会社を辞める時、なかなか言い出しづらいですよね。

離職する理由はさまざまですが、一般的に、会社を辞める理由のトップが人間関係がだと言います。

辞める理由が人間関係だったら、なおさら言い出しづらいですよね。

そしてなるべく辞める時にはもめたくないものです。

今回は相手も自分もすっきり、無駄な言い合いや不毛な引き留めを避けられる辞める理由をご紹介します。

 

夢を叶えるため

 

まずオーソドックスなものとして、「昔からの夢を叶えるため」という理由があります。

これは最もらしい理由ですし、多くの人が退職の理由として挙げるものです。

具体的には、「就職活動時の第一志望の業界で働いてみたいから」、「この職場で働いているうちに興味を持った業界があり、そちらで働いてみたいと思ったから」などの理由が使えると思います。

上司も部下の夢のためなら文句は言えないと思いますし、個人の人生を尊重する必要があると思います。

ここで注意をしなければならないのは、夢を理由に退職する際、今の職場で出来ることは理由に挙げないことです。

たとえば、同業他社への転職の際は要注意です。

夢のためという理由自体使うのが難しいですが、同じような仕事内容ですと「この職場でも出来るのになぜ退職をするんだ」と言われてしまう可能性があります。

そのような場合は、「就職活動の際に第一志望だった会社で働く夢を叶えたかった」などの理由をつけましょう。

 

新しい転職先がみつかっている

 

一番シンプルなのは、すでに新しい職場がみつかっているケースです。
上司が引き留めにかかるということは、あなたはそれだけ優秀な人材ということでしょう。
優秀な人材ならば他からオファーがあって当然です。
今より条件が良い職場があれば、そちらに動くのも従業員として当然です。
言い方としては、「こちらとしてもこの会社になじみがあるので、心苦しいですが。。」
と一言付け加えると上司も納得してくれるでしょう。

さらに引き留められた場合は
「残念ですがもう決まってしまった事ですので、先方に迷惑をかける訳にも参りません」
と伝えてみましょう。
上司も相手の会社と直談判してまであなたを引き留めることはないのではないかと思います。
むしろそうなった場合、あなたは今よりより好条件の待遇が期待できますので、かえってよいでしょう。

 

家族の理由

 

例えば、家族で引っ越すことになった、パートナーの転勤についていきたい、両親の介護のために田舎に帰る、などといった理由だったらそれ以上上司も追及できません。
家庭内のはなしになるので、むこうも聞きづらいと思います。

 

特に介護離職は年々増加しているので、意外とすんなりと受け入れてもらえるのではないでしょうか。

実際には介護をしていなくても、理由にするのは問題ありません。
本当に介護をしているかどうかを探ってくる上司はいないと思います。
介護、と一言言ってしまえば、それ以上の説明は基本的には必要なく、上司の世代も抱えているはずの悩みなので、すんなり受け入れてもらえるかと思います。

転職先が実家の近くであれば、「家庭の事情でどうしても地元に帰らなければならなくなった」という言い訳が出来ると思います。
この理由は、既婚者独身者共に使えるのでいざとなったは使ってみる価値はあります。

親が地方の田舎にいる場合、「実家から通ってくれ」ともいえる訳もなく、物理的に移動してしまうので、「こしらとしても仕方なく。。。」といった姿勢で話を切り出すと、むしろ同情してくれる場合があります。

又、共働きも増えている中、片方が転勤になってしまった場合、別居を避けるために転職する人も増えるでしょう。
パートナーとの関係がかかわってくると特にデリケートになってくるので、さすがに上司もパートナーと別居してまで今の会社に残ってほしいとは言えないはずです。

更に、パートナーのほうが収入が上の場合、世帯収入を考えたときに優先するのは当然パートナーの仕事ですよね。
「世帯収入が不安定になってしまいますので」と伝えれば理解を示してもらえるでしょう。

「転居することになり今の職場が遠くなった」、「子どもの教育のため仕事を変える必要がある」などの理由も効果的です。
基本的に、上司は部下の家庭の事情まで突っ込んではこないはずですので、必要以上に退職理由を聞かれたら適当にあしらっても大丈夫です。

「家庭の都合での退職」は、一見最もらしい理由に聞こえますが、実際は特に退職理由がない人が理由づけのために言っていることが多い傾向があります。

しかし、家庭の都合と言われたら心ある上司なら深く理由を尋ねづらいでしょう。

本来、退職理由を根掘り葉掘り聞くことは好ましくありません。

それにも関わらず、退職理由を探って引き止める上司が多いことも事実です。

家庭の都合と答えておけば、無難に退職できると思います。

体調を理由にしてしまう

 

これから同じ業界で働く予定がないのであれば、最終手段にはなりますが、体調を理由にしてしまうののありです。
体調のこととなれば、上司(特に上司が異性の場合)は上司も深く理由を聞きづらくなりますし、こちらも最小限の説明で良いでしょう。

多いとされているのは慢性疲労や、自律神経系の病気です。
特別休暇や特別な配慮を求めているわけではないので、医師の診断書もいりません。万が一請求された場合は断る権利がありますし、「診断書も高いので。。」と言ってしまいましょう。

上司としても体調がすぐれない、又は病気をかかえている社員は厄介なので抱え込みたくないはずです。
いつ体調が悪化して、いきなり休まれるかわからない社員は、上司からすると爆弾をかかえている様なものですから、むしろ引き留めるどころか、あなたが会社をやめることに積極的になってくれるかもしれません。

そうなれば、上司のサポートもあり、円満に会社を辞めることができるので、あなたも精神的負担が軽減されるでしょう。
更に、上司がさらに上役にあなたの離職理由を報告する際も、「なで引き留められなかったのか」と追及されることもなく、丸く収まるかと思います。

ただし、同じ業界では 「うつ病じゃないか」 「本当は癌なのでは」 等と不要な詮索を受け、うわさが広まってしまう場合があるので、要注意です。
特に女性同士の場合は女性特有の病気もあるので、あらぬ噂をたてられる覚悟は必要ですが、離職して顔を合わせないのであれば、すんなり辞められてよいのではないでしょうか。

 

「旅に出ます」と言ってみる

退職の意思表示をする際、上司はなんとか残ってほしいと思っています。そして退職理由を聞いて、それを否定してきます。

例えば「残業が辛い」と言えば「甘ったれるな!これくらい他の会社でも普通だ」と言う風に辛いという感情を否定してきます。

また「人間関係が良くない」と言うと「どうせ他の会社でも人間関係を築けないだろうから辞めるな」など、辞める理由を否定してきます。

しかし「旅に出ます」という理由を上司に向かって言うと、上司は否定のしようがありません。

「ああ、こいつついに頭がおかしくなったか」と思われ、呆れて物も言えなくなるでしょう。

「旅に出ます」だけでなく、呆れて物も言えなくなるような理由を言うとかえって効果的な時もあることを覚えておきましょう。

どうしても辞められない時の必殺フレーズ

何を言っても辞めることが出来ないという場合、「宗教活動が忙しくなってきたので仕事を辞めます」というフレーズを言うと、ほぼ確実に辞めることが出来るでしょう。

それどころか、上司から「頼むからさっさと辞めてくれ」と懇願されるかもしれません。

何を言っても辞めることが出来ないという事は、あなたが「会社に害を及ぼすことがなく会社に貢献してくれる人材」であるという事です。

このような人材は会社は手放したくないと思いますが、逆に「会社に害を及ぼす人間」「会社に全く貢献しない人間」はむしろ早く辞めてほしいと上司に思わせることが出来ます。

そこで、宗教活動をしているということを会社に伝えることで「会社に害を与える人間」であるという事をアピールすることが出来ます。

当然ですが宗教活動をしている人間を会社に残すことは会社にとってまずいことになります。なぜなら宗教勧誘を始められる恐れがあるからです。

中には悪影響を及ぼさない良い宗教もありますが、ほとんどの人は宗教=危険であるという認識を持っています。

そのため上司は「会社に害を与える」だけでなく、「自分にも宗教勧誘が来るかもしれない」という恐怖心にかられます。

こうなると当然上司からすると、「早く会社を出ていってほしい」と思うでしょう。

どうしても辞めることが出来なくて苦しんでいる人は、是非「宗教活動をしている」という旨を伝えてみてはいかがでしょうか。

 

実際に会社を辞めてみた実体験

最初に事実を伝えてみた

うそもつかなくていい、この理由でやめることができるということは、上司や会社といままで良好な関係性を築けて行けていた証拠だと考えます。

女性であれば、結婚、妊娠、出産などがあげられますし、男女ともに考えられるのは、収入への不満、拘束時間、やりがいを追求したい、やりたいことが見つかったなど、あげられます。

歳をとってくると、動けなくなってきた。両親の介護、病院への送迎など、日々変わってくるライフスタイルに合わせて、職も選ばなくてはならないからです。ホワイトな企業であれば大抵はこの理由で、問題がないとおもっています。

ただ、私も自身、専門学校を卒業後に就職した会社はブラック企業でした。朝は早く、人が足りなければ早番から遅番まで全てこなさなければならない。

残業代なんて入ったことはないし、まいにちの業務日報には定時の記入のみ。給料はあがらない。むしろミスをすれば減給される。ミスをあたりまえのことだと思われるかもしれませんが、毎日サービス残業で、まだ減らすのか…と当時は文句もいえないくらいでした。

休日出勤もあたりまえ、そんな状態でも私がやらないといけない、いなくては回らないというマインドコントロールのようなものにかかっていたのではないかと今では思います。

7年経ち、15時間にも及ぶ労働が週の大半をしめた頃、このままでは死んでしまうと思い、辞めます!と勇気を持つことにしました。

その時に理由としたのが、今のままでは辛いのでやめたいと事実を伝えました。しかし辞めることはできませんでした。「残っている人間のことはどうでもいいのか、無責任だ」といわれました。

 

「転職活動をしている」と言ってみる

また日はすぎました。次にしばらくたった後、また新しい理由を考えました。
「いま、就職活動をしています。いい所がみつかればいくつもりですので、人員の補充をして欲しい。」
と伝えました。やっと本気なのだと伝わりました。

この際、一緒に伝えたのは、「必ず、引き継ぎは終わらせること、マニュアル化し、誰がみても同じよう仕事ができるようにしておくこと」これが最低限のマナーだと思います。

仮に会社や上司にひどいことをいわれても、会社に少なからずお金を頂き、また一緒に働いた同僚やパートの方に迷惑だけはかけてはいけないと思いましたし、無責任な人間とは思われたくはないという自分のプライドでした。

 

「新しいところがきまりました」と伝えてみた

それから数カ月。「新しいところが決まりました」と伝えました。辞める意思は伝えてあるので、1ヶ月~2ヶ月先を転職日として報告しました。それ以上はなにもいわれませんでした。ただ、ここでやっておくべきは、架空の転職先の、情報を頭に入れて置くことです。

調べられることはないとはおもいますが、「どこににまったの??」という話にならないとはいいきれないからです。私は聞かれたので、予め用意しておいた会社名を、伝えました。

 

2社目を辞める際、結婚を理由にやめてみた

けれど、前項の会社をやめた後、次の職を辞める時には私は
「以前からお付き合いしていた彼と結婚をすることになりました。またそうなりましたのは、彼の転勤が決まり、ついていこうと思います。」
という言い訳を実際に私も使いました。冗談で辞めないでといわれることはあっても、おめでたい内容なのですから、よほどブラック企業ではないかぎり快く退職を承諾してくれるでしょう。

 

まとめ

 

ポイントとしては、相手が言ってくるかもしれないことを事前に予測して対策を練っておくことです。
上にあげた3つの理由なら、深く詮索されることもありませんし、万が一追及してきたとしたら、ハラスメントにあたりますので、あなたは答える必要がありませんので安心してください。

会社は一回入ってしまうと根っこをはってしまうので、なかなかやめる事が難しく、辞める事のエネルギーを考えると、辞める事をやめる、なんて本末転倒になってしまいそうですよね。
そんなときには、上司も自分も楽な、無駄な言い争いがなく、上司にもすぐ納得してもらえるような理由を事前にいくつか用意しておくと安心ですよ。