気にもつながりますし基本的にデメリットしかないので、そういったストレスを減らすためにも通勤時間、帰宅時間は減らすことが重要なのです。通勤時間が長い人は気を付けましょう。

寝不足なりがちになってしまう

朝早く起きるのが苦手ではない人でも、通勤時間が長い人はその分だけ逆算してから支度する時間を作らないとならないです。

公共交通機関を使っていても、住んでいる地域によっては頻繁にバスや電車が来ないです。

時刻表に合わせながら家を出ないとならないことから、9時に始業だとしても5時や4時台に起きて支度しないと間に合わないということもあります。

同じ職場で働いていますと仕事がある日は、同じような生活をしないとならないです。

朝起きるのが苦手ではない人でも、体調や気候によってはもう少し長く眠りたいということもあります。

また通勤時間が長い人は、帰宅時間の方が運転している本数が少ないということもあります。

その為、行くよりも時間が長く掛かってしまったというケースもあります。

帰宅する時間を気にしてしまいますと、残業するにも大変です。

飲み会や打ち上げなど、同じ職場の人のコミュニケーションも難しくなります。

それでも頑張って、残業や飲み会に参加をする人もいます。

その分、帰宅する時間が遅く睡眠時間も削ってしまうので、寝不足になってしまうこともあります。

 

家族とのコミュニケーションが取れない

家族がいて通勤時間が長いと、短い人と比べてコミュニケーションを取る時間が少なくなってしまいます。

とくに子供の年齢が小さいほど、夜は早い時間帯に眠ってしまうことから、自宅した時にはすでに子供は眠ってしまいます。

朝も子供が起きる前に通勤しないとならないことから、仕事の日は寝ている姿しか見たことがないということもあります。

コミュニケーションが少ないと、変化する他の家族の考え方や嗜好などにも気づきにくいです。

話題があって盛り上がっていても、自分が分からないことだったら話に加われないこともあります。

また共働きですと、子供が小さいほど家事や育児に関しても理解を求められることもあります。

休日に頑張って、コミュニケーションを取ればまだ良い方です。

ただ、仕事で疲れてしまって休日は眠ることが多ければ、交流時間がさらに減ってしまうことから、家族の心が離れてしまうということにも繋がります。

通勤時間だけが長いだけで、給料や福利厚生が良ければ理解することもできます。

そうでなければ、転職することによって改善するケースもあります。

 

緊急時に帰宅することができない

緊急時というと災害やトラブルによって、電車による交通機関が乱れてしまったというケースもあります。

通勤時間が長いほど、帰宅することが困難になってしまいます。

最近は災害によっては、無理に帰宅するよりも安全な所へと避難する方が適切とされています。

しかし電車による交通機関が乱れてしまった場合には、バス停もタクシー乗り場にも列ができていることから、通常よりも通勤時間が掛かってしまいます。

緊急時に備えて、自転車での通勤や1度徒歩で帰宅できるルートを確認するという方法もあります。

ただ通勤時間が長い人は、徒歩で帰宅するにしても、何時間もの時間を費やさすことになります。

災害の状況によっては道路を歩くこともできますが、通常よりも交通網が乱れていますので、通勤時間が短い人よりも自宅まで辿りつくことが難しいのです。

 

まとめ

以上のことから、いかに家から近い職場を選ぶかによって時間と自由な時間とまとまったお金、ストレスの軽減など様々な恩恵を得られることがわかります。

実際、近年ではブラック企業の残業が問題視されています。

しかし残業が多少あっても通勤時間が短ければ比較的早く帰宅することができます。

逆に残業が少なくても通勤時間が長いと、結局家に帰る時間は遅くなってしまいます。

また交通費が支給される会社もありますが、支給されない会社もあります。

会社から支給される人はお金の面では問題ありません。

しかし時間、ストレスの面は改善が期待できませんので、なるべく家から近い職場を選ぶことが重要になってくるでしょう。

通勤時間が長いにも関わらず、交通費が会社から出ないという人は、一度自分が払っている交通費を計算してみましょう。

自分が思っていた以上に交通費が生活を圧迫しているかもしれません。

「交通費が生活を圧迫している」

「自由な時間を増やしたい」

と言う人は転職をして自分の家から近い職場を選ぶことをオススメします。