仕事にやりがいを感じられない場合、まず必要なのはななぜやりがいを感じることが出来ないのかという原因を知る必要があります。

この仕事が自分にあっていないのではないか、向いていないのではないかなどと思う時はもう少し深く考えてみましょう。まず、その仕事の事を理解できているか。もし始めたばかりの仕事でその仕事の本質や真髄を理解せずただ向いてないと決めつけて止めてしまうと勿体ないものです。

また仕事自体にはやりがいはあるがその他の要素によってそれ以上のマイナス要因があり結果としてやりがいを無くしてしまう場合もあるかもしれません。そして、仕事の事も理解し他のマイナス要因も無くそれでもやりがいを感じれないのならば転職となるのではないでしょうか。

 

仕事に「やりがい」が必要な理由

そもそもなぜ仕事にはやりがいが必要なのでしょうか。

学生時代の就職活動を思い出してみてください。志望動機に「やりがいのある仕事がしたい」と述べた人が多いのではないかと思います。まだ学生で社会のことがわからない時期に、なぜ仕事にやりがいを求めるのでしょうか。

それは、日本社会が長年培ってきた悪しき風習が原因だと考えます。あなたも親世代から「やりがいのある仕事をしなさい」と言われた経験があるのではないかと思います。仕事とは、本来好き好んでやるものではなく、大抵の人が生活のために働いているものでしょう。

本当に好きな仕事に就ける人は一握りです。そうでない人にとっては、家族を支えるための仕事なので、仕事自体が好きなわけではありません。

特に家庭を持つ男性の場合は、家族を養うために大変な仕事に就く人が多くいます。現在では転職が当たり前なので、辛いと思えば職を変えれば良いですが、今の50代以降は1つの仕事を定年まで続けることが当たり前でした。

彼らにとっては、「やりがい」が仕事を続ける1つの理由だったのではないかと考えます。やりがいを感じなければすぐに辞めてしまいたいぐらいの仕事を、理由を付けて続けていたのです。

そのような世代の感覚が現在でも受け継がれているのでしょう。

しかし、仕事とは本来お金を稼ぐ手段だと思うので、やりがいは二の次です。やりがいを感じる必要などなく、感じられなくてもさほど問題はありません。

あなたにとってお金が大切であれば、やりがいを感じる仕事に就く必要などなく、なるべく稼げる仕事に就いた方がストレスを感じずに済むと思います。「仕事にやりがいは必要ない」というスタンスで働く方が、案外単調な仕事でも長続きするのです。

 

 3.4年目の時期はやりがいを感じられなくなる

今の仕事を始めて1.2年の頃は、やりがいというよりも仕事に慣れることに必死だったと思います。社会人になり、全く初めての状態から仕事を教わることは、ある意味新鮮な体験です。

出来る、出来ないではなく、全てを吸収しなければならない時期なので、やりがいを感じた経験は恐らくなかったのではないかと考えます。

しかし、仕事に慣れ始める3.4年目の時期は、仕事がマンネリ化し始める時期です。学生でいうと、「中だるみ」の時期に当たります。この時期に部署異動などで職務が変わった人は幸運です。

なぜなら、また一から仕事を覚え直さなければならないので、中だるみをしている暇がないからです。むしろ、職務が変わっても年次はいっているので、新入社員よりもより早く成果を上げなければならないプレッシャーにかられていると思います。

しかし、部署異動がなく同じ職務を続けている人にとっては、仕事のマンネリ化によりやりがいを感じられなくなっていることでしょう。単調な仕事であればあるほど、仕事をしている意味が見出せなくなってしまいます。

このような人の特徴として、「何のために仕事をしているのかわからない」「この仕事が社会に必要とされているのかわからない」と感想を持つ人が多いことが浮かんできます。

確かに彼らの言い分には一理あると思います。

同じ仕事をずっと続けることが、やりがいを失わせてしまうことにつながるのです。そのため、仕事にやりがいを感じさせられなくなっている人が増加します。

仕事への理解

 

仕事の真髄を理解できているかどうかを考えたことはあるでしょうか。多くの人が新入社員時代に味わった事があると思いますが、目の前の仕事を処理するのが精いっぱいになり周りが見えていないという状況はよくあります。これはその仕事に慣れていない頃にはよくあると思います。

これではその仕事の全体像が見えずただの作業マシーンでしかないためやりがいを感じることは難しい状況と言えます。ではどうすればいいのか、ということですが簡単です。仕事に慣れ、仕事の範囲を広げ、全体像を把握し、自分の仕事がどのくらい役に立っているのかを理解すればいいのです。

しかし言うは易し。どんな仕事でも実際には最低3年継続してみないと分からないと思います。実務経験が少ない方はもう少し続けてみてはいかがでしょうか。

例えばコンビニバイトを思い浮かべてください。最初は品出しやレジ打ちのやり方を覚えるのに精いっぱいかもしれません。しかし仕事を覚えていくうちに、どのような商品がどのタイミングで売れるのか分かってきます。そしてその要因を考えるうちに仕入れ商品を適正に発注できるようになります。

すると人の動き、物の動き、金の動きが分かり社会の動きが分かり、自分の店舗だけではなく多店舗経営への道まで見えて来た。それらに面白みを感じることができた。いつの間にかアルバイトで始めた仕事が正社員になり経営者になったというケースもあります。正直な話、どんな仕事であれその真髄を理解していればそこにやりがいを見出すことが出来る可能性はかなり高いと思います。最低3年、続けてみることをお勧めします。

 

やりがいが無くなる原因を探る

 

仕事の事はよく分かっているけれどもその他の要因によってやりがいが消されている場合です。例えば、こんなに頑張ったのに給料が少ないとか、頑張って働いているのに上司にバカにされるとか、同僚との関係がうまくいっていないなどです。

このような場合はどんなに仕事へのやりがいがあったとしても継続するのは困難ではないでしょうか。その他の要因についての解決策を練るべきです。給料の場合業界の相場を調べるともしかして自分の会社だけがブラックだった、なんて話もあるものです。

また業界相場通りだったとしても少ないと感じるならば自分でその仕事を企業してみるという選択肢もあるかもしれません。また長時間労働で楽しさよりも大変さのほうが上回っているというケースもあるかもしれません。

その場合さっさと労働基準監督署へ駆け込むというのも一つの手です。その場合、しっかりと情報を集めてポイントを整理しその上で労働基準監督署へ持って行かないとお役所仕事をされる可能性があることを付随しておきます。

上司や同僚とうまくいかないなど人間関係の場合は諦めが肝心。人間歳を取れば取るほど変われなくなっていくものです。

もちろん、例外となる事例はたくさんあるでしょうかそれに期待するには確率的にも宝くじを買った方がいいでしょう。当然ですが合わない人との関係を悩んでいるあなたはきっと自分が変わればいいと試行錯誤した後でしょうから、それでだめならどうしようもありません。

仕事を頑張ってその同僚や上司よりも出世してやるというだけの意地を張れるならば別ですが、そんな強い人間そうそういません。同業他社への転職や起業を視野に入れましょう。

 

やりがいを感じられないときの対処法

 

転職をする

 

仕事の内容も理解しているしその他の要因もマイナス要素はない。となれば転職しましょう。といっても自分に向いている仕事とはどんなものかを見つける旅になります。そう簡単に動き出すことはできないかもしれません。ではやりがいのある仕事を探すためにはどうすればいいのか。

自分の人生を振り返る事がやりがいを感じる仕事を見つける上でひとつのきっかけになるかもしれません。

今まで生きて来た中で楽しいと感じることができたのはどういう時でしょうか。それは頑張って勉強してテストが上手く行った時、友達と遊んでいた時、青春を部活に捧げていた時、いろいろ思い浮かぶかもしれません。では、勉強して上手くいったという経験をもっているあなたならばコツコツ頑張って報われる仕事を探すのがいいかもしれません。友達と遊んでいた時を思い浮かべたのならば、他者との関わり合いを大事にする性格なのかもしれません。であるならば人と関わる仕事がむいているのではと考える事ができます。

そうやってそして次に大事なのが待遇面を考慮する事です。せっかくよさそうな仕事を見つけても二つ目の事例のように異常に給料が安いとか異常に長時間労働であったりするとせっかくの仕事にもやりがいを感じれなくなります。その点にも十分気をつけて転職先を探してはどうでしょうか。

趣味を見つける

仕事にやりがいを感じられない人の特徴として、趣味がないことが挙げられます。

このようなタイプは、何のために仕事をしているのかが分からなくなっている人が多いです。

しかし趣味を見つけると、休日に趣味を楽しむために働こうという考え方が生じるので、結果的に仕事にやる気が出るようになります。

趣味は、友達とのランチや旅行、アーティストのライブ、スポーツなど何でも良いです。何か1つ夢中になれる趣味を持ちましょう。趣味が生きがいになり、仕事にもやりがいが出るようになると思います。

 

最後に

 

今の仕事にやりがいを感じれない時の対処法としてまずは原因を探りそしてその原因にあった対処法を選択する、という事になります。いかがだったでしょうか?少しでも仕事について考えるきっかけとなったなら幸いです。