昨今、ブラック企業が蔓延していると言われている世の中です。その中にはブラック企業を辞めてホワイト企業への入社を目指して転職活動をされている方々もいらっしゃるかと思います。しかし、具体的にホワイト企業を見つけるにはどうすれば良いか、わからない方も居ると思います。

人によってホワイト企業の定義は異なってきますが、転職活動で自分にあったホワイト企業を見つけるには幾つかの手立てがあります。ここでは、転職活動でホワイト企業をどのようにして見つけることができるのかを、まとめてみたいと思います。

ホワイト企業の条件

ホワイト企業に入社したいとは誰もが考えることですが、ホワイト企業というのはきっちりとした定義がありませんし、人によってホワイト企業の定義は異なってきます。

しかし、ホワイト企業にはおよその共通点があります。具体的には「年間休日が120日以上ある」「有給休暇の消化率が高い」「時間外労働が限りなく少ない」「離職率が低い」といった共通項目です。

特に昨今の情勢ではライフワークバランスや働き方改革が叫ばれている世の中だけあって、その中で休日の確保や時間外労働の削減を取り組んでいる企業は、多くの人にとってホワイト企業であると考えられます。また、人件費に余裕のあるホワイト企業であれば福利厚生が充実していたり、育休や産休、帰省旅費や休暇などが整っているなども見受けられます。

こうした条件が出せる企業は業績が良い

一見するとこうした年間休日や有給休暇の消化率、時間外労働の多寡は会社の業績と関係無いようにも見えます。しかしながら、少し考えてみれば、休みが少なかったり時間外労働が多い会社というのは、少ない人数で多くの仕事を回しているということになります。

そういった会社は、普通に事業を回していては赤字になってしまうため、人件費を削減して少人数で仕事を回したり、サービス残業をしないと経営が成り立たなくなっている可能性があり、これは昨今問題となっているブラック企業に当てはまると言えます。逆に言うと、きちんと年間休日や有給休暇を確保し、時間外労働をする場合は残業代もきっちり出すことができる企業というのはそれだけの人件費を捻出する余裕がある企業ということであり、転職活動ではこういったホワイト企業を狙っていくべきです。

気になる会社の募集人数をチェックしよう

既に転職活動を始めていて、いくつか求人をチェックしているという方であれば、その求人の募集人数を見てみましょう。

新卒採用は別ですが、中途採用であれば離職率の低いホワイト企業の1件あたりの募集人数は多くないはずです。逆に募集人数が10人以上であったり、会社の従業員数と比較して明らかに募集人数が多い場合は大量採用・大量離職である可能性があるので警戒しましょう。また、長期間ずっと求人が出されている会社も警戒しておいた方が良いでしょう。

ホワイト企業は面接の逆質問で確かめよう

休みが多く条件の良い企業がホワイト企業であると言っても、実際にその会社の人に会ってみないとわからないものです。面接を受ける際には、面接官の雰囲気を感じ取るようにしてください。本当にホワイト企業なのであれば、面接官の雰囲気も生き生きとしているか、穏やかな雰囲気であるはずです。

逆に、面接官がなんとなく疲れていたり、トゲが立ったような雰囲気である場合、その会社はあまり良い会社では無い可能性があります。選考時に逆質問ができるのであれば、その会社の離職率や職場の雰囲気、社風などを質問するようにしましょう。ホワイト企業であれば、離職率は限りなく低いはずです。転職エージェントを利用しているのであれば、エージェントの担当者を通じて企業に確認するのも手です。

 

人によってホワイト企業の許容度は異なる

ホワイト企業と言っても、人によっては残業がゼロであって始めてホワイトだと思う人も居れば、月に20時間ぐらいまでは全然大丈夫、という人もおり、ホワイト企業の定義は人によって異なってきます。

多少残業が多くても社員が生き生きと働いている会社もありますし、仕事が大変でも社員がやりがいを持って仕事を楽しんでいる会社もあります。自分なりのホワイト度の尺度を持っておくことが大切です。

最後に

以上、転職活動でホワイト企業を見つける方法をいくつか紹介しました。ホワイト企業はきちんと利益を上げていて業績好調であり、そのため総じて休日数や有給消化率が高い傾向にあります。そういった企業は従業員の満足度も高く、得てして離職率が低い傾向にあります。こういった点を抑えて求人を探していけば、ホワイト企業の求人を見つけることができるでしょう。

また、選考時には会社の雰囲気を知って自分の肌に合う会社かどうかを見極めることも大切です。この記事の情報が少しでも求職者の方の参考になれば幸いです。