転職活動中の方、そしてこれから転職をしようか考えている方は、きっといろんな悩みがあると思います。
「現在の会社よりもストレスの少ない職場に行きたい」とか、
「もっと自分の能力を評価してくれる会社に入りたい」とか、

単純に「今よりも稼げる会社に行きたい」など、さまざまな視点から転職活動をしていくと思いますが、残業や、休日出勤については、どのように考えていますか?
面接では、「残業はどのくらいやれますか?」とか「休日出勤は出来ますか?」などと聞かれることもあります。
みなさんは、どのように答えますか?

転職理由

転職する理由は、人それぞれだと思います。
「仕事の内容や会社には不満はなかったけれど、人間関係がうまくいかなくて辞めたい」という人もいるでしょうし、「家庭の事情で、時間の融通が利く職場にかえたい」なんて方もいるでしょう。
「趣味の時間や、家族や友人との時間を多く作りたい」という理由で残業の多すぎる今の会社を辞めようと考えている人もいるかもしれません。
そんな、転職理由によっても残業や、休日出勤についての対応・考え方は違ってきますよね。

働き方

転職するとき、一番に決め手となるのはやはり、「今よりも、良い会社へ」ということだと思います。
せっかく転職したのに、「前の会社の方が良いことだらけだった」なんてことになったら悲しいですものね。

その人にとっての優先順位、大切にしたいことは何なのかが大切なことだと思います。
「何を我慢しても、多くのお金を稼ぎたい」という人はきっと喜んで残業や休日出勤もするでしょうし、「お金より、家族や自分の時間を確保したい」という人は、定時まではきっちり働いて、その後の時間は自由に使いたいと思うでしょう。

自分のスタンス

残業や休日出勤について、面接で質問されたときに、しっかりと自分のスタンスを伝えることが大事だと思います。
ここでは、一応「はい、出来ます」と元気に答えておいた方が採用してもらえるかもしれないと思って、本当は家族のためになるべく早く帰宅して、家のこともいろいろとやらなければならないのに、出来るふりをしてしまうと、たとえそれによって無事に採用が決まったとしても、あとで後悔することになります。

自分にとって大切なものは何なのかを、もういちど自分自身に問いただしてから面接に臨んだ方が、あとあとトラブルになるようなことも後悔することもないと思います。

その場しのぎで、相手の雰囲気にのまれて、本当の自分の気持ちとは逆のことを言ってしまうと、また、何年か後に転職活動をするはめになってしまうかもしれません。

労働基準法

最近は企業も、やみくもに残業させることは少なくなってきていると思います。
サービス残業なんてもってのほかですが、36協定などきちっと労使間で話し合いや契約がされていないと、監査が入ったりして、面倒なことになったりします。
残業時間の制限も、昔よりだいぶ厳しくなってきていますので、そのあたりのことも、自分なりにきちっと調べて、把握しておく必要があると思います。

ただ、会社の言いなりになるだけではなく、雇われる従業員側もちゃんとした知識を持っていなければ、あとあと泣きを見るはめになりかねません。
最低限のことは、知っておくようにしましょう。

残業代で稼ぐは古い?

上記でも書きましたが、今は昔ほど残業や休日出勤で稼ぐという時代ではなくなってきています。
月の残業時間や、休日出勤の回数なども、制限があります。その範囲の中での、残業のお願いや、休日出勤の依頼ならば出来る人は、気持ちよく引き受けていいと思いますが、「何時間でも出来ます!」なんて面接時に言ってしまうと、ブラックな会社では、本当に何時間でも働かされて体を壊したり、残業や休日出勤なのに、割増手当が付かないなんてことになってしまうもしれません。
後で後悔しないためにも、軽々しく答えないようにした方が良いのではないかと思いますよ。

出来ない理由

「残業や休日出勤は、できれば、あまりやりたくありません」なんて大人なんだから言えないなんて思ってしまう人も多いですよね。
確かに、面接では出来るだけ好印象を持ってもらいたいですから、「相手の要求には出来るだけ応えたい」と考えてしまうのは普通のことだと思います。

でも、定時内で責任を持って仕事を仕上げて、ミスなく仕事が廻せれば、残業や休日出勤なんてしなくても誰にも文句を言われる筋合いは無いと思うのです。

今は、「なるべく残業はしないで定時で帰りなさい」という会社も多くなってきていますので、残業や休日出勤は出来ないということに理由は必要ないのではないでしょうか?
残業や休日出勤をしなければならないような仕事というのは、そもそもの会社の姿勢が問われるべきことだと思います。
残業出来ない理由を、しつこく訪ねてくる面接官がいるような会社は、少し疑ってみたほうが良いかもしれませんね。

まとめ

会社も人も、みんなそれぞれの事情があるものです。
夜中に働かなければならない職業もあるでしょうし、早朝から動いていてくれないと困る仕事もあります。
休日もシフト制だったりと、いろんな会社があります。
交代制の勤務体制の会社なら、残業とか休日出勤の感覚もちょっと違うと思います。

だから、残業とか休日出勤の許容範囲について聞かれたときにどう答えるのが良いのかを考える前に、
自分にとって、どんな会社なら良いのかを考えるべきだと思います。
自分は、どんな働き方で、どのくらいのお給料がもらえて、どんな仕事内容だったら幸せになれるのか、それを考えたうえで、転職先を選んで面接に臨むべきでしょう。
そうすれば、変な策を練らなくても、おのずと答えは出るはずです。

自分に合った会社、自分に合った仕事、自分に合った働き方とはどんなものなのか、自分自身やご家族を話し合い、自覚することからなにもかもが始まるのではないでしょうか?
やりたい仕事と、出来る仕事にギャップが生じる場合も多いかもしれません。
向いていると思って始めた仕事が、思っていたのとは違ったということもあるかもしれません。
それでも、生きていくうえで仕事はしなくてはなりません。
出来るだけ自分が生きやすき環境で、仕事が出来る方が良いに決まっています。

残業や休日出勤も、みんながするから仕方なくするというのでは、ただストレスになるだけですし、残業させてくれるという話だったのに実際は、ほとんど定時で帰らされるなんてこともあるかもしれませんが、本当にこの会社に入りたいと思って入った会社なら、きっと頑張れると思います。
無理して、いやいや入った会社では、会社の良いところなど見つけられずにやる気も出ないまま、時間だけが過ぎてしまうことでしょう。
どう答えるべきかよりも、まず自分が入りたいと思える会社に出会えるように努力するべきではないでしょうか?
転職活動は、いろいろとストレスを感じるものです。

現在いる会社での状況や、これからの自分の生活スタイル、家族のことなど考えなければならないことが山ほどあって、早く次の職を決めてしまって楽になりたいと思ってしまうかもしれませんが、
焦らず、慎重に、自分の人生を考えて、一番良さそうな方向に一歩足を踏み出せたら、また違った視点でものごとが見えてくるかもしれません。
自分が幸せになるための転職活動をしてくださいね。